黒猫のニュートラルな視線





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ある日のお昼時、冬の光が魅力的な影を創作しているところに出くわし、僕はレンズを向けた。
創作現場は他人様のお宅の玄関先。
最初は遠慮がちだったが、撮りはじめるとエンジンの回転数が知らず知らずのうちに上がる。
気がつくと、上半身をとんど柵から乗り出し、シャッターを切っていた。
ふと、誰かの視線を感じ、すぐにカメラを顔から離した。
後ろめたさがあるときのこういう行動は、忍者のように素早い。
斜め前の窓に黒猫が一匹。
たぶん、怪しげなアジア人の男の一挙一動をはじまりから観察していたのだろう。
僕が彼(彼女)の目を見返しても、ひるむことなく僕にじっと視線を注ぐ。
怒りや恐怖の視線を注がれると、こちらも仁王立ちになり、それを凌駕しようとするか、もしくは逆に大急ぎでその場を逃げ去るのだろう。
しかし、この黒猫のように怒りでも、非難でも、友好的でもない、クールでニュートラルな視線(犬には難しい技)を向けられると、こちらの方としては静かに、そして謙虚に反応するしかない。
「すみません、お邪魔しました」、と言って、僕はその場を立ち去る。
















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by somashiona | 2012-08-07 19:33 | デジタル

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