オーストラリアは憧れの国




西オーストラリアのシャークベイは冗談抜きで暑かった。
車の温度計が43度なんてざらにあったが、実際はもっと暑かったはずだ。
手を振ると熱い空気のかたまりを感じた。
僕が歩いた後を振り返ると、まるで水面に出来る航跡のように、空気の中に跡が残って見えるようだった。
地元のおじさんなどは何事もないような顔をして歩いているので「こういう暑さには慣れているんでしょうね」と聞くと「暑いにきまってんだろ!」と怒られた。
車のエアコンを最大限にしてもたまらなく暑い。
何処までも続く青い空と赤い大地を見続けているうちに、頭がボォ〜っとしてくる。
そんな時、4人の若い娘さんたちが視界に入った。






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いや、いや、こんなところでそんなものを見るはずがない、と頭を振ってみたがそれは僕の幻想ではなかった。
助手席にいたジャーナリストNさんは「マナブさん、撮りたいんでしょ」と言ったが、取材の途中だったので涙を拭きながら目的地へ向かった。

取材が一段落し、来た道を引き返すとビキニの女神様たちはまだ同じ場所にいた。
「Nさん、これって、おいで、おいでしてますよね。撮りなさいって神様が言っていますよね?」
僕は彼女たちのもとへ向かった。(なぜか忍び足で)






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彼女たち4人はドイツの娘さんたちだ。
ワゴン車1台でオーストラリア中を旅しているらしい。
8ヶ月間の旅だと言っていた。
オーストラリアはヨーロッパの若者に人気の国だ。
オーストラリアを旅しているとドイツ、オランダ、スイス、デンマーク、ノルウェーの人たちとよくで出会う。
彼らヨーロッパ人にとってオーストラリアというのは対極の風景を持つ国らしい。
だだっ広く、恐ろしいほど乾いていて、人間が大らか、そして見たことのない動物が大地をピョンピョン飛び回り、ときどき車に衝突する。
オーストラリアは彼らの旅心を刺激する憧れの国なのだ。






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彼女たちのワゴン車の中を見せてもらった。
これにどうやって4人が入るのだろう?と首をかしげる恐ろしい狭さだったが、その隙間に僕も入れてもらって、一緒に旅をする夢を3秒ほど見てしまった。
こういうのを白昼夢というのだろうか?
きっと暑さのせいだろう。






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by somashiona | 2009-02-03 21:07 | デジタル

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