カテゴリ:仕事( 78 )

速報! TBSテレビ「爆報!THEフライデー」




TBSテレビ「爆報!THEフライデー」という番組で、僕が以前撮影したパーマカルチャーの祖、ビル・モリソン氏の写真が数点紹介される予定です。

パーマカルチャーを実践されている林マヤさんという元モデルさんの特集の中でビル・モリソン氏の話に触れるのだと思います。
(単に推測)
自家農園野菜つくり、エコ、ロハスなどに興味のある方は是非番組をご覧になってください。
放送は今月、8月17日(金)の19時から、とのことです。
タスマニア在住の僕はもちろん観ることが出来ないので、誰か録画して僕に送ってください。笑

ちょっと大袈裟なタイトルですが、「速報」でした。













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以前書いた記事「パーマカルチャーを作った男 ビル・モリソン」はここで!










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by somashiona | 2012-08-12 10:24 | 仕事

ジュリアンのアシスト




ブロックリーエステイトの建物を撮るにあたって、ジュリアンとああでもない、こうでもないと言いながらポジションを探した結果、一本の大きな樹の、高い位置から撮るのが一番いいだろう、ということになった。長いハシゴと張り出た樹の枝を使って。
グラグラ揺れる長いはしごを下でジュリアンに押さえてもらい、数枚テストショットを撮ってみると、どうしても細い木の枝がフレームの邪魔をする。










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黒澤明監督は「おい、あの山どかせ」と助監督に平然と言ったそうだが、僕がジュリアンにそんな事を言おうものなら2度と仕事は回ってこない。
そこで、丁重にこう訊ねてみる、「ねえジュリアン、カメラのモニターを見て。ね、この枝が邪魔でしょ?これ、ちょっとだけ、切ってもいいかな?」と。
ジュリアンは驚いた顔をして「なんてことを言うんだ、マナブ。写真一枚のために僕たちの大切な樹の枝を切り落とすって言うのか?」といって僕を萎縮させたあと、「冗談だよ、全然平気さ、でも、どうやって切るかなぁ、、、ノコギリと長い棒を持ってくるからちょっと待ってくれ」と納屋に向かって走っていった。










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簡単にいくと僕たち二人は思っていたが、枝を切り落とすのは思いのほか難航した。
40~50分ほどかかってやっと切り落としたときには、もう辺りは暗くなり始めている。
三脚はめいいっぱい伸ばしても全然高さが足りない。
不安定なハシゴの一番上で、樹の枝にとまるフクロウをイメージしながら息を止め、手持ちでシャッターを切る。
(ホォ〜、ホォ〜)(フクロウの鳴き声)
ブレる僕のカメラと揺れるハシゴとの共演。










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ISO800、F5.6 、1/13秒










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ISO800、F4.5 、1/10秒  少し屋根の上をトリミングし、絵を整理してみる。










一見、どうということのない一枚だが、それなりに苦労している、ということを言ってみたかっただけだ。笑
でも、この一枚のためにジュリアンもかなり努力をした。
これは僕たちの共作ということで、ジュリアンにとっても思い入れのある一枚になったことだろう。














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by somashiona | 2012-05-22 10:29 | 仕事

鳥たちがいる秋の色 #2





四季の中で一番好きなのは、間違いなく秋。
子供の頃からそれは変わらない。

春は空想にふけりすぎる。
夏は何をするにも背伸びをし過ぎ。
冬はいつまでも家に閉じこもっていたい。
秋だけが等身大の自分でいられる。

オレンジや茶色が好きなのも、きっとそれらの色に秋のイメージを感じるからなのかもしれない。
もし一日を四季のように捉えるとしたら、朝は春、昼は夏、そして夕方から夜にかけてが秋で、夜遅くから寝るまでが冬、、、いやこれには少し無理がある。

一日の中では朝、しかも4時とか、5時、少なくても6時前までの早朝が一番好きな時間。
この時間にきちんと起きられれば、朝から自分を褒めてあげられるし、頭は冴えていて、身体にもまだエネルギーがたっぷりあるので、何をやるにしてもとても効率がいい。

