羊の毛刈り#2







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「羊って何色?」と聞かれたら殆どの人は「そりゃ、白さ!」と答えるだろう。
でも、羊を間近で見ると、、、全然白じゃない。
おもいっきり灰色(ほとんど黒)、しかも表面の手触りはフアフアどころか少し固くゴペゴペしている。
そりゃそうだ、暑い日も、寒い日も、雨の日も風の日も、風呂にも入らずシャワーも浴びず、ずっと外で過しているんだから。
しかし、彼らのゴアゴアな毛を軽くかき分けると、中はもう、夢見るような白さだ。
思わず頬ずりしたくなる。(目には見えない小さな生き物が沢山付着している可能性があるので、やめておいたほうがいい)












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そうか、この白いところだけが最終的には僕たちのセーターやマフラーになるのか、、、と一人で納得していたが、シェアリング・シェッドの中の仕事を観察していて、それが大間違いだと悟った。
羊のお腹、足回り、お尻まわりは糞や雑草など色々なものが絡みつき、はっきり言って汚いが、シェアリング・シェッドで働く彼らはそんな部分もしっかりかき集めている。
ウール・ローラーはフリースの汚れた部分をむしり取り、他の袋へとポイポイ放り投げている。
ウール・テーブルの格子と格子の間は約12cm、ここからウールの切れ端が絶え間なく床に落ちる。
これも専用の箒みたいなものでシェッド・ハンドが常にかき集める。
集められた切れ端のウールたちも専用の袋へと収まり、様々な用途で使われるウールとして世に出る。












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このデイビッド率いるこのチームは今の農場主であるジュリアンやチャシーがここへやって来る何十年も前からこのブロックリーエステイトに年3回訪れ、羊たちの毛を刈っている。
羊を飼っている農場が自分たちで羊の毛刈りをするのだと思っていたのだが、ほとんどの農場がジュリアンたちのように、いわば外注の羊の毛刈りプロフェッショナル集団に仕事を依頼するらしい。
何十年も前からこの小屋で脈々と続けられている羊の毛刈りという仕事、小屋の内部をじっくり見ると時代を超越した雰囲気が漂っているのがわかる。
床が黒光りしているのは恐らく羊の毛の油分のせいだろう。












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袋つめされたウールに関する様々なインフォメーションが指定のフォーマットに記入されると、「ブロックリー」の文字が袋にスプレーされ、小屋の中で出荷されるのを待つ。












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これがプロフェッショナルな羊の毛刈り集団の大雑把な仕事の流れだ。











つづく (To be continued)























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by somashiona | 2012-05-30 17:44 | デジタル

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