カテゴリ:ラブラドゥードル( 2 )

レトリーバー 4月号



久しぶりに友人や親戚などから家族写真が送られたとき、なによりもまず子供たちの成長に驚いてしまう。
例えば、最後に会ったのが3歳だったとして、その5年後に送られた写真を見ると、3歳だった子供はほとんど別人だ。
35歳だった友人も、もちろんきちんと5年分年をとり、計算があっていれば40歳になっているはずだが、その顔や体つきにはほとんど変化がない。
そんなことは当たり前の話だと言われそうだが、それでも僕はそういう写真を見ると、時間というものの不思議さと切なさを感じずにはいられない。
子供たちが5年間で驚く成長を遂げるように、自分もやはりたとえ目には見えなくても、成長し続けたいと思う。いくつになっても。

以前、オーストラリアン・ラブラドゥードルのワラタ、ティアラ、ブラウニーたちがタスマニアで生まれ、日本へ旅立っていく話をブログで紹介した。
嬉しいことに彼らの飼い主さんたちは、彼らの日本での様子を写真付きで時々僕に知らせてくれる。
子犬達の成長は5年どころか、1年後にはほとんど別人(別犬)状態。
写真を見ると、本当に驚いてしまう。










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日本の山の中で生活しているワラタは元気ハツラツ。
雪のないオーストラリアの犬が雪の中で逞しく走りまわる姿を見ると頬がゆるむ。










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初対面の時からお嬢様的オーラを発していたティアラ(なんていっても名前がティアラですから)、予想通り、気品あるお嬢様としてすくすくと成長しているのが写真からよぉ〜くうかがえる。










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子犬時代から元気いっぱいで、とてもフレンドリーだったブラウニー、今住んでいる東京では「お転婆すぎ?」と飼い主さんからいわれるほど。笑
いいんです、元気が一番!
僕が会ったときは4キロちょっとだったブラウニーもいまでは12キロ弱。
子犬の成長、恐るべし!










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ついでにと言ってはなんだけど、今日のアプリコット。
我が家にやって来たときは、将来どんな乙女になるのかと思っていたが、やはり、タスマニアの田舎町でワイルドに育てられると乙女じゃなくて、オネーちゃんにしかなれないの、、、朝食の生肉にかじりついたばかりで、口の周り汚いし、、、。
人間だけじゃなくて、犬もやはり育った環境で人格(犬格)なるものが決まってしまうのだと、しみじみと思った。
だって、ティアラと醸しだす雰囲気がぜんぜん違うんだもん、、、涙。
でも、ソーマにも、シオナにも、家族みんなに大切にされて、幸せなことは間違いなし。











僕のブログで紹介したこの子たちの話が「RETRIEVER」(レトリーバー)という雑誌の4月号で紹介されています。
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by somashiona | 2012-03-31 17:51 | ラブラドゥードル

ラブラドゥードルのブラウニー




ラブラドゥードルのワラタ、ティアラに引き続いて撮影の依頼を受けた。
ワラタは黒、ティアラは白、そして次の子犬は茶色、名前はブラウニー。
実はブラウニーというのは僕にとって、というより僕の子供たちにとって特別な名前の子犬だ。
最近はさすがにやらなくなったが、少し前まで彼らが寝る前に僕たち親子は3人ベッドに横たわり、ベッドタイムストーリー聞かせるのが習慣だった。
最初は本を読んでいたが、僕の英語の間違った発音を子供たちに指摘され、物語が上手く進まなくなると、僕の頭の中で勝手に話を作り子供たちに聞かせるようになった。
これが子どもたちは大好きで、一番人気が「ソマソマ、シオシオの大冒険」そして二番人気が「茶色い子犬ブラウニーの大冒険」だったのだ。(なんでもかんでも冒険です)
なので、ブラウニーは会う前からもう十分知っている気がしていた。


ワラター、ティアラ、ブラウニーの撮影を行うにあたってとても参考になったものがある。
それは子供の養子縁組に関するドキュメンタリー番組だ。
マドンナやアンジェリーナ・ジョリーたちがキッカケで世界規模で行われている養子縁組がクローズアップされたときがあった。
ドキュメンタリーは我が子を養子に出す親やその子供たちのこと、様々な手続きを経て自分たちのの家族として子供を迎えようとしている人々、中間に立つブローカー、発生する問題を解決する法律と弁護士たち、世の中には養子縁組を悪用する人たちがたくさんいるだろうが、僕の観たドキュメンタリーは、すべて、幸せを求める人たちの姿を追っていた。
子犬たちの撮影の依頼をしてくれた人たちから、養子縁組の番組で子どもを受け入れようとしている家庭の人たちがもってたものと同じ種類の情熱、気遣い、思いやり、愛情を感じた。
ニューヨークのアパートメントにもうすぐやって来る子供たち、アフリカやアジアで生まれ育った彼らの環境を少しでも知り、理解しようと、受け入れ側の家族(カップル)は必死だった。