秋の朝早い時間、自分だけの為に静かに使う。
僕には至福のときだ。
もしブロックリーエステイトに住んでいたら、その至福の時間にはニワトリたちの鳴き声が必ず聞こえていることだろう。














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by somashiona | 2012-05-18 15:26 | 仕事

鳥たちがいる秋の色 #1


日本なら、鈴虫の声が聞こえたり、空を舞うトンボを見ると、「ああ、もう秋だなぁ」としんみり思うが、ここタスマニアに住んでいると虫の声で季節を感じる日本人の繊細な感覚など忘れてしまう。
サマータイムが終わり、朝晩にヒーターのスイッチをオンにする頃になると、「くそっ、もう秋だ」と思う。
満喫しきれなかった夏に、未練タラタラだ。


ブロックリーエステイトでの撮影はニワトリやターキーたちの気配を常に視線の端や背後に感じながら行った。
おかげで、僕にとっての今年の秋のイメージは、少なくてもヒーターのスイッチなどではなく、ニワトリやターキーと共にある。


「ブロックリーエステイトの秋の色を撮ってほしい」という依頼だったが、指定された日程は秋の色を写し込むには少し遅すぎた。
3日間続いた暴風雨が秋の色をすっかり消し去ってしまったらしい。
どうしたものか、、、と最初はストーリーをはじめる手がかりが掴めず、三脚を肩に担いで黙々と歩いていたが、それでも、絨毯のように地面に広がる落ち葉や枯れた小枝を踏みしめるときの乾いた音が、僕の想像をゆっくりと膨らます手伝いをしてくれた。


秋というのは、静かに待ってさえいれば、必ず向かうから何かがやって来る季節だ。
















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つづく (To be continued)


























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by somashiona | 2012-05-17 17:27 | 仕事

ちょっと遅めの贅沢昼食編



カメラを抱え、ホテルのまわりをウロウロしていると、またキッチンからいい匂いが漂ってきた。
食欲は写欲に勝るのか?
いい匂いを一度でも嗅いでしまうと、撮影の集中力はもう続かない。
パトロール中の番犬が餌の準備をしている飼い主の姿を見つけたときのように、僕は撮影のことを忘れ、しっぽを振ってキッチンへと向かう。












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湧いたお湯の蒸気がうっすらと漂うキッチンにはレモンの香りが広がっていた。
ちょうどチャシーがカボチャのジャムとグリーントマトのジャムを作っているところだった。
庭でとれたグリーントマト。味はちょうどピーマンとトマトを足して2で割ったようで複雑だが、これがジャムになるとそれはそれは、素晴らしいらしい。
料理好きなら誰でも、自分にとってバイブルとなるような料理の本を1、2冊は持っていることだろう。
僕はオーストラリアに移住する直前に買った集英社「クッキング基本大百科」という分厚い本を繰り返し繰り返し使っている。まあ、クックパッドのお世話になることも多いが。
チャシーにとっての一冊は「KITCHEN GARDEN COMPANION」という本らしい。
料理だけでなく、土の掘り起こし方から、野菜やハーブの育て方まで事細かに解説してあり、なおかつ写真が素晴らしい。
日本とオーストラリアでは料理の本のコンセプトがまったく違う。(一般的に)
日本の料理の本は野菜の切り方からフライパンの上でどうやって小麦粉を炒めるかということまで、しっかりと写真が掲載され、実用書に徹底しているところがいい。こういう心使いは実に助かる。












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オーストラリアで売れる料理の本はどちらかと言えばオシャレな写真集だ。
きれいなガーデン、登場する素敵な人たち、雰囲気たっぷりのキッチンとアンティークな調理器具。写真のクオリティが高く、料理に興味がない人でもページをめくるだけで楽しめそうだ。
なので、誕生日やクリスマスのプレゼントとしても料理の本は人気が高い。
確かに、チャシーのキッチンに居ると、目にするものすべてがフォトジェニックに見える。
料理の写真から徐々に写真にハマる人も多いが、その気持もよくわかる。
あいにく僕にはそのセンスがないので、そっち方面のフォトグラファーにはなれないが。












