簡単で美味しいスペイン料理





昨日トマトの話をしたが、去年は特にトマトをたくさん食べた。
それには理由がある。
ある女性からヌードを含めたポートレイトの依頼があり、その撮影のロケーションを考えていたとき友人の友人が個人経営しているホテル(B&B)のことを思いついた。
ご主人がオーストラリア人で奥様がスペイン人、まだ30代半ばのとても魅力的なカップルがタスマニアの田舎で小じんまりとしたホテルをオープンしたのだ。
古い元農家の家をホテルとして改装した。
その敷地はとんでもなく広く、羊や牛などが放牧されている。
 

撮影の意図を説明し、だだっ広いホテルの敷地内、及びアンティークで埋め尽くされている建物を2日間、半ば貸切状態で使わせてもらうことになった。
依頼主の女性には一度も会ったことがない。
自己紹介を兼ねて送られた2枚の写真を頼りに僕は自分なりのイメージを膨らませ、ホテルのオーナーに敷地内を案内してもらいながら本番で撮影をするであろう場所をロケハンした。
このホテルのご主人はかなりのグルメ、彼が運転する車の中では食べ物の話で花が咲きっぱなしだった。
このホテルで出される食事はすべて奥様の手作り料理、もちろんスペイン料理だ。
タスマニアの田舎で極上のスペイン料理とワイン、間違いなく素晴らしい時間になるだろう。
ご主人に一つ質問をしてみた「もっとも簡単に作れて、もっとも美味しいスペイン料理は何だと思う?」と。
間髪入れずに答えが返ってきた「そりゃあ、スパニッシュ・オムレツさ!」
ロケハンが終わってホテルの部屋に戻るとご主人は奥様に向かって「一番シンプルで、一番美味しいのはスパニッシュ・オムレツだろ、やっぱりさ」と問いかけると、奥様が僕に「昨日の残りがあるんだけど、よかったら食べてみる?」と微笑む。
ハンサムなご主人、可愛らしい奥様、普通の会話が映画の中の一コマのようだ。
「食べてみる?」と聞かれて「いらない」と答えたことが人生の中で一度たりともあっただろうか?
そう、僕はかなり卑しいのだ。
「スパニッシュ・オムレツはね、作りたても美味しいけど、冷えてしまってからでも美味しいの」と奥様が言うとおり、口の中に入れると素朴な味が広がり、何ともいえぬ美味しさだ。
彼女に作り方をさっそく聞いてみる。
この時点で撮影のことは完全に頭から離れ、3人とも食べ物の話でもう夢中。


スパニッシュ・オムレツに感動した僕は調子にのって奥様にこう聞いてみた「スペイン人ってトマトをたくさん食べるでしょ。トマトを使ったサラダでもっとも簡単で、最も美味しいのは何?」と。
もうお分かりだと思うが、僕にとって大切な事は簡単だけど美味しいということ。
簡単だから何時でも気軽に作れて、何度食べても飽きない物、それが大切なのだ。
四国に住んでいたら毎日うどんを食べるだろう。
この時、奥様が僕に教えてくれたトマトサラダ、これがもうメガヒットだった。
作り方は超簡単。
*トマトをざく切り。(昨日の写真のように)
*上質のエクストラヴァージンオリーブオイルをふりかける
*シェリーヴィネガーをふりかける
*上質の塩をふりかける
*オレガノ(僕は乾燥させた物)をふりかける
*かるくまぜる
たったこれだけ。
それなのに、トマトの持つ旨みを最大限に引き出し、それはそれは、もうたまらなく美味しい。
初めて作ったその日から、連続して1ヶ月くらい食べ続けてしまった。(バカです)
奥様が僕に作り方を教えてくれたとき、力説していたのは良いオリーブオイル、良い塩、良いシェリーヴィネガーを使うことがポイントだということ。
翌日、僕は彼女に勧められた通りのものを買った。
エクストラヴァージンオリーヴオイルはタスマニアでも大手スーパーなどで手に入りやすいMoro、これはもちろんスペイン産。
シェリーヴィネガーはDe Soto、これ、日本で手に入るかなぁ、、、。
塩はオーストラリアのマリーリバーでとれたもの、かすかに甘くて深みのある美味しい塩だ。
オレガノは彼女が育て、干したものをジャムの空き瓶に入れて僕にわけてくれた。
トマト好きの方、騙されたと思ってこのトマトサラダを一度作ってみてくれたまえ。










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おまけ
スパニッシュ・オムレツの作り方
ポテト、オニオン、チョリソー(これはなくてもいいがあったらよりスペインらしい味)、タマゴを用意。










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ポテト、オニオンを切り、フライパンの中で高温に熱した大量のオリーブオイルに入れる。
まるでオリーブオイルを使ったフライドポテト、だがここが肝心だが、3分くらいでオイルの温度を下げる(火力は弱火)。決してフライドポテトにしてはいけない。ポテトやオニオンを柔らかくするのが目的。
柔らかくなったらざるに乗せ、ポテトやオニオンの油を切る。
このオリーブオイルは次回また使えるので別の容器にとっておく。
フライパンに残ったオイルでチョリソーを軽く炒める。
タマゴ(4~5つくらい)の黄身と白身を別々に分け、かなり丁寧にかき混ぜる。
白身などは泡立つくらいかき混ぜる。(奥様曰くここが美味しいスパニッシュ・オムレツを作るための最大のポイント)
白身と黄身を一緒にし、その中に油を切ったポテト、オニオン、そしてチョリソーを入れ、塩、コショウをしてから熱したフライパンの中に一気に流し込む。
フライパンが高温だと焦げてしまうので注意。










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フライパンの中のタマゴに70~80%火が通ったと思ったら、フライパンより一回り大き目の皿をフライパンの上にかぶせ、ひっくり返す。(フライパンが上になり、皿が下になる)(ここで失敗するおそれあり)
皿の上に具が乗ったら、焼けていない側を下にフライパンに戻し、再び熱する。
両面きれいに焼けたら出来上がり。










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今日の写真は彼女にレシピを教えてもらった翌日にさっそく作り、二人に送ったもの。
最初にしては上出来だと褒めてくれた。笑


















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by somashiona | 2012-01-27 19:22 | デジタル

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