真実を知りたくないときもある




今日の写真はシドニーでゲイ・レズビアンパレードのマルディグラを撮った翌日のもの。
僕は都会の喧騒にまぎれこむと、いつもビルを見上げて歩く。
おのぼりさんのマネをする時、人は上の方を見上げキョロキョロするが、僕がやっているのもまさにそれだ。
タスマニアにはあまり高い建物がないので、ニョキニョキと立ち並ぶビルを見るとなんだか嬉しいのだ。






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疲れた首を休めるため、街の中心にあるハイド・パークに行った。
前の夜に人でごった返していた公園がウソのように静まり返っている。
そこで芝生に横たわる人間の姿が眼に入った。
天気のいい日の公園なのだから、芝生に寝転がる人がいてもおかしくはないはずだ、と一瞥しただけで公園の入り口の階段をそのまま歩いた。
が、なんだか引っ掛かる。
その理由の一つは彼が寝ていた場所。
公園の端の車がたくさん走り、人がたくさん通る道路のすぐわき。
大きな公園内、快適な場所はいくらでもあるはずなのに、どうしてこんな変な場所で寝ているんだ。
そして寝ているその姿勢。
気をつけの姿勢というかなんというか、身体が固まったような変な寝かただ。
どうも気になって、上がったばかりの階段を引き返した。

そして、まずは一枚、カシャ。






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なんだかデイヴィッド・リンチの映画に出てくるシーンのようだ。
ひょっとして酔っぱらっちゃって昨夜からここで寝ているのかな?
そうだとしたらマルディグラの後の大掛かりな清掃作業で多くの人がこのおじちゃんの周りでゴミを拾い、様子を確認したはずだ。

どんどん気になってきたので寄りでもう一枚、カシャ。






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見事な寝っぷり、、、、だよなぁ、、、?
っていうか、、、この人、死んでないよなぁ、、、、?
声かけてみようかなぁ、、、気持ちよく寝ていたのなら起こされて怒るかもしれないなぁ、、、。

そこで僕の携帯電話が鳴る。
あっ、いけない!待ち合わせの時間がもうすぐだ。
僕は急いでその場を立ち去ったので、真相は分からぬままだが、真実を知りたくないときもある。


















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by somashiona | 2009-12-21 20:35 | デジタル

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