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ふとダイニングテーブルの方へ目をやると、ジュリアンとスコットの二人がモバイルフォンを見つめ、難しい顔をしている。
二人ともバリバリの経営者なので、ちょっとした時間を利用してスタッフから送られる報告書や、仕入の状況などの確認をインターネットを利用して行うのだ。
タスマニアだけでなく、オーストラリアの農場などではインターネットがとても重要な役割を占めている。
ひとつ、ひとつの農場が半端な広さでない分、インターネットを利用したサービスに頼らざるをえない状況が出てくるのだ。
子供たちが学校の授業を家に居ながらインターネットで受けたり、医者の診察や、時には難しい手術を都会にいる先生がインターネットを通して指示を出し行われることもある。
日本のようにどこでも携帯電話が使えるような国でないので、インターネットの回線が行き届かないところは衛星で回線をつなく。
とにかく、国策としてそういう事を進めているので、パソコンに強い農家のおじさんやおばさんも多い。
一見無縁に見えるが、ジュリアンのホテル経営もインターネットなしでは語れない。
パソコンはもちろんだが、スマートフォンが登場してから随分仕事がしやすくなったようだ。
自分たちの生き方が頭にしっかりと描けていれば、何処に住むかはもはや問題でない時代のようだ。












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ジュリアンがキッチンへ戻り、チャシーの手伝いをしはじめると、窓の外に綺麗な光が差し込んでいることに気づき、僕はカメラを抱え、慌ててそとに飛び出した。












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再びキッチンへ戻るとパンプキンジャム(カボチャのジャム)は用意してあった空き瓶に詰められ、スイートポテト(サツマイモ)の料理も完成間近だった。
すでに出来上がっているサラダはロースとパンプキン、日本人の名前に似たネーミングのイタリアンチーズを焼いた物(そのときは絶対に忘れられない名前だと思ったが、忘れた)、カラメルを絡めたクルミ、そして、昼間にガーデンからチャシーが採ってきたレタスが混ぜ合わさった絶妙な一品。
そして昨夜のマグロ、スイートポテトにMojoというコリアンダーのソースをかけた一品。
ちょっと遅めの美味しい昼食を堪能した後、名残り惜しみながらホテルを後にし、ホバートへ向かった。












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番外編へとつづく (To be continued)













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by somashiona | 2012-05-16 19:25 | 仕事

みんなで散歩&カヌー編



朝、おいしい朝食で胃袋も心も満たされた後は、みんなで散歩。
散歩と言えども、ジュリアンとチャシーはホテルを管理する仕事や、僕たちにゲストにまたしても美味しいお昼ごはんを食べさせるため、やることが色々とあるので、どちらかといえば彼らの日々の仕事を見学するついでの散歩のようなものだ。
さっそく鳥たちに餌をあげるチャシーとジュリアン。
鳥たちは餌をもらえるのを知っていると見え、二人が歩いて来ると我を先にと追いかけてくる。
餌にありつき、鳥たちがケンカをしながら黙々と食べているとき、遠くの方から切羽詰った声で「コ、コ、コケッ、コケコッコー」と泣きながら猛烈な勢いで餌の方へ走ってくる一羽を発見。
群れから外れ、一人自分の世界に浸っていたせいでジュリアンたちに気付くのが遅れたニワトリだった。
鳥の世界でも、やっぱりこういう奴がいるものだ。
こういうのを見ると、鳥といえども何故か他人ごととは思えない。
同じ電波を出し合う仲間意識が芽生えてしまいそうだ。












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黄色の古いフィアットが敷地内に一台止まっている。
聞けば、チャシーが運転免許を取得するため彼らの広い敷地内で運転の練習をしているという。
ここでやりたい放題に運転し、技術を身につければ、将来はラリーカーの選手も夢ではないだろう。












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チャシーの料理へのこだわりは出来るだけローカルのプロダクトを食材にすること。
まさに地産地消だ。
タスマニアの人たちが彼女の料理を食べると、「えっ、いつも食べているこの食材が、スペイン料理になるとこんなふうになっちゃうの!?」と驚く。
肉や卵、野菜をはじめ、自分たちの土地で飼育や栽培できるものをできるだけ増やし、それを使って新鮮素材の料理を作る。
去年、僕が彼女からもらった乾燥させたオレガノは、どこのお店で売っているものよりも香り高かった。
各種のハーブや野菜の畑を見せてくれた。
今日の昼ごはんには今彼女が土から採ったばかりのレタスが登場するだろう。












