夏だ!海だ!キャンプだ!



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「夏だ!海だ!キャンプだ!」って言っても、こっちは真冬。
いつでも、いま自分にないものを求めるこの性格。
ゴハンと味噌汁が続くと、パンをスープを思い、寒い冬の空を見上げては真夏の太陽を思ってしまう。








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今日は子供たちが来ない週末。
久々に一人の時間だ。
最近生活環境が変わり、心身ともにヘロヘロな毎日が続いていただけに、ゆっくりと羽を休めるチャンスだ。
とはいえ、朝5時に一度起床し、撮影に行くべきかどうか判断するため外に出て少し歩いた。
霧を撮りたかったのだけど出ていなかったので、あっさりとヤメにした。
まあ、そんな日もあっていいだろう。
そのかわり料理に時間を費やし、おまけに昼食後ソファーで1時間半ほど居眠りまでしてしまった。
今週の平均睡眠時間は5時間を切っていたので、身体がよほど眠りを欲していたのだろう。
おっと、話がそれてしまった。








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元妻と別れて子供たちが僕の家に毎週末泊まりにくることになった時、正直言って僕は緊張した。








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オーストラリアの法律では離婚するとほとんどの場合、母親が子供の世話をし、最低でも2週間に一度父親は子供と一緒に過ごさなければならない。
これは親の義務であり、子供の権利だ。
またお金の面でも、離婚した妻が子供の世話をしている場合、父親は収入の何パーセントかを子供の養育費として離婚した妻に支払わなければいけない義務がある。離婚したから後のことは勝手にやってくれ、とは言えないのだ。もしお金を元妻に入れなければ、かわりに刑務所に入れられるかもしれない。
当たり前の話しだが、オーストラリアではたとえ両親が離婚しても子供たちには両親と会い続ける権利が保障されているのだ。そしてオーストラリアにいる子供たちの半分はこの状況で父親や母親と会っている。




僕と元妻の場合は法律に準拠する以上に、もっと自分たちや子供たちが幸せであるように、お互いに話し合いで子供たちに関することを決めるようにしている。
子供たちはほぼ毎週末僕のところに泊まりに来るし、彼女がもしもっと時間が必要な時は僕もできるだけ彼女に協力するようにしている。彼女も僕がどうしても受けたい仕事が週末に入ると事前に分かっている場合は快くその時間を僕にくれる。
でも、子供たちとすでに約束しているイベントが週末にある時は僕も、彼女も仕事より子供を優先する。仕事はこの先どうなるか分からないものだが、子供との付き合いは一生ものなので、時間をかけ、ひとつひとつの約束を守っていくことによって信頼を築きあげなければならない。








今はこの生活が当たり前になっているが、この環境がはじまろうとする時は緊張の連続だったのだ。




一番緊張したのは子供たちがはじめて母親の元を離れ、どこか違う場所に泊まるという経験をポジティブに受け止めてくれるかどうかということだった。
彼らがそれを気に入らなかったとしても、それはこれからずっと続くのだ。
僕のところに来る時間が彼らにとって待ち遠しい、大好きな時間にならなければ、その時間は彼らにとって苦痛以外の何ものでもない。




ベッドタイムストーリーのための絵本を買い込み、クレヨン、色鉛筆、画用紙、トランプ、子供向け映画のDVD、プーさん、シンデレラのカップを用意し、非常事態用のクスリを吟味した。
でも、僕が一番考えたのは、彼らの母親があまりやらなくて、僕が積極的にできることな何だろうということだった。




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その筆頭にあがったアイディアはやはりキャンプだった。
オーストラリアに移住し、タスマニアにたどり着くまで僕たち家族は放浪の旅をしていたので、子供たちにとってキャンプは日常的なものだったに違いない。
でも、それは彼らにとってもうすでに遠い昔の話しであって、ジプシーのようなキャンプ生活の記憶は彼らにはない。




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キャンプをしよう、という僕の提案に彼らは興奮した。
ある意味、これが僕と彼らにとっての初キャンプみたいなものだ。
夏がはじまったばかりの青空のもとでのキャンプだった。
もう3年前のことだ。
水道のないキャンプ場だったので水不足に苦しんだが、子供たちも僕も心から楽しんだ。
僕は彼らにとっていい父親になれるのではないか、このキャンプでそんな自信を少しだけつけることができた。
なんといっても、タスマニアのこの美しい自然が見方についてくれるのだから心強い。
今、彼らは毎週末僕に会うのを心待ちにしてくれている。




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日本のお父ちゃん、お母ちゃん!
この夏は子供を連れてキャンプに行こぉ〜!
「わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい」をスローガンに思い腰を上げよぉ〜!


子供いないあなた!
人ごとと思ってちゃダメ、ダメ!
恋人、友人との連絡を絶って、一人でキャンプにいこぉ〜!
カメラと本を一冊もって、一人でキャンプにいこぉ〜!
きっと忘れられない夏になるよ!




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Mayfield Bay Conservation Area, Tasmania






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by somashiona | 2007-07-21 20:54 | ソーマとシオナ

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