グレッグとシープドッグ#2







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数分すると、、、あっ、たくさんの羊たちが、ものすごい勢いでトラックの方へと駆けて来るではないか!
まるで子供の頃に観たジョン・ウェインの西部劇に出てくるバッファローの群れのように。
砂埃こそ立っていないが、それでも、ものすごい迫力だ。
僕の姿を見て逃げる羊は今まで100回くらい見たことがあるが、こちらに向かって走って来る羊を見るのは初めかも?(感動)












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あっ、、、走る羊の群れの側面からピップが黒い弾丸のように飛んできた。
群れから外れそうになったり、群れの形が広がってくるとすぐに問題箇所に駆けつけ、軌道修正する。
群れの右側面、後ろ、左側面、それを一人で、あ、もとい、一匹でやるのだから常に猛スピード、ダッシュ状態だ。












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あれ、トラックが停まっている、、、と思ったら、グレッグが羊の群れの横を悠々と歩いている。












ピップは羊の群れを一箇所にまとめはじめている。












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羊、一頭一頭の様子を見て。












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羊、全体の様子を見て。












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納得ができなければすぐに問題箇所に駆けつける。
その一挙一動から感じられるのは、まさにレスポンスィビリティ(責任感)の一語に尽きる。
褒められたいから、ご褒美をもらいたいから、などということでななく、「これは私の仕事なの、私が全責任をもって羊たちを管理するの」という意志で溢れている。


そして、これだ、じゃ、じゃ~ん!












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まるで南大西洋の青い海の上にポッカリと浮かぶ小島のように、羊たちを見事にまとめているではないか!
群れから外れ、その完璧なフォームを崩そうとするものがいようものなら、すかさず、、、。












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僕は感動のあまり「すごいぞ、ピップ、えらいぞ、ピップ」と言いかけたが慌てて思いとどまった。
彼女の仕事の邪魔をしてはいけない。
仕事といえば、グレッグは、、、何処へ。












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トラックに寄りかかって、悠々と煙草を吸っている。
これこそ、ご主人様。












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仕事が終わるとピップは相変わらず声ひとつたてず、トラックの荷台に戻る。
あれだけ走り回ったのだから、さぞかし喉が乾いただろう、長い舌を垂らし身体全体を上下させハァハァと息をしている。
そこへグレッグが近寄ってくる。
疲れているにもかかわらず、ピップはすくっと立ち上がり、グレッグの方へと歩み寄る。
僕はこれからピップとグレッグの間で起こるだろう素晴らしいドラマの瞬間を逃すまいと露出や構図を確認する。
ソーマとシオナの愛犬であるアプリコットが投げたボールを走って取りに行き、戻ってきたり、お座りやお手がちゃんとできると「おぉ~っ、グッドガール、グッドガール」と何度も何度も言って頭が壊れそうになるくらい撫で回すのが常なので、これだけ大仕事を成し遂げたピップに対して滅多なことでは気持ちを表に出さないグレッグがどんな抱擁をするのか、僕的には殆どの人が見たことがないであろうグレッグの一面を切り撮る最高のシャッターチャンスだと思い、その瞬間を今か、今かと待ち受けていたのだ。












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グレッグはトラックに近づいたが、ピップの約1メートル先で、ピタリ、と歩を止めた。
そして、じっとピップを見つめる。
ピップもグレッグから目をそらさず、荒い息で身体を上下させながら、じっとグレッグを見つめる。
見つめ合う二人。
たぶん、ほんの5、6秒の短い時間だったと思う。
でも、二人は心で話をしていた。


「わたし、いい仕事をしたでしょ?」

「ああ、いつものようにな。でもよ、ピップ、仕事はまだ終わっちゃいないよ」













つづく(To be continued)
























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by somashiona | 2012-06-05 19:39 | デジタル

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