ライティング101









写真の分野にもよるが、新聞や雑誌などエディトリアルな仕事をする人間にとってスピードライト(フラッシュ)(クリップオンタイプのストロボ)を使いこなせるかどうかは死活問題だ。
特に近年、デジタルカメラ高感度のクオリティ向上やスピードライトのパワーアップにともなって、以前ならスタジオで使うような重いストロボを持ち込んで仕事をしなければならなかったようなシチュエーションでも、スピードライトを使って素早い仕事ができるようになり、フォトグラファーに求められるスピードライトのテクニックは高まってきている気がする。
スピードライトの使いこなしは実に奥が深い。
フィルム時代、スピードライトをオフカメラ(カメラから離して)で使う仕事はいつだってあがり(ポジフィルムが現像され出来上がること)を見るまでは胃の痛くなる種類の仕事だった。
実際、大切なカットがオーバーだったり、アンダーだったりで、何度悔し涙を流したか分からない。
スタジオ写真のように入射式の露出計でいちいち露出を測ってシャッターを切ることなど許されない仕事がほとんどだったので、スピードライトを使った光がどうなるのかは普段の練習と勘だけがたよりだった。

スタジオでストロボを使ったライティングの本はたくさん世の中に出ているが、スピードライトの使い方に関する本で実用的なものはほとんどない。
海外でもプロが集まって写真の話で盛り上がる時、スピードライトのテクニックは人気No.1の話題だ。
頻繁に活用し、かつ、その度ごとに悩みの種になるからだろう。
そんなプロやアマたちがとても頼りにしているウェブサイトがある。
すでに僕のブログで何度か紹介しているが、「STROBIST」  というサイトだ。
プロたちが実際のアサイメント(仕事)でどんなライティングをし、どういう写真を撮ったのか、そのメイキングを図や写真や動画を使って解説してくれる。
このウェブサイトの話題は全てライティング、特にスピードライトに関わることだ。
このウェブサイトの中でライティング101というセクションがある。
英語圏で101(ワンオーワン)と言えば初心者向けの教室やコースを意味する。
さすがにプロとして仕事をしている人たちにとってこのライティング101の内容は当たり前のものだが、まだスピードライトを使いこなしていない人、スピードライトの効果的活用法が分からない人にとっては眼から鱗だろう。

ちなみに、スピードライトに関して僕が質問を受けると必ずこのSTROBISTというウェブサイト、そしてその中のライティング101を紹介するが、僕のとっておきの情報を教えた後で、ためになったとか、感動したといった感想を一度も聞いたことがない。
ためにならなかったのか?
いいや、そうじゃない。
いかにも僕らしく、自分勝手に考えると理由は2つだ。
一つはテクニックを知りたい、知りたいといいながら、心底知りたいという情熱がないこと。(ほとんどの人たちの知りたいという情熱はその程度のものだ)
二つ目の理由はそれが英語で書かれていることだろう。
確かに、日本人にとって英語の壁は厚い。
ネットで調べることが出来るほとんどの事柄は圧倒的に英語のほうが情報量が多い。
何か一つ単語を入れてみて、日本語で100しかヒットしないものでも、英語では軽く1万はいく。
世界の情報をいつでも、どこでも手に入れる環境が整った現代でも、やはり日本人は日本語の中でしか動き回らないようだ。
まあ、たとえ英語で書かれていようとも、本当に知りたければ辞書を引きながら読み進めるだろうが。

話はいつものように横道にそれたが、今日の本題はこのストロビスト(STROBIST)のライティング101日本語訳ヴァージョンを見つけたことだ。
flickrで「東京ストロビスト」というのを偶然見つけた。(僕はflickrをやっていない)
そしてその中に「日本語版ストロビストライティング101」を発見。(PDFファイルをダウンロードする)
これを読んで撮影テクニックをワンランクアップしよう!













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スピードライトの話なのに、スピードライトを使わず、地明かりで撮っちゃったトニーの写真。
カメラにスピートライトが付いていても、その場の雰囲気を壊しちゃ意味がない。
何が最適なのか、頭を素早く回転させる。
















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by somashiona | 2010-04-27 18:40 | デジタル

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