スナップショット 26th Dec 2014



昨日、友人たちと会うためキングストン・ビーチへ出かけた。
彼らとはかれこれ一年ほど会っていず、お互いの近況、2014年のベスト映画、オーストラリアの選挙などの他愛もない話で楽しい時間を過ごした。
彼らと別れたあと、天気も良かったので少しだけ一人で散歩することにした。



いつものように首にはX100がぶら下がっている。
いつもブログで書いている通り、スナップショットは僕の中心にある写真行為だ。
自分ではコントロールできない光、被写体、環境のなかで何を見つけ、何を感じ、どう切り取るか。ピント、露出、スピード、技術的な面を問題なく正確に処理しているか。
この日は比較的日差しが強かったので、X100のEVF(電子ファインダー)を使うと肉眼で被写体を見るより全てが暗く見えてしまうので、すべての写真をOVF(光学ファインダー)を使って撮ることにした。



こんな事をここで書いても訳がわからない人も多いだろうが、僕が富士フィルムX100をどう設定して使っているのか少し触れておく。
まず、ピントはマニュアル・フォーカスで設定している。
フォーカス・ピーキングも設定している。
キャノンのようにサムフォーカス(親指フォーカス:マニュアルフォーカス設定なのだが、背面のAFL/AELボタンを親指で押すとオートフォーカス機能を使える)でおおまかなピントを合わせ、時間に余裕があればAFL/AELボタンの上にあるコマンドレバーを押し、フォーカスポイント部分を4倍の拡大表示しピントの微調整をする。この時、フォーカス・ピーキングが威力を発揮する。
本当はこのフォーカスポイント4倍拡大表示をした時だけフォーカス・ピーキングを使いたいのだが、それが出来るのかどうか、僕にはまだその方法を見つけることが出来ない。
オートフォーカス設定にすると僕のように動く被写体を撮ることが多い人間にとって、一枚目はピントが合うが、2枚目のピントを合わせようとしている間にシャッターチャンスを逃がすことが多いので、どうしてもマニュアルフォーカス設定にし、サムフォーカスを使ってしまう。
色々と試行錯誤しているが、この方法が今のところ一番安定しているし、信頼できる。
露出はマニュアルかAモード(露出優先)を使う。
たぶんマニュアル設定が80%でAモードが20%くらいの割合だと思う。
マニュアル設定で写真を撮るのは、やはり安定しているからなのだが、例えばこの日のスナップショットのように間違えや失敗が許される日は自分の目で見たものとカメラが表現するもの差異を感覚的に学習する絶好の機会だというのが理由の一つだ。
そう言うと「Aモードにすればカメラが表現するかたちで被写体を見ることが出来るではないか!」という人がいるかもしれない。
確かに、キャノンと違い、ファインダーをEVFにして、Aモード(露出優先)にすればカメラで設定した露出のとおりに被写体を見ることが出来るのはほんとうに素晴らしいし、画期的なことだ。
でも僕は、肉眼で被写体を見た時、自分が設定しているカメラの絞りとシャッタースピードならこうなる、と頭の中で分かった上でファインダーを覗きたいのだ。
その方がはるかに早く被写体を捉えることが出来る。
なのでファインダーをOVFにし、絞りとシャッタースピードをマニュアルにして撮影することは僕にとって大切なことなのだ。
X100はヴューファインダーとモニター、ヴューファインダーだけ、モニターだけと、どのように被写体を見るのか自分で選べるが、僕はヴューファインダーだけにしていることが多い。
そして撮影画像の表示は必ずOFFにする。
撮影するたびに撮影画像が表示されると、それが今見ているものなのか、今撮ったばかりの画像なのか混同するので撮影画像表示をOFFにするのだが、それよりも何よりも大切なことは今撮っているその瞬間に集中することだと思う。
よく一枚撮るたびにモニターで画像を確認している人がいるが、それでは被写体に対する集中力を維持できないだろう。
特に、ポートレイトを撮るときはそうだ。
ポートレイトは撮る側はもちろん、撮られる側だってかなり集中している。
撮られる側にしてみれば、フォトグラファーが一枚撮るたびにカメラのモニターに視線を落とし、それからまた自分を見るのなら張り詰めた気持を維持するのは難しいだろう。
撮るときはただひたすら撮る、仕上がりが心配なら普段から練習しその不安を払拭するしかない。
自分が被写体に集中し、真剣であればあるほど、相手が有名人であれ、まったくの一般人であれ、必ずそれに応えてくれる。
画質モードはF+RAWに設定している。
モノクロにするときは100%Lightroomで画像処理するが、カラーの場合はjpegの撮って出しで満足している。
富士フィルムは素晴らしいフィルムシュミレーションがあるが、今のところ僕はスタンダードしか使っていない。
フィルムシュミレーションは今後もっと積極的に試す必要があると思っている。
シャッターの音量は常にOFF。静かであること、このカメラが大好きな大きな理由の一つだ。
フォーカスリングの方向はキャノンを同じに設定している。
近いものにピントを合わせるときは時計回り、遠くはその逆。これはもう手が覚えこんでいて、自然に動くので逆の修正は難しい。
プロレス、格闘技の雑誌の仕事をしている時、観客席側から400mm以上のレンズを使って撮影するとき、よく会社のレンズを借りた。
僕は200mm以上のレンズを持っていなかったからだ。
会社の写真機材はニコンだったのでよくフォーカスリングの動かし方を間違って、マズイ失敗をやらかしたものだ。
あっ、今日は文章が長くなってしまった。
殆どの人にとってあまり興味が無いだろうX100の設定のことを書いたのは、今日が穏やかな土曜日で、のんびりできる一日だったからだ。
写真の講釈、ヒンシュクを買いやすいんだよなぁ、、、笑











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by somashiona | 2014-12-27 14:08 | スナップショット

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