さっぽろ100人ポートレイト No.17−24


どこかの知らない誰かからある日突然メールが届き、待ち合わせ場所を決めて、初めて顔を合わす。
今回のポートレイト・プロジェクトに申し込んでくれた人たちだ。
たぶん恐る恐る、かなりドキドキしながら、勇気を振り絞って、僕にメールを送ってくれたことだろう。
そして実際に僕に会うと、「な〜んだ、マナブさんて全然イメージしていたタイプの人と違うじゃないですか〜。イラストの顔は同じだけどぉ〜」という話になる。
イメージしていた人とどう違うのかは怖くて聞けない。
写真を撮りはじめる前に出来るだけ話をすることにしている。
僕にとってこの時間が何よりも貴重だ。
たくさんの人と会って、彼らからエネルギーをもらう。これは僕の栄養剤。
どんなに本を読んでも、映画を見ても、講演会を聴いても、分からなかった大切なことが、知らない人との会話でストレートに僕を打ちのめすことがある。
そういうのが、とってもいい。
知らない誰かと会い、話をしてつくづく思うこと、それは人それぞれ本当に違うということだ。
偏見、先入観をもたない、無批評、無批判で受け入れる、そこから話ははじまる。
よくポートレイトに関して「あの写真家は被写体の内面まで写しだすんです」というようなフレーズを耳にするが、僕はそんなことを目指していない。
そんなこと、自分には出来る訳がないと思っている。
僕のポートレイトは、あくまでも、その人と会って僕がどう感じたか、という範囲を越えない。
なので、ポートレイトはある意味、自分を写し出す鏡だ。
自分が濁っていたら、ポートレイトもたぶん濁ったものになるのだろう。
被写体がどんなに素敵な人でも、ポートレイトとは常に自分以上にはならない厄介な代物なのだと、年齢を重ねるごとに感じてしまう。













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No.17








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No.18








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No.19








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No.20








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No.22








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No.23








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No.24




















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by somashiona | 2012-12-17 22:40 | 人・ストーリー

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