Bokeh? Me?



最近、海外の写真に関するウェブサイトを見ていると”Bokeh”という単語がよく出てくる。
なんの事だろうと思いながらも、調べることなくかなり長い時が過ぎた。
そもそも、海外の写真サイトは写真を見るのが主で文章は斜め読み、わからない単語でいちいち立ち止まったりしない。
あ、そういえば、写真サイトだけでなく英語の本を読むときもわからない単語をわざわざ調べない。
わからない単語だらけなので、そんな事をやっているといっこうに前に進まないからだ。
で、この前、写真関係のYouTubeを見ていると何度も”Good bokeh”とか”Nice bokeh”というセリフが出てくるのでさすがに気になって調べてみた。
文脈から推測するとレンズの”ボケ味”なのだか、ガイジンがボケのことをbokehと言うはずがないと思い込んでいたからこそ、この”bokeh”という単語がミステリアスだったのだ。
僕がいつも使うDictionary.comで調べてみると

bokeh (ボケ)のDefinition:(定義)   
a Japanese term for the subjective aesthetic quality of out-of-focus areas of a photographic image
(写真のイメージで焦点が合っていない部分の主観的美の質を表す日本語)
Example:(例)   
The bokeh, or quality of the blurred image in the photograph, was described and discussed.
(写真の中のボケ、ぼやけた部分の質について説明され、それが議論された)

ああ、なんだやっぱり”ボケ味”のことだったんだ、と思うと同時に、こらぁ、ボケー、寝ぼけたこというたらあきまへんで〜、ボケっていうのはあんたのことやないかい、このボケナスがぁ、と突然偽関西人になってしまう自分がいた。(あっ、この関西弁、完全に間違ってますか?)
まさに"Bokeh me?"(ボケ味)。(あっ、オヤジギャグですみません)

それにしても、どうして"ボケ味”が "bokeh”として英語圏で定着したのだろう?
よく日本のカメラ雑誌やレンズファンではボケ味の美しさについて議論されるが、そういえば英語圏の人たちがボケ味の美しさについて語るのを聞いたことがない。
アメリカ時代も、ここオーストラリアでも、レンズの事で一番よく語られるのは、そのシャープさやぬけ、もしくは色味についてだ。
ひょっとするとボケの質や美についてのこだわりは、日本人特有の美学なのかもしれない。
オーストラリアに住みはじめてから僕の写真はあまり極端に絞りを開けない傾向にある。
仕事ではズームレンズを使うことが多いのでF2.8より絞りを開けることは滅多にない。
F4.0を最も多く使っている気がする。
最近、単レンズで写真を撮りたい衝動に駆られることが多い。
小さく、軽く、そして開放値がF1.4~2.0くらいのレンズがいい。
残念ながら、僕が使うキャノンはデジタルカメラ時代に対応するコンパクトで質の高い単レンズがない。
高価なLレンズの単レンズはズームレンズじゃないかと思うくらい大きくて重い。
そんなモノを付けるくらいなら、ズームレンズを付ける。
EF24mmとEF28mmがやっと新しくなって出てきたと思ったら、手ぶれ補正付きの開放値がF2.8だ。
手ぶれ補正なんてどして単レンズに必要なの?
動く被写体に手ぶれ補正なんて必要ないのに、、、F値を開いて少しでもシャッタスピードをかせぎたいのに、、、。
キャノンさん、次はEF35mmをF2.0のままにしてレンズの性能を上げ、市場にだしてください。あっ、EF50mmもF1.4で、EF85mmもF1.8そのままで、レンズの性能だけ上げてください。
手ぶれ補正もいらないし、大きく重くしてもダメです。
単レンズが充実してくると、やっぱり欲しくなるのがフルフレームのカメラ。
ああ、シャッターを切れば切るほど、お金が湯水のように湧いてくるフォトグラファーになりたい、、、。

写真上達の秘訣、スランプから抜け出る方法、初心にかえる方法、もっと言えば写真を撮るという行為の本質に気がつく方法はカメラ一台にフルフレームで50mm相当の単レンズを一本だけ付けて一日中歩きまわることだと思う。
一本でどれだけ撮れるか、どれだけ違う表現ができるか、F値とアングル、そして被写体、光をコントロールすることによってあたかもズームレンズを使っているように性格の違う写真を撮る。
被写体を見ただけでどれくらいフレームに収まるか瞬時に分かり、自分が動く。
切り捨てる部分は思い切って切り捨て、入ってしまう分は身体を動こすことによって絵を整理する。
標準レンズの醍醐味だ。
本気で上手くなりたい人、しばらく単レンズ一本勝負で頑張ってみてはいかがだろうか?












f0137354_22194545.jpg













Eos 40DにキャノンEF35mmf2.0を付けて道端に咲いていた花を持つシオナの手を撮る
僕のカメラにこのレンズを付けるとフルフレームカメラの換算で56mm相当になる。
このときはF4.0, 1/125秒で撮ったがそれでもピントがきているのは花だけだ。
ボケ味、キレイでしょ?な〜んていうコメント、僕らしくない。
レンズのクオリティはどうでもいいから、写真が語りかけてくるものを見てください。
























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by somashiona | 2012-07-02 22:55 | ソーマとシオナ

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