共依存



友人の論文を読ませてもらった。
英語だったらどうしよう、と思いながらファイルを開けたが、日本語だったので安心した。
亡くなった小説家のある作品についての論文で、そういうことにトンチンカンな僕が読んでも「ワ~ォ、流石!文学を勉強している人の文章は、難しい内容について論じても、読みやすくて面白い」という的はずれな感想を持った。
写真を見せたとき「うわぁ〜上手いですねぇ〜」と言われるのと一緒。
感想を述べるということは、そういことじゃないでしょ、と自分に突っ込みを入れたくなる。

この論文の中で「共依存」という言葉が出てきた。


共依存(きょういそん、きょういぞん)とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存する、その人間関係に囚われている状態を指す。一般的に「共依存」と言うと、病的な人間関係などを指すことが多い。共依存者は自己愛・自尊心が低いため、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、共依存関係を形成し続けることが多いと言われる。ーーーーWikipediaより抜粋


いわゆるアルコール依存症の旦那さんが様々な問題を起こし、奥さんはその後始末に懸命で、旦那さんが自分で問題と向き合う前に奥さんがなんとかしてしまう。そのせいで奥さんの人生はボロボロなのだけど、旦那さんには自分が必要なのだと思い込み、絶対にこの人生のゴタゴタから離れない奥さんは、実はこの旦那さんに依存して生きている依存症で、これが典型的な共依存症だろう。

僕も過去に、誰かから深刻な悩みを打ち明けられ、なんとか助けてあげようと努力したあげく、共依存症なのだと気が付き、なんともできずに引き下がるという経験を何度かした。
引き下がらないと、自分まで共依存症の仲間入りしそうで、少し怖かった。
ああいった努力の後に残る気持ちは、はじめに虚しさ、そして沸々と怒りだ。
シンプルな例は旦那さんや恋人にボコボコに暴力をふるわれても決して別れようとしない女性だ。
彼女は必ずこう言う「でも、あの人、あとで泣いて謝るのよ、もう二度とこんな事しないって誓うの。そして、そんな時のあの人ったら、信じられないくらい優しいのよ」もしくはこうだ「だって、あの人には私が必要なの、あの人、私がいなければ生きて行けないのよ!」
僕はもう、こういう話に耐えられない。
暴力を振るう方にも、それでも付いて行く方にも。
両方の人間に、どうしようもない怒りを感じる。
暴力は人間の尊厳の否定だ。
自分が否定されているのに、どうしてそれがわからない!
気がつけば、僕に相談している人間を言葉でメッタ打ちにしてしまう。
ああ、僕はソーシャルワーカーやカウンセラーにはなれません。
そういった共依存症的な人間が主人公の小説も、僕はどうしても入っていけない。
そういう人間が世の中にはたくさんいて、色んな問題を抱え、だからこそ、物語にもなるのかもしれないが、基本的にそういう人の話に付き合いきれないのだ。
だってイライラするんだもの!

松たか子の映画「告白」を観た友人がこう言った。
「あの映画、子どもを失った女教師がその復讐をするのだけど、そもそも、あんな幼い子供を一人にして仕事をしていた彼女に事件が起きた責任があるでしょう。復讐する彼女の筋違いの行動にまったく共感できないの。だから、はじめからあの映画には入っていけなかったわ」
オーストラリアの子育て事情を経験している僕的にも、はやりあの映画、松たか子に非があると思うので、あのストーリーはきつい。
日本で子供たちが巻き込まれる犯罪を耳にするたび、保護者や地域の人たちに対する怒りを感じること度々だ。

自己愛、自尊心が高すぎるのも社会や人間関係の中で少し問題がありそうなものだが、海外でいろんな人種に揉まれて生きる人間は、平均より少し自己愛、自尊心が高くなければ生きてはいけない気がする。
共依存とは真逆のタイプでなければ、上手く生きていけない気がする。











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昨日Facebookで見つけ、しばらく笑いが止まらなかった写真。
撮影者、情報元は不明です。
それにしても、これぞ、写真の力!
一枚の写真がもの凄い量の出来事、関係、現在、過去、未来を物語っている。
たとえ「やらせ写真」だとしても、面白すぎて許せる。
このヒスパニック系のカップルも共依存症に違いない。(今日はこれにこだわってます)笑
いやぁ〜、それにしても、生まれた赤ちゃんを見たとき、奥さん驚いただろうなぁ、、、、旦那さん、怒っただろうなぁ、、、、。
















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by somashiona | 2012-03-15 17:14 | デジタル

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