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彼らの土地の中には大きな川が流れている。
僕たちはその川に向かって歩いた。
タスマニアの川らしい、手付かずのワイルドな川だ。
黄色いカヌーが川べりに一艇置いてあった。
彼らに先にお手本を見せてもらい、次に僕と友人のカップルがカヌーを漕いだ。
万が一に備え、カメラは持ち込まなかったが、すぐに後悔した。
カヌーから見る景色の素晴らしいことといったら、、、。
川の中にはカモノハシが住んでいるらしく、鳴き声と、彼らが水中から上げる泡を時々確認することができる。
でも、用心深い彼らの姿を見ることはなかった。
カモノハシは綺麗な水にしか住まない有袋類だ。












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一度ホテルに戻り、それぞれがくつろぎの時を楽しむ。
とはいえ、僕はやはり仕事をしなくちゃという気持ちを抑えることが出来ず、ついついカメラを持ってホテル周辺をウロウロしてしまう。
ウェブサイトの素材として使えそうなものでもないかと、まるでフランスで土の中のトリュフを探す犬のように、鼻をくんくんさせながら、せわしなくホテル周辺をうろついてしまう。
(優雅な場所で優雅になれないのは貧乏性?)
すると年代物のゲートボールのセットのようなものを発見。
こんなかっこええ場所でゲートボールはないよなぁ、、、と独りごちてみたが、僕が発見したのはアンティークのクロッケーのセットで、もともと英国の紳士淑女が楽しんだクロッケーこそ、ゲートボールの元祖なのだ。
日本のおじいちゃん、おばあちゃん、かっこええ!












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外ではジュリアンがキッチンの生ごみの一部を鳥たちに与え、残りはコンポースト(日本語なら堆肥か?)行きだ。
タスマニアでは生ごみをコンポーストにする人が多い。
特にガーデニングが好きな人は、生ごみにミミズや植物の葉などを混ぜ、こだわりのコンポーストをする人が多いようだ。


庭では相変わらずニワトリが走りまわり、ブロックリーエステイトの時間はゆるかやに過ぎていく。












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by somashiona | 2012-05-15 19:32 | 仕事

シンプルだけど、たまらない朝食編


大人の時間は夜中の12時くらいでお開きになり、ジュリアンたちが用意してくれた部屋の、大きなベッドにもぐりこんだ瞬間に、僕は眠りに落ちた。
アンティークな雰囲気に包まれたあんなゴージャスな部屋に泊まる機会などそうそうないのだから、もっと楽しんでから眠りにつきたかったのだが、、、。
翌日は6時に起床。
部屋の中は冷え切っていて、ベッドの中の身体はぬくぬくだが、鼻や頬は冷たい。
窓の外は真っ暗で、ニワトリやターキーたち以外、まだ誰も起きている様子はない。
本当は真っ白でフカフカな羽毛のブランケットに包まれて、もう少しぬくぬくしていたかったのだが、仕事でここに来ているということを忘れてはいけない。
魚釣りと写真撮影は朝早ければ早いほどチャンスが多い。
日が昇る時と沈むときはフォトグラファーにとってマジックタイムだ。
ベッドでぬくぬくしていてこの時間を逃すようではフォトグラファーとは言えない。
美女が温かい足を絡めてきて「ねえ、ダーリン、、、」と言っても、それを振り切る勇気を持たなければいけない。
それでこそ、真のフォトグラファーだ、諸君!
そんな強い意志で、三脚を肩に担ぎ、ギンギンに冷え切った外気を切って、前の日に目星をつけておいた場所に行き、じぃ〜とお日様を待ったが、結局、期待していた光はこれっぽっちも来なかった。号泣、、、。
前日同様、あたりに広がるのは灰色で、それでいてギリギリ雨が降らない、掴みに欠ける光。
女性に「まったくあの人ったら、煮え切らないのよねぇ」と男だったら言われるタイプの光。
しかし、どんな人にでも光るところがあるように、光にだってその光でなければ表せない被写体があるはず。
相手が期待していたタイプの人でなかったのなら、必死で良い面を探すしかない。
まあ、こじつけだが、、、。


