自分はいったい何処に眠るのか?








海外で暮らす人なら誰でも時々考えること、それは「自分は最終的にどこに眠るのだろうか」ということ。
僕はタスマニアが好きだが、この地で眠り続けるという考えは、なにかピンとこない。
かといって、今さら日本の土の中で眠ったとしても、誰も花束など置いて、僕を思い出してくれないだろう。
死んだら、自分の遺灰を大好きだったどこそこへまいてくれ、と遺言を残す人がいるが、僕にはまったく候補地が思い当たらない。
僕の父は実家のすぐそばにあるお寺の中の寺院墓地で眠っている。
冬、北海道のお墓は雪で閉ざされる。
一人暮らしの母が、頻繁に父に会うためには、、、と考えた結果、寺院墓地というかたちを選択したようだ。
僕もいつかはそこに行くのだろうか?
いや、そこは僕の行く場所じゃない。
そこもやはり、ピンと来ない。


手作りのお墓の近くにあるベンチに腰をかけてみた。
ここに腰をかけ、同じ風景を見ただろう人たちを感じる。
その瞬間、僕の横にはあの64歳の女性も座っていたかもしれない。
子供の頃なら「ちょっと怖いな」と感じるこういう想像も、今では僕を温めてくれる。
朽ちてしまい、バクテリアによって粉々にされた木々や動物、昆虫たちの記憶も想像出来ればいいのに。


十字架には"RIP"と書かれていた。
誰かが亡くなったときに使う決まり文句"Rest in peace" (安らかに眠れ)の略だ。
直訳すると「平穏の中で休む」。



最後がどこであろうと構わない。
ゆっくりと休むその日が来るまでは、自分や子供たち、家族、そして世界中の人々とはいわぬまでも、せめて自分を取り巻く人々が少しでも笑顔になれるよう、日々努力し、しっかりと生きるだけだ。












f0137354_18403683.jpg


























人気ブログランキング」参戦中。
本気でポチッとしてねー!
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ




できれば生まれ育った土地の土に帰りたい、と思った人はポチッとよろしく!









このブログへのご意見、ご感想がありましたらEメールにてtastas65*yahoo.co.jp
(*マークを@に変えてください)のアドレスにぜひお寄せください。
また、お仕事のご相談、依頼も大歓迎です!












by somashiona | 2012-07-10 18:44 | デジタル

<< previous page << スティルライフ | 愛する人が眠る場所 >> next page >>