サヨナラ松山、また会う日まで




楽しかった愛媛県、松山にお別れする時間が来た。
Fさん夫妻にバス停まで送ってもらった。
ちょっと感傷的な気分で空を見上げる。
夕日に染まった入道雲が僕に手を振ってくれているようだ。


バスの窓から暗くなりつつある松山の街を眺める。
僕は旅の途中のおセンチ気分にひたっているが、この街の人たちにとって今日という日はいつもとなんら変わらない。忙しい一日が終わり、安堵とも疲労の後ともとれる表情を顔に浮かべ皆家路に向かう。
そう、これが日々の生活というものだ。
彼らは皆幸せなんだろうか?
いつもの質問が頭をよぎる。
幸せかどうか考えていない時が幸せだと知っているのに。
家路に向かう人たち全てが僕には輝いて見える。


バスのアナウンスが聞こえる。
子供の時から今に至るまでバスのアナウンスのあの女性の声は同じだ。
札幌国道36号線を走る中央バスの中から夕暮れの町並みを見るともなく眺めていた時の遠い記憶が、バス特有の匂いとこのアナウンスの女性の声とともに蘇る。
夕方から夜に変わる青みがかった空の色と車や街頭の光が窓に反射する光景はいつ見ても幻想的な絵画だ。
40年以上同じ女性がアナウンスを録音しているのだろうか?
そんなはずはない。

車内に取り付けられた小さなテレビ画面が僕の向かう場所を告げている。
Fさんご夫妻、ありがとう。
出会った人たち、ありがとう。
サヨナラ松山、サヨナラ愛媛、また会う日まで。










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by somashiona | 2008-11-17 06:55 | デジタル

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