いくつになったら大人になるの?




オーストラリアで十代の少年少女と話をしていていつも感じることがある。
それは彼らがマチュアー(mature)だということだ。
マチュアーというのは「大人びた」とか「円熟した」「熟年の」というような意味だが、彼らを見ていると日本語で「大人びた」というよりも「マチュアー」という響きがピッタリくる。

一方、日本に帰国するたびに感じることは大人たちの幼稚さだ。
世界の中でこれほど言動、嗜好、価値観に大人らしさを感じない国民はいないのではないかと思うことがある。
マチュアーの反意語はイマチュアー(immature)、「子供じみた」という意味合いではチャイルディッシュ(childish)だが僕にとってこの場合、「幼稚」という日本語がピッタリくる。

悲しいことに日本ではテレビが日本人の価値観を作っているようだ。
どこのチャンネルを回してもお笑い芸人が番組を占拠し、政治や国際問題を語っている国など世界じゅうどこを探してもなかなかないだろう。
海外に住んでいるとこういうことが異常に感じる。
外国人が僕に真剣に質問する。
「マナブ、どうして日本では高級なスーツを着たビジネスマンが携帯電話にオモチャを付けてるの?」
「どうしてニュースや天気予報でぬいぐるみやマスコットが出てくるの?」
お願い、僕に聞かないで、、、。

東京に住んでいた時、あらゆる分野のフリーランスの人たちと働いた。
僕もそうだが学校を出て、どこかの会社に就職して、そしてフリーランスになるというステップを踏む人が多い。
その人たちに「いつフリーでやっていく決断をしたのか?」という質問をするとどういう訳かほぼ全員が27歳前後と答えた。
27歳。
社会に出てから仕事や人間関係で揉まれ、先輩や上司の生活を見て将来の自分を想像し、社会人、仕事人としての自信がつきはじめる頃。
きっとこのくらいの年齢になってからはじめて自分の将来を現実的に見ることが出来るのではないか。
日本の成人式は27歳で、という法律を作ってはどうか?
「お酒と煙草は27歳から!」そうなると成人式で暴れるお子様はいなくなるだろう。
どうすればマチュアーな少年少女を日本の中で増やすことが出来るか?
それは子供を育てる大人がマチュアーになるしかない。
どうすればマチュアーな大人になれるか?
自分のことも含めてなかなかいい答えが見つからない。
いったい、僕たちはいくつになったら大人になるの?








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by somashiona | 2009-03-28 09:42 | ソーマとシオナ

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