朝露で靴やズボンの裾をビショビショにしながら写真を撮っていると、いい匂いがホテルから漂ってきた。
お腹も「ぐ、ぐぅ〜」と音をたてはじめたので、朝の撮影はひとまず終えることにした。



キッチンに入ると、チャシーがオムレツを作っているところだった。
スピニッチ(ほうれん草)がタップリと入ったオムレツ。
ジュリアンが「コーヒー?」と僕に向かって言うと、首の骨が折れそうなくらい僕は頭を縦に振った。
何はさておき、朝、僕が心から欲するものは美味しいコーヒーだ。
これ抜きに、幸せな一日ははじまらない。決して大袈裟ではなく。
見るからに新鮮そうなベーコンがカリカリに焼かれるのを待っていた。
ベーコンをちょうどいい加減で焼くのは意外と難しいと思う。
チャシーはオーブンで焼いていた。なるほど、その手があったか、、、。
彼らのニワトリが産んだ新鮮な卵で作ったオムレツはほうれん草と塩、コショウだけなのに、たまらなく美味しい。
僕も普段いろんなタイプのオムレツを作るが、どうしてもこうはいかない。
まあ、それがプロと素人の差なのだろうが、、、。
カリカリベーコン、スモークサーモン、オムレツ、自家製のパン、自家製の数種類のジャム、美味しいコーヒーとタスマニア産のアップルジュース、シンプルだけどたまらなく美味しい。
美味しいもので胃が満たされた皆は、朝から超ご機嫌だった。














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by somashiona | 2012-05-14 18:25 | 仕事

ジュリアンとチャシーとブロックリーエステイト 大人の時間編


豪華な食事が一段落すると、ワイングラスを手に大人の時間がはじまる。
(僕は大人になりきれないオヤジなのでアップルジュースだったが、、、)
細やかな気配りで僕達ゲストを楽しませてくれたジュリアンとチャシーもやっとここでゆっくりと席につき、本来のカップルの姿に戻る。

どんなにくだけた服装をしていても、育ちの良さを隠せないタイプの人がいる。
ジュリアンとはじめて会ったとき、彼はヨレヨレのTシャツに泥がついたジーンズ姿だったが、僕は彼が間違い無くサラブレッドだと思った。
長靴姿でニワトリに餌を与えている時でさえ、彼の周囲3メートル以内にはなんとも言えない「品格」のようなものが漂う。
こんなファーマー(農夫)がいたら、過疎地の花嫁不足など決して起こらないだろう。
チャシーの第一印象は、何と言っても、あの人懐っこさ。
日本以外の国に住んだことのない人は外国人を「ガイジン」という言葉で一括りにし、肌の色が白ければ「白人」で、黒ければ「黒人」、そして顔がアジア風だったら「アジア人」と大まかに分けてしまいがちだが、いろんな人種が混ざり合って国で暮らしていると「白人」一つとっても、国によって本当に独特のキャラクターがあることに気がつく。
イギリス人は言うこと、やること、仕草が本当にイギリス人らしいし、ドイツ人と話していると、どことなく日本人的な基質を感じるし、メキシコ人やチリなどのラテン系は驚くほど至近距離で会話をするので少しドキマギしてしまう。
チャシーはスペイン人だ。
実を言うと、今までの人生でスペイン人とはあまり接点がない。
たぶんチャシーが多くの時間を一緒に過ごし、たくさん話をした、はじめてのスペイン人だろう。
その人懐っこさ、優しさ、懐にぐっと入ってくる感じのコミュニケーションの取り方がスペイン人特有のものなのか、僕にはまだ分からないが、チャシーの性格のおかげで僕はすっかり親スペイン派になってしまった。
話は少し逸れるが、海外で暮らしていると自分の言動がある意味、日本人を代表しているのかもしれないので気を引き締めないと、と思うことがある。
はじめて会った日本人がこの僕で、その態度が好きになれなかったら、その後、この人は日本人に対して常に同じネガティブなイメージを抱くだろう。
もちろん、だからといっていつも猫を被るわけにはいかないが、、、。