写真撮影をするとき、それがどんな被写体であってもチューニングが大切だといつも思う。
それはこれから向きあう被写体に対して、依頼者に対して、自分がどれくらい彼らが発している電波とチューニングを合わせられるのかというような、掴みどころのない感覚だ。
いろんな物事にダイヤルを合わせられるよう、普段からアンテナを張り巡らせ、引き出しの数や大きさを確保しておく必要がある。
これは被写体や依頼者が明確な時に限った話ではない。
ストリートのスナップでも、自然でも、建物でも、それぞれがある種の電波を発していて、それにダイヤルが合ったときは、密かな自信と確信を持って被写体にレンズを向けることが出来る。
写真とはそういうものだと、最近僕は思うのだ。


では、今回も撮影の依頼者であるSさんに宛てたメールと共に写真を見ていただきたい。








Sさんへ

ブラウニーの撮影報告です。
5月28日の土曜日は朝から快晴でした。
ポールさんとはTLBCで午後1時に待ち合わせ。
ホバートを午前11時に出発し、快適なドライブを楽しみました。
助手席にはコーヒーポットと2,3種類のスナック菓子。
普段はスナック菓子をあまり食べないのですが、両距離ドライブになるとなぜかこれが欠かせないのです。

TLBCではポールさん、奥さんのリズさん、そして娘さんのリサさんが僕を待ち構えていました。
子犬の撮影は僕一人では不可能なのです。
ポールさんが100%僕に付ききりで、リズさん、リサさんも必要に応じて手伝ってくれます。
寝る時以外はあの広い敷地内で常に働き詰めの人たちなので、こうやって僕の撮影に協力してくれることにいつも感謝しています。










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初対面のブラウニー、ポールの腕の中でしっかりと抱かれていました。
手を差し出すとぺろぺろとピンクの舌で指を舐めます。くすぐったいのです。
まずはポールさん、リズさん、リサさんとの記念撮影です。
すぐに母のソフィーの登場です。
ソフィはものすごく静かなラブラドゥードルでした。
ポールにソフィーの性格を尋ねると、スウィート(可愛らしくて)、ジェントル(穏やかで)、ソーシャブル(まわりと打ち解けられる)という答えが返ってきました。
この日、随分長い時間をソフィーと過ごしましたが、まさにその通り。
ソフィーのような犬と一緒に生活できたら、さぞかし穏やかな毎日でしょう。
ブラウニーとソフィーのツーショットからはじめよう、ということになりブラウニーのリードを外すと、走る、走る、元気いっぱいに走りまわること。
ここで問題発生!
ブラウニー、ソフィーと一緒にいると常に彼女のお腹に顔を突っ込んだまま。
走るときも身体をぴったりとソフィーに寄せ、とにかく顔をソフィーのお腹に入れるのです。
ソフィーから離れたと思うと、こんどはすぐに草の上に寝転がる。
いつもは母と子のツーショットは何の問題もなくスムースにいくのですが、今回はなかなか思うような写真が撮れません。
今までの3倍以上の時間をかけ自然なツーショットを試みたのですが、最終的にポールの腕の中に収まってもらうしか方法がないという結論に達しました。笑










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次は父親のタイガー登場。
タイガーというくらいなので、大きくて、勇ましいラブラドゥードルが登場するのだろうと思っていたのですが、ポールが連れてきた犬はソフィーと同じか、少し小さく見える、これまたとってもおっとりとしたオス犬でした。
毛が短く刈られていて、なんだかラブラドゥードルに見えません。笑
ポールが申し訳なさそうに言います「一ヶ月前にヘアカットしたばかりなんだよ。撮影、止したほうがいいかなぁ、、、」と。
TLBCの犬たちは一年に2,3回、思いっきりヘアカットされるそうです。
それが彼らの普通の生活なら、そういう姿を写真に収めれる方がラッキーというもの。
僕は「まったく気にしなくていい」とポールさんに言いました。
Sさん、タイガーがラブラドゥードルらしく見えなくても、気にしませんよね?
タイガーの性格はポールさんいわくLovely gentle nature(愛らしくて、とても穏やかな気性)、He is a sweet boy and good to his girls (彼はとても可愛らしい性格で、自分の女の子たちへの態度がとてもいい) とのこと。
うん、女子にモテるタイプの男性ですね。
ブラウニー、ソフィー、タイガー、そしてポールさんとのグループショット。
子犬と母親、父親の3匹で写真を撮るのは今回が初めて。
それだけタイガーが大人しくて、安心出来る犬だということなのでしょう。
飼い主のもとへ旅立つ子犬たちに万が一のことがあったら大変なので、ポールさんたちは撮影中も細心の注意を払っています。










