たまには愚痴ってみましょうか




ブログをはじめた時、日記スタイルのブログにはすまい、と決めていた。
だけど今日は日記スタイルでいこうと思う。


ここ2週間、僕は毎日朝7時から夜中の12時までパソコンの前に張り付いていた。
まとめなくてはいけない画像が溜まりにたまって次の撮影に進めなくなってきたからだ。
作業の効率化を図ろうと思い、2日目にLightroom2(画像処理ソフト)をネットで購入したが、これが不幸のはじまりだった。
いや、誤解しないで欲しい、Lightroom2は素晴らしいソフトだ。
ただ僕の要領が悪かっただけの話。

Lightroomは以前から使っていたのだがパソコン嫌いとマニュアル恐怖症のためごくごく簡単な操作のしかたしか知らなかった。
以前のデータを新しくバージョンアップしたこのソフトにどうやって移行すればいいのかという疑問が発端となって、このソフトを購入して2日間、まったく仕事をせずひたすらインターネットでチュートリアルビデオやこのソフトのスペシャリストのサイトを見てLightroom2について学んだ。
目から鱗の情報をたくさん得て、これでこの後の画像処理はスムースにいくだろうと高を括っていた。
しかし、物事はそう上手く進まない。

あまり良く分かっていない僕のMac君を色々といじってみたせいか、パソコンがフリーズしまくった。
この問題を解決するため、約3日間インターネットで原因を調べ続け、Macを使っている知り合いに電話をかけまくり、ありとあらゆる修復ソフトを試してみた。
この間、僕は猛烈にイライラした。
300回ほど舌打ちをし、F○ckと130回ほど叫び、少なくなってきた貴重な髪の毛を70本ほど引き抜き、鉛筆の芯を6回折った。
フリーで仕事をしている人間にとって努力しているにも関わらず、お金を生み出さない時間はストレスだ。
これが撮影のためのライトのテストや、新しく購入したカメラの使い方を学ぶため時間を費やすのならまだ納得がいくし、ある意味、楽しみでもある。
しかし、大の苦手であるパソコンのソフトウェアについてやパソコンのトラブル解決のため、大嫌いなパソコンの前に座り続けるのは僕にとって拷問でしかない。
この話を親友のフォトグラファーであるピーターにすると「パソコンやソフトウェアのことで時間を費やすのは今日ではフォトグラファーの大切な仕事の一つだ。トラブルに遭うたび新しいことを学び、それが次の仕事に活きるんだ」と言われた。
確かに今の職業フォトグラファーは昔ながらの写真の技術を知っているというだけでは充分ではない。
写真の技術のいう言葉の中にはデジタルテクノロジーをプロとして理解していること、それに付随するコンピュータテクノロジーを多少なりとも知っているという意味合いが含まれると思う。
そしてこれからはこの分野の知識がもっと必要になるだろう。
新しいカメラが出るたび1カットあたりのデータが重くなり、データが重くなると処理能力の高いパソコンが必要になり、新しいパソコンになるたび新しいOSの特徴や、それに付随するソフトを学ばなければいけない。
モノクロフィルム、現像液、暗室、古いカメラと古いレンズを使い、自分の作品作りに専念し、それで生計を立てているフォトグラファーも世界中にいるかもしれない。
しかし、オーストラリアに移住してから一度もフィルムで仕事をしたことのない僕にとっては縁のない世界だろう。
やはり地道にコンピュータテクノロジーを学び、明日への糧にするしかない。

やれやれ、美女がたくさんいる南の島のジャングルの中で、今日は魚を何匹釣ったとか、あそこの丘のブドウが今食べごろだから皆で摘みに行こう、などという話をして、のんびりと生きていけないものだろうか?


よし、ブログで愚痴ったらすっきりした。
明日から2日間は撮影だ。
張り切っていい写真を撮るぞ〜!


というわけで、今日はテキストと関係のないソーマとシオナの写真。






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基本的に子供は水辺が大好きだ。
僕の子供の頃もそうだったが、木の枝や葉っぱなど架空の船を水の上に浮かべて、空想の物語の世界にすぐに入り込む。
川や海など水のある場所に子供たちがいるときはカメラを持っていても彼らから目を離してはいけない。
ソーマは来月9歳になるが、それでも足を滑らせ、服を着たまま水の中に落ちれば溺れる可能性もある。






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彼らの空想の世界の邪魔をしないよう、何かあった時に備えて彼らがいる岸のほうへ橋を渡って移動する。
するとソーマがシオナを抱きしめているのが見える。
ソーマがこういうことをやっているときはたいていの場合、泣かしてしまったシオナをダディに見つかる前に何事もなかったかのように繕うための証拠隠滅作戦だ。
「どーした?」と僕が橋の上から声をかけると「なんにも」とソーマが答え、「ダディ、、、ソ、ソーマがねぇ、、、プリンセスが乗っている私の船に、、、石を投げて沈めたのぉ、、、わざとにやったのよぉ、、、」とシオナは泣きはじめた。

やれやれ。






Richmond, Tasmania















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by somashiona | 2008-10-08 22:37 | ソーマとシオナ

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