カモノハシはE.T.だった?




昨夜、子供たちとDVDでスピルバーグ監督の「E.T.」を観た。

この映画、僕が道南の松前町に住んでいた時の1982年に公開された映画だ。
僕は高校生だった。
大の映画好きだった僕は友人と一緒に、この映画を見るため朝一番の汽車に乗って函館にでかけた。ちょっとした小旅行だ。
映画館に入ったときはほとんどお客さんが入っていなかったので、僕も友人も周りに遠慮なく肩を震わせ大泣きした。映画が終わって館内の照明が明るくなった時、がらがらだった館内はいつのまにか満員になっていた。お客さんたちのくすくす笑う視線を受け、僕たちは恥ずかしさのあまり席を立ち上がれず、次の回の上映も続けて観てしまったという思い出がある。


昨夜、ソーマは「ジョーズ」を観たがっていたが、シオナが怖い映画は夜夢に出て来るから嫌だと言い張り、結局「E.T.」を観ることになった。
家の中で映画を観る時、部屋の明かりを暗くして、僕がソーマとシオナに挟まれるかたちで一緒にソファーに座り、ポップコーンやチップスを食べながら映画鑑賞をするという子供たちが作った暗黙のルールがある。
なので以前観たことがある映画でも最後まで彼らに付き合わないといけない。
やれやれ「E.T.」かよ、と心の中で思いながらこの映画がはじまったが、最終的に大泣きしていたのはやはりダディだった。
お前たちよくそんなにクールに観ていられるな、エリオット(主人公)が泣いているのを見ても平気なのか?と言うと、だってこの映画、今日で4回目だもん、と二人は答えた。
この映画、自転車で大きなお月様を背景に空を飛ぶシーンしか記憶していなかった僕にはとても新鮮だった。
はじまりから終わりまで、まったく隙のない映画だ。
あまりにもよく出来ていて感心してしまった。
三人兄妹の妹役だったったドリュー・バリモアが可愛らしい。この後ドラッグで苦しむ人生が彼女を待ち受けているだなんて、この時は誰も想像しなかっただろう。彼女は9歳からお酒を飲みはじめ、12歳の時にはすでにコカインに手を出していたと言われている。
苦しいリハビリのあと、みごとハリウッドに復帰した。


Hey Soma, what does E.T. stand for? (ソーマ、E.T.って何の略?)
Extra Terrestrial!(地球外生命体!)とすぐに返事が返って来た。
ダディ、Extra Terrestrialはね、weird(気味の悪い、不可思議な)っていう意味もあるんだ。
イギリス人がタスマニアに来てはじめてplatypus(カモノハシ)を見た時、彼らはカモノハシをExtra Terrestrialって呼んでいたんだよ。
ホントか、ソーマ?カモノハシはE.T.だったの?
うん、学校でそう習ったもん。
おまえが生まれた時、ダディもソーマをE.T.って呼んだんだ。
え、どうして?
だって身体赤いし、しわくちゃだし、ダディにとってはね、未知なるものとの遭遇だったんだよ。
、、、、、。
いやぁ〜い、ソーマはE.T.だぁ〜!
シオナ、うるさいって!僕がE.T.ならシオナはカモノハシだ!


この夜、僕と子供たちは、「E.T, phone, home,,,」と言いながら、何度も互いの人差し指をくっつけあった。







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by somashiona | 2008-10-12 08:48 | ソーマとシオナ

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