ジュリアンはタスマニアの大学で法律を学んだ後、ロンドンに渡りITを勉強した。
卒業してからもロンドンに残り、外食産業でコンピュータを管理する仕事についた。

チャシーはスペインのカナリア諸島出身だ。
カナリア諸島という言葉を聞くたびに、僕の頭の中にはカナリアが飛ぶ。
ジュリアン曰く、たしかにカナリア諸島からヨーロッパに入った鳥がカナリアと呼ばれるようになったのだが、カナリアの語源はなんと「犬」らしい。
ヨーロッパ人がはじめてカナリア諸島に入ったとき、犬だらけだったからという話だ。
カナリア諸島、あらためて地図で見て僕は驚いた。
スペインというより、そこはもうアフリカでしょう!
カナリア諸島のテネリフェでホテルマネージメントの学位をとった彼女もやはりロンドンに渡り、そこの老舗のホテルやクラブで実務を学んだ。
そして、ある日ジュリアンとの運命の出逢いを果たす。
ロンドンを出た二人はチャシーの国スペインで18ヶ月間を過ごし、その後6ヶ月間、オーストラリア中をキャラバンで回った。
キャラバンで旅をしている最中は、すでに二人の夢であるホテル経営をすることが決まっていたので、キャラバンやテントの中でビジネスプランをとことん練っていたらしい。
ロンドンでの二人の出会いは2005年、そして2011年にここタスマニアで、念願のブロックリーエステイトをオープンさせたのだ。

ワインの酔いに身を任せ、これからの夢を語り合う二人。
ダイニングルームで輝くロウソクの炎は時折どこからか吹きこんできた僅かな風に揺れ、壁に映し出される彼らの影が笑い声を立てるように動く。
会話が途切れると、暖炉にくべられた木がパチッと音を立て、小さな火の粉がゆらゆらと舞う。
冷え切った秋の夜のしじまに、ブロックリーエステイトの煙突の煙がゆっくりと吸い込まれる。












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Brockley Estate(ブロックリー・エステイト)のウェブサイトは「ここで」










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by somashiona | 2012-05-11 21:09 | 仕事

ジュリアンとチャシーとブロックリーエステイト 贅沢三昧な晩餐編



撮影をきりあげた後、僕はいい匂いがして暖かいキッチンに居座った。
この日のメインはパスタを使ったパエリア(ちゃんとした名前があるのだが、忘れてしまった)らしい。
チャシーと料理の話をしていると、友人のスコットと彼のパートナーが両手一杯に花束、巨大なカボチャ、クレイフィッシュ、アワビ、マグロの切り身を抱え登場した。
スコットとジュリアンは学校時代の同級生で、僕にジュリアンたちを紹介してくれたのもスコットだ。
ホバートに寿司ブームを巻き起こしたスコットは市内に数件のお店を持つ今注目の若手経営者。
なぜか水の中が好きなようで、アンダーウォーターホッケーのチームで選手として活躍し、暇さえあれば自分のボートで海に繰り出し、マグロを釣ったり、ダイビングでアワビやクレイフィッシュを採っている。






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ちなみにクレイフィッシュとはアメリカ人がいうところのロブスター、日本人がいうところのイセエビといったところだろう。
それぞれの違いを僕は正確に知らないが、タスマニアに住んでいても僕のような社会の底辺で浮き沈みしながら生きる人間にはあまり縁のない高級な食材で、年に一度か二度口に出来ればラッキーだ。


マグロはブルーフィンツナといってタスマニア周辺で釣れるマグロでは一番美味しいらしい。
スコットが友人と一緒にこのブルーフィンツナを釣り上げたときの写真を見せてくれた。












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これを今晩僕たちは食べるのだ。
タスマニアはとても美味しいアワビがたくさん採れるが、スーパーやレストランでそれを目にすることは殆どない。
日本を中心としたアジア諸国に輸出されるらしい。












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魚介類の調理にかかる前にオイスター(カキ)のクリームコロッケ風な一品やアップルケーキはほぼ出来上がっていた。












