スコットと森の中 ラジオスレーブ phottix ordin 




世の中には新しいカメラやレンズが出るたびに買い替え、写真の話より機材の話に花を咲かせる写真ファン(カメラファン)もいれば、「写真は機材じゃない」と古いカメラやレンズ一筋でとにかく撮りたいイメージでいつも頭をパンパンに膨らませながら写真を愛する人もいる。
僕は正直言ってカメラやレンズはもう欲しくない。
いつも必要に迫られて仕方なく買っている。
今一番欲しいカメラを強いて言うのなら(いや、ただ言ってみたいだけなのだが)、それはFUJIFILMのX100Sだ。
でも今はまだX100でこと足りているし、昨年末にキャノンの5D Marklllを買ったばかりなので、このオモチャはもう少しお預けだろう。
とにかく、仕事のためのカメラは本当にしばらく欲しくない。
仕事で写真を撮るようになるとカメラやレンズよりも他に欲しい物がたくさん出てくる。
例えば、僕はこの数ヶ月でポートレイトの背景に使う大きなロールペーパーを2本、布のバックグラウンドを2枚、ライトスタンドに使う細々とした物やキャノンの新しいスピードライト600EX-RTを一台購入している。
デジタルカメラの性能やスピードライトのパワーが上がってからというもの、モノブロックのストロボはすっかり使わなくなった。
スピードライトをどう使いこなすか、依頼されて撮る写真はこのスキルがかなり多く要求される。
カメラの高感度の性能がどんなに良くなっても、やはり人工光は必要だ。
写真を作り込もうとすればするほど、光を意図的にコントロールしなければならないからだ。
スピードライトを使う撮影(カメラから離して)で欠かせないもの、それはトランスミッターかラジオスレーブだ。
狭い室内の撮影ならキャノンのトランスミッターST-E2を使って撮影をしてしまうが(さっぽろ100人ポートレイトは全てトランスミッター ST-E2とスピードライト2台で撮影した)野外や広い室内となるとやはりラジオスレーブでなければ信頼できない。
ラジオスレーブはラジオ電波を使ってスピードライトを発光させるので、カメラとスピードライトの距離が遠くても、途中に障害物があっても安心して光を飛ばすことが出来る。
僕はアメリカに住んでいたときに購入したQuantum(クアンタム)というブランドのラジオスレーブを長年使っていたが、おそらく世界の殆どのプロフェッショナルにとってラジオスレーブといえばPocketWizard(ポケットウィザード)というブランドを意味すると思う。
ジェネレーターを使った大型のストロボやモノブロックのストロボとスピードライトでは同じ人工光でもかなり性格が違う。
僕のような撮影スタイルのフォトグラファーにとっては携帯性、機動性、ファンクションの面でスピードライトの方が遥かに使い勝手がいい。
スピードライトはTTLはもちろん、ハイスピードシンクロ、後幕シンクロなど便利な機能が満載でそれを有効的に使おうとすると、どうしてもTTLが使えるラジオスレーブが欲しくなる。
いまでこそ当たり前になってきたが、少し前までラジオスレーブでTTLが使えるなんて夢のような話だった。
僕の周りのプロフェッショナルなキャノンユーザーはPocketWizardよりradiopopper(レディオポッパー)というラジオスレーブを使っている人のほうが多い。
もちろんTTL機能やカメラ側からのマニュアル操作ができるし、値段もPocketWizardよりかなり安い。
あまのじゃくな僕はPocketWizardでもradiopopperでもなく、phottix ordin(フォティックスオーディン)というTTL機能付きラジオスレーブを先日購入した。










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カメラ側からの操作が視覚的にとてもしやすく、どのレビューを見ても抜群に安定した発光だと書いてあり、以前から気になっていたのだ。
キャノンの新しいスピードライトにやっとラジオスレーブが付き、僕も早速1台購入したが、あと2台同じものがなければ僕の撮影では使えない。
すでに3台あるキャノンのスピードライトを有効に使うために、phottix ordinを購入することに決めた。
トリガー(カメラ側に付ける)1台にレシーバー(スピードライト側に付ける)3台で600ドルくらいだった。
スコットの森の中での撮影の前日にphottix ordinが届いたので、早速使ってみた。
スピードライトは600EX-RTと580EXllの2台。
1台にディフューザー付きの傘、そしてもう1台はネイキッド(何もつけない直の状態)だ。
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写真に夢中なスコットはいまちょうど、オフカメラ(スピードライトをカメラから離して撮影する方法)のスピードライト撮影で、もうワンランク上のスキルを手に入れたいところ。
彼が撮ったスケートボードのスピードライト写真を何枚か見せてもらった。










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スケートボード写真3枚、全てスコット撮影






うん、確かに使い方が荒い、、、。
今回の森の中での撮影はスコットのスピードライトレッスンも兼ねていたのだ。
数日後、僕のスピードライトやライトスタンド、傘、その他もろもろのセットをスコットに貸してあげた。










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スコット撮影






スピードライトを上手く使って綺麗なガールフレンドを秋のタスマニアで捉えていた。
やっぱり、好きなものを撮るのが写真上達の近道だよね、スコット。










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スピードライトは何を買えばいいのかとよく聞かれるけど、答えはいつも同じ。自分の持っているカメラメーカーが出している一番新しくて、一番出力が大きくて、一番値段が高いスピードライトを買うべき、だと。



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by somashiona | 2013-05-23 17:45 | 人・ストーリー

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