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次は兄妹たちとの撮影です。
母親のソフィーと一緒に兄妹たちを同じ囲いの中に入れてもらったのですが、彼らが一緒になるとそれはもうただカオスです。笑
どの子たちも母親と遊びたくて皆飛びつくのですが、母親は逃げまわるばかり。
ブラウニーは7匹兄妹。
2匹が女の子で5匹が男の子。
2匹がシンガポール、1匹がメルボルン、そしてブラウニーが日本に行くことが今のところ決定しています。
この兄妹たちは後数週間でそれぞれ離れ離れになり、おそらく二度と会うことがないのでしょう。
この日はブラウニーを含めて4匹の兄妹たちしかもう残っていませんでした。
兄妹たちの動きを見ていると、ブラウニーがダントツで元気です。
他の子達を見る見るうちに押し倒していきます。
母親には最後まで食らいつきます。
将来有望です。










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この後、ブラウニーの単独撮影をするため、ポールさんとTLBCの広い敷地内を歩くことにしました。
オーストラリアのラブラドゥードルブリーダーの中では最大規模のTLBC。
犬たちにとっては本当に恵まれた環境だと思います。
と同時に、それはポールさん達にとっては仕事をさらに大変なものにしている理由の一つです。
敷地内の移動は4WDバギー車を使います。
これからどんどん寒さが厳しくなるタスマニア、朝は7時を過ぎてもまだ薄暗く、あの寒さの中、すべての犬たちに餌を与え、子犬たちの綿密なチェックをし、彼らに運動させ、テザートレーニングまでするなんて、本当に大変な仕事だと思います。
犬たちを愛していなければ出来ませんね。
ポールさんと歩きながらブラウニーの性格を聞いてみました。
Confident, sweet nature (自信に満ちていて、愛らしい気性) very vigorous (元気ハツラツ)。
「この子はね、とっても扱いやすい犬になるよ」と彼は言ってました。
ブラウニーと一緒に時間を過ごしていて、素人の僕でもそれは十分理解できる気がします。
本当に物怖じしなくて、人懐っこいワンちゃんです。
さすがの元気印ブラウニーも、後半テンションが下がってきました。
たぶん、生まれてこのかた、こんなに人に触られて、母親、父親、兄妹とじゃれて、走りまわった日などなかったでしょう。
一日に子犬を撮影できる時間は3,4時間が限度だと思います。
3時間も過ぎれば、ほとんど動かなくなります。
そんなわけで、後半はポールさんに抱かれたブラウニーを撮影することが多くなりました。
冬の夕暮れ時の光のなかで、きれいな写真が撮れたと思います。










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身体測定をしました。
これ、記録としてはかなり大切です。
身長38cm、体長44cm、体重4.12kgです。
3ヵ月後にはビックリするくらい大きくなっていることでしょう。

子犬を引き取りに来る飼い主たちにポールさんは必ずDog Whisperingのテクニックを伝授します。
中でも子犬を安心させ、心と心を通じ合わせるコミュニケーションをはかるためのDog Whisperingは大切です。
子犬を膝の上に乗せ、耳たぶを撫ぜてあげることからはじめます。
お腹を撫ぜ、肉球を丹念に撫ぜてあげます。
ポールの手にかかると、すべての犬たちが魔法にかかったように夢心地の表情を見せます。
この日のブラウニー、もうくたくただったので、ポールさんのDog Whisperingにかかると、あっという間に眠りに落ちました。
撮影はここで終了です。










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Sさん、ディスクは3日以内に送れると思おいます。
郵送した日にまたメールをしますね。

では、今日はこれで。
長いメールになってしまい、ごめんなさい。


マナブ





























「ラブラドゥードルのティアラ」

オーストラリアン・ラブラドゥードル、「ワラタ通信」第一弾

オーストラリアン・ラブラドゥードル、「ワラタ通信」第二弾

オーストラリアン・ラブラドゥードル、「ワラタ通信」最終回

家族が増えた!


Tasmanian Labradoodles Breeding Centre


オーストラリアン ラブラドゥードルのいる生活!Labradoodle Paradise













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by somashiona | 2012-01-17 10:45 | ラブラドゥードル

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