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まだ飾り付けされていない食卓の上に、何気に置かれているテーブルマットの絵柄が実にいい。
まるで誰かがブロックリーエステイトに来て、ここの動物たちを描いたようだが、実はこのホテルにあるもののほとんどがバリバリのアンティーク。
ホテルの共同経営者であるイギリスに住む叔父さんがアンティークの収集家でもあり、例えばこのホテルのラウンジにある絨毯は1780年のものだったり、ぽつんと何気に置かれている人の足風の置物はなんとBC1600年ものだったりするのだ。
カメラの三脚を移動したとき、間違って落としてしまったら、、、。












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ジュリアンが今晩のワインを選ぶため、家の半地下にあるワインセラーに行くというので僕もついて行った。
タスマニア産ワインがずらりと並んである。
たぶんワイン好きにはたまらない光景なのだろうが、残念ながらお酒が全く飲めない僕にはその感動が伝わらない。
オーストラリア人といえばビールという印象があるが、彼らのワインの消費量は物凄いものがある。
食事の時はとにかくワインだ。
オーストラリアのワインといえばアデレード周辺が頭に浮かぶが、いまタスマニアのワインの評価は世界的にもかなり高い。
生産量が少ないので、値段も高い、、、。
テーブルの上に美味しいワインボトルが並べられたとき、僕がソフトドリンクなどを頼むと、たいがい周りの人達は美味しいステーキレストランに連れてこられたベジタリアンを見るような目で僕を憐れむ。












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「マナブ、見てくれ。20人用のパエリアのフライパンとバーナーを最近手に入れたんだ」とジュリアンはまだ一度も使っていないピカピカのフライパンを嬉しそうにかかげる。
チャシーのスペイン料理を食べに来るのは旅行客だけではない。
最近では地元タスマニアのグルメたちも彼女のスペイン料理の噂を聞きつけ、ここへやってくる。
それと共に、パエリアのフライパンの大きさもどんどん拡大するのだ。












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僕以外のすべてのメンバーがキッチンでは忙しそうに、なおかつ笑いながらナイフを片手に料理を進める。
仲の良い友達が集まるとき、皆で料理をする時間はとても楽しい。
フライパンの上のアワビに火が通りいい匂いがすると、皆顔を寄せ「ふ〜む」と唸り、マグロがいい具合に焼けるのを見ると皆で「おぉぉー」と感嘆の声を漏らす。
食べることは、喜びだ。












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クレイシュでとったストックをフライパンに流しこめば、パスタのパエリアの完成はもうすぐ。
皆がテーブルにつき、このゴージャスで幸せなひとときに乾杯する。
新鮮なアワビ、マグロ、クレイフィッシュはパエリアの食材になるが、もちろん刺身として食べることも忘れない。
プレートの上のアワビ、マグロ、クレイフィッシュの刺身、スコットのパートナーの日本女性と「もしお店でこれを注文したらいくらくらいになるだろう?」とひそひそ話をする。
パエリアが皿に盛られ、僕たちの夜はさらに盛り上がった。












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つづく (To be continued)
















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by somashiona | 2012-05-04 12:28 | 仕事

ジュリアンとチャシーとブロックリーエステイト / ウェルカム秋のブロックリー編







「休みをとってタスマニアに行きたいのだけど」と日本の誰かから相談の連絡があるとき、僕は必ずといっていいほどこう答える「でも、ここは何も無いよ」と。
それというのも、以前タスマニアに住むオーストラリア人の知人からこんな話を聞いたからだ。
彼女のもとに日本人の友人たちが旅行で訪ねてきた。
遠路はるばるタスマニアまでやって来たのだからと、彼女はかなり張り切って、自分の一番好きな場所へ早速友人たちを連れていった。
車を約2時間半走らせたどり着いた場所は、人っ子ひとりいない真っ白なビーチ。
「どう、綺麗でしょ、素敵でしょ!」と溢れる笑顔で友人たちに言うと、彼らはなにやら困惑した様子。「2時間半も車に乗って、どんなに凄いものが見れるかと思ったら、何も無いじゃない、、、」と漏らした。
タスマニアには世界遺産のエリアやたくさんの国立公園があるが、僕が好きなタスマニアは知人が日本からの訪問客に見せたような何も無いビーチや片田舎の羊がいる平凡な風景だ。
そういう場所で腰を下ろしてボォ〜としたり、歩きながら考え事をしているとき、タスマニアに住んでいることの幸福を実感する。
もしも日本から1週間の予定でタスマニアに滞在する人がいるのなら、僕ならこんな旅をすすめる。

