シンデレラストーリー / プリンセス・メリー



2000年の9月16日、シドニー、ダーリングハーバーにある小さなパブでの運命の出会い。

不動産屋で働く一人の女性がそのパブでビールを飲んでいた。
彼女の名前はメリー、タスマニアの平凡な過程で生まれ育った女性だ。
父親はタスマニア大学の数学教授、母はすでに他界していた。
姉の一人は薬剤師、もう一人の姉は学校の先生、そして弟は地質学者をしている。
このパブにたまたま居合わせた笑顔が素敵な男性、フレデリックと意気投合した。
フレデリックはデンマーク人でシドニーオリンピックに出場する母国のヨットチームを応援するためにオーストラリアを訪れていた。
二人は電話番号を交換し、その日は別れた。
この男性、実はヨーロッパで一番古いロイヤルファミリーであるデンマークの皇室のフレデリック皇太子だったのだ。
フレデリック皇太子は翌日すぐにメリーに電話をし、二人の遠距離恋愛がはじまった。

2004年、デンマークのコペンハーゲンでロイヤルウェディングが執り行なわれ、メリー・ドナルドソンは正式にプリンセス・メリーとなった。
ちなみに彼女はオーストラリア史上初のプリンセスだ。
ロイヤルウェディングの日、オーストラリアではTVのチャンネルをどこに回してもこのウェディングを放映していた。
プリンセス・メリーがヴァージンロードに現われるのを待つフレデリック皇太子の顔にカメラがズームアップしたとき、彼の眼からは涙がこぼれ落ちそうだった。
これを見て僕はなぜだかもらい泣きしそうになり、このフレデリック皇太子という人はきっといい人に違いない、という根拠のない感情を抱いた。
プリンセス・メリー、タスマニア出身の有名人ナンバーワンかもしれない。

オーストラリアに住む未婚女性にとってプリンセス・メリーの話はまるでシンデレラ物語のようだった。
こんな事が本当に起こるなんて、、、と言って胸の前で両手を握る彼女たちの眼はもう完全にハート型。

プリンセス・メリーがタスマニアに帰省したとき、AP通信の仕事で彼女を撮影する機会を得た。
ボブ・ブラウンビル・モリソンに並び、タスマニアに住んでいるのだから一度は撮ってみたい人の一人だったので嬉しかった。
幼い長男を連れてボノロングワイルドパークと野生動物園を訪れた。
コアラがプリンセス・メリーに危うくオシッコをかけてしまいそうな場面があり、フレデリック皇太子は一瞬焦っていたが、さすがにタスマニアっ子のプリンセス・メリー、悠々と笑っていたのが印象的だった。
フレデリック皇太子はもう本当に優しそうな男性で、プリンセス・メリーは気品と芯の強さを感じさせる素敵な女性だった。










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Royal Wedding Frederik & Mary




















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by somashiona | 2011-02-21 08:39 | 仕事

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