誕生日はファミリーポートレイトでどう?



うぅ〜ん、最近人を撮っていない、、、。
人を撮っていないと、僕の場合、何を撮っても写真をやっていないような気分になる。

ちょうどそんな時、たてつづけにファミリーポートレイトの仕事が何本か入った。
同じ写真を撮るという行為でもファミリーポートレイトの仕事はメディアの仕事と少しスタンスが違う。
それぞれの家庭が持つ、たぶん彼らは気がついていない種類の温かさを、ひと時彼らと一緒に共有でき、家族愛、夫婦の愛、親子の愛、兄弟の愛、身内の愛、そういったかけがえのないものの重さを再認識できる。
新聞や雑誌の仕事よりもファミリーポートレイトでこういったものを多く実感できるのは、たぶんリラックスした環境でゆっくりと時間をかけて撮影するからだろう。

いいファミリーポートレイトが撮れるかどうかはお客さんの撮影に対する姿勢にかかっている。
皆で協力し、思い出に残るいい写真を共に作ろう、という一体感が生まれた時、どんな撮影環境でも納得できる写真を撮る事ができる。
フォトグラファーの仕事はこの一体感をいかに作るかだ。
これが簡単そうで、難しいのだ。
写真の技術がいかにたくさんあっても、このセンスがなければファミリーポートレイト、いや、ポートレイトという分野の写真は難しいと思う。
もちろん、僕もそれで苦しんでいる人間の一人だ。


この日はユキちゃん1歳の誕生日だった。
ご両親はファミリーポートレイトというかたちでこの日を思い出深いものにしようと決めたようだ。
ナイスな選択だ。(笑)
3歳以下の子供の撮影は何が起こるか分からない。
機嫌の悪い日に当たってしまうと、もうどうする事もできないのだ。
いや、それでもフォトグラファーはどうにかしなくてはいけない。
カメラをいったん脇に置き、お絵描きをし、ブロックを組み立て、お馬さんにだってなる。

ユキちゃんは撮影の準備をしている時からもうご上機嫌ムード。
カメラを向けるたびに腕をバタバタさせケラケラと笑い声を上げてくれる。






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正直いって、大助かりだ。






ストロボのセットを用意していたが、ユキちゃんを怖がらせないよう、窓からの自然光で撮影を始めた。
多少ぶれても、そこは雰囲気優先モード。
技術的完成度を求めるあまり、その場の雰囲気を逃しては本末転倒だ。






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ダディと笑い。






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マミーに甘え。






でも、僕がどうしても欲しいショットは、実は泣き顔なのだ。
親というのは意外と自分の子供の大泣きした写真を持っていないもの。
しかし、泣くのは子供の仕事だ。
しっかりと、いい仕事をしてもらわないといけない。

それでは気合い入れて、いきましょう。
はい!






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え、聞きたくない?






じゃあ、カラーで。






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そう、そう、その感じ。
で、もっとカラダ全身で表現して!






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それですよ、それ!






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あっ、もういい加減にしてって?






じゃ、この辺でサヨナラしましょ。








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by somashiona | 2007-10-10 13:28 | 仕事

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