4日間はバックパックを背負って世界遺産や国立公園の中をテントや山小屋に泊まりながらシャワーも浴びずに歩きまわり(ウンチももちろん茂みでする)、タスマニアの自然を堪能する。
そして、後の3日間は片田舎にある秘密のホテルに滞在し、タスマニアの食材を使ったおいしい料理を朝昼晩食べて、暖炉の火の前で本を読んだり、ワインを飲んだり、とにかくゆっくりとした時間を過ごす。これが僕のおすすめプランだ。

実はタスマニアの田舎には「え、こんな所に、こんなゴージャスなホテルが!」と言いたくなる秘密のホテルがいくつかある。
客室はほんの少しだけ、完全なプライベートが約束されたうえで、至福の時間を提供してくれる秘密のホテルだ。

今回、僕がブログで紹介するジュリアンとチャシーが経営するブロックリー・エステイトもそんな秘密のホテルの一つだと思う。
「ホテルを取り巻く秋の風景を撮ってほしい」という依頼で2日間をここで過ごした。
ここに来るのは3回目、以前僕のブログの「簡単で美味しいスペイン料理」という記事で少しだけ触れたホテルだ。












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このホテル、ホバートから車で約1時間。
幹線道路を外れ、牧草地にある小さな小道に入り、ホテルの入り口に無事にたどり着くまで、道に迷ったのでは?という不安になんども襲われる。笑
久しぶりに訪れたブロックリー・エステイトは暖色系の秋の色で染まっていた。
ホテルの敷地は10,000エイカー(4000ヘクタール)(ちなみに東京ドームは4.67ヘクタール)、そこに4000頭の羊、25頭の牛、20羽のニワトリ、15羽のターキー、3匹の猫、3匹のシープドッグ(羊を追いかける犬)、数えきれないほどのポッサムやワラビーたちがいて、ジュリアンとチャシー、そしてファームマネージャーのグレッグが住んでいる。












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敷地内に入るとジュリアンがニワトリたちに餌をあげていた。
そして、そこにチャシーが加わる。
オージーのジュリアンとスペイン人のチャシー、本当にお似合いのカップルだ。












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ただでさえゆったりとしたタスマニアなのに、この敷地内に入ると時間はさらにゆるやかな流れに変わる。
人間、動物たちだけでなく、自転車や長靴までもがその時間の流れを楽しんでいるようだ。












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広い敷地内、撮影スポットをジュリアンに案内されながら探す。
一人だと迷子になりかねない。
この日は今にも雨が降り出しそうな空模様だった。
陰影のある光は期待できそうもない。
ロケハンと本番を兼ねた撮影をゆっくりとしかし無駄のないように進める。
写真の仕事は計算が大切。
例えば、夜の写真を撮れるのはこの日だけ。
明るいうちに夜になると何がフォトジェニックになりうるか予想しながら撮影を進めなくてはいけない。
建物を入れない風景写真ひとつとっても、ただ綺麗なだけの風景写真を撮ってはいけない。
どんなコンセプトでどのようにその風景写真を使えばビジネスの戦略と重なるのか考えながらシャッターを切る。
文字やロゴを入れる可能性を考慮に入れて構図を考える。
これらの写真が提供するであろう彼らのビジネスのイメージを自分なりに固めていく。
仕事の写真はある意味、コンサルティングなのだ。
彼らの求める写真だけでなく、新しい方向性を示唆できるような写真を提供したい。












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そうこうしているうちに、あたりは薄暗くなってきた。
ホテルのある方向へ歩いて行くと、おいしい匂いが漂ってくる。
鼻をクンクンさせ、匂いのもとへ引き寄せられるように歩みを進めると、キッチンの窓の向こうで真剣に料理をするチャシーの姿が見えた。
彼女が作るスペイン料理、考えただけで唾液が湧きでてくる。
ホテルは徐々に夜の佇まいに変化する。
一旦撮影を切り上げて、至福のときを味わうことにした。












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つづく (To be continued)














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by somashiona | 2012-05-03 12:02 | 仕事

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