ピンクの蝶




これまでの人生の中で出会った一番美しい女性は20歳くらいの黒人女性だった。
ロスアンゼルスで写真を学んでいるとき、彼女はほんの短い間クラスメートだった。
藤原紀香も梅宮アンナも本物はテレビで観る何倍も綺麗だったし、僕が住んでいたハリウッドには世界中から女優を目指す美女たちが集まってくるので、それはそれは美人がたくさんいたが、クラスメートの黒人のあの子を超える女性に未だ出会ったことがない。
彼女はいつもジーンズにTシャツで、化粧っけなどまったくなかった。
身長も170cmあるかないかで、決してモデルのような体格ではなかったけれど、顔の大きさ、手足の長さ、胸やおしりの張り出し方、ウェストのくびれ方、彫刻家がすべての理想をそこにつぎ込んだかのように均整がとれたいた。
彼女を初めてみたときの驚きは、まるで都会の中に迷い込んだクロヒョウにばったりと出会したかのようだった。
動物園でトラやヒョウを見たことがあるだろうか?
あのゆったりとしていてかつ油断のない優雅な歩き方、一切の無駄がない筋肉とその動き。
目が離せなくなってしまうだろう。
そう、彼女は野生動物が持つ独特の美を完璧に備えていた。
綺麗な白人女性がどんなに化粧や宝石で着飾っても、あの黒人女性のナチュラルな美しさにはとうてい敵わない。
そんなクロヒョウのような容姿なのに、話しかけると北海道の冬が突然どこかへ吹っ飛び、沖縄の春がやってきたかのような笑顔で真っ直ぐに僕を見つめる。
形の良い真っ白な歯が黒い皮膚から現れ、時々ピンクの舌が見え隠れする。
皮膚といえば、若い黒人女性の皮膚の美しさを皆さんは知っているだろうか。
恐ろしいほど極めが細かく、滑らかで、とろけるように柔らかい。
ロバート・デ・ニーロが黒人女性とばかり付き合ってきたのも、なんだか頷ける。
この黒人女性は仲良くなる前に忽然と姿を消してしまった。
誰に聞いても彼女と連絡を取れる方法を知っている人はいなかった。
このことに僕はとてもがっかりした。
三番目の引き出しに、密かに、しかも大切に保管していた宝物が突然どこかへ消え去ったような気持ちだった。
あの頃、寝ても覚めても写真を撮っていたのに、僕としたことが、彼女の写真を一枚も撮っていないなんて、、、後悔ということをあまり知らないタイプの人間だが、彼女の姿が記憶の中にしかないことは今も凄く後悔している。















本日の一枚
すっかり日が沈み、薄暗くなった海辺の散策路を友人と歩いていた。
砂浜にはもうほとんど人の姿はなかったが、遠くのほうで4、5人の子供たちが笑い声をあげながら走り回っているのが見える。
どうやら皆黒人の子供たちのようだ。
薄暗いビーチの上を舞う蝶たちのように、彼らの顔は見えず、まるで洋服だけが舞っているように見えた。
ビーチから少し離れた場所から両親と思われる黒人の男女が子供たちを眺めている。
舞う蝶たちの中でピンクの蝶がひときわ僕の目を引いた。
ビーチから引き上げ、両親と公園の出口へ向かう彼らを僕は追いかけた。
可愛らしいピンクの蝶の写真を撮らせてもらった。
5歳の少女、キャサリンだ。













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by somashiona | 2012-01-28 19:50 | デジタル

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