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ライトルーム アドベンチャー 2008 イン タスマニア Vol.2




相原氏もロスでは早朝から夜まで休むことなく撮影をした。
風景写真家というイメージが強い相原氏だが、普段の仕事では建築や住宅の撮影が多い。
人も撮れば、食べ物も撮る。

「オーストラリアの風景をしっかりと撮ることが出来るのは普段仕事でやっている不動産広告の環境写真のお陰だと思っているんです。地味な住宅街であってもクライアントにはビバリーヒルズのように撮って欲しいといわれる。その現場がゴージャスに見えるポイントを必死に探すんですよ。どこにいようと、どんな天候であろうと、その場で最高の被写体を探し、それが一番良く見える構図を見つけ出す、その積み重ねだと思いますよ」

なるほど、ロスでの相原氏を見ている限りその言葉に頷ける。
宿泊している宿の階段も、買い物のとき接客していたお姉さんも、相原氏の前では全て被写体になってしまう。








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イベントも終盤に差し掛かった11日は参加した全てのフォトグラファーが世界遺産クレイドルマウンテン・セントクレア国立公園の北端に位置するクレイドルマウンテン・シャトーホテルに集まる。タスマニアの北の都ロンセストンから車で約2時間だ。折しもこのホテルの敷地内にある自然写真を専門に展示するギャラリーとしてはオーストラリア最大のThe Wilderness Galleryにて相原氏の写真展『風林光山 Mother Earth』が開催されていた。
相原氏にとってはオーストラリアで二回目の写真展だ。
もちろん今回参加したフォトグラファー全員がこの写真展を見ることになるが、すべてフィルムで撮られた加工なしのこれらの作品に対して彼らがどう反応するのか僕は興味津々だった。
ホテルの入り口ではすでにファインアートの女性フォトグラファーがタスマニアで収集した潰れた缶の撮影に精を出していた。








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お昼を過ぎてホテル入りした相原氏とマキ女史、チェックインをすぐに撮影に出かけた。 小雨まじりのクレイドルマウンテンはさすがに温度が低く、森の中で撮影をすることがあまりないマキ女史は三脚を抱え身体を震わせていた。相原氏はすでに戦闘モード。 戦に向かう戦士の目になっている。
クレイドルマウンテンは相原氏のホームグランドだ。撮影のスポットを知り尽くしている。森の中で撮影をする相原氏は終始無言だ。彼の撮影の邪魔にならぬようつかず離れず僕も相原氏を追いかけるが、森の中での相原氏の一挙一動はまったく無駄がなく、スピーディだ。それもそのはず、森の中で過ごしてきた時間の長さが違う。僕が何度拭き取っても雨でぬれるレンズと足下の朽ち果てた木の枝や幹、フカフカの苔となん層にも重なる落ち葉で三脚を立てようにも思うように立てられず、イライラしている間、相原氏は何事もなかったかのように三脚を立て、もの凄い枚数を撮る。
辺り一面の苔むした巨木の中でまるで呼ばれてでもいるかのように被写体を見つけ、侍が刀を抜くかのように三脚を立て構図を決めるのだ。

「三脚を立てられる所で撮るんじゃない。撮りたい所に三脚を立てるんです」と相原氏は僕に笑った。

「たくさん撮って、削ぎ落とす、いわば詰め将棋のようなもの。これが僕の撮影のスタイルです。とにかくじっくり見て、早くセッティングすること。これは不動産広告の環境写真で鍛えられました。」

しばらく姿を見なかったマキ女史、ずぶ濡れになりながらも顔は満足げだった。

「うわぁ〜、ここスゴいわ。『もののけ姫』の世界よ。幻想的な写真が撮れちゃったわぁ、感激!」

フォトグラファーは良い写真が撮れさえすれば、いつでもハッピーなのだ。








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by somashiona | 2009-07-31 10:11 | 仕事

ライトルーム アドベンチャー 2008 イン タスマニア Vol.1





愛する写真について一方的な持論を展開することのある僕のブログだが、最近写真の話が少ない、とのメールがいくつか届きはじめている。
妹のブログを応援してくれた皆さんへの感謝の気持ちを込めて、今日から数回にわたり「とっておきの話」をしたい。
くどいようだが、これは僕にとって「とっておきの話」だ。
今まで何度も出そうか、出すまいか迷ったあげく、結局引き出しの中に引っ込めたままの話。
相原さんのブログで記憶にある方も多いと思うが2008年にタスマニアで行なわれたアドビのソフトウェア「Lightroom 2」に関するイベントだ。
雑誌等への記事にすべく取材したが、結局形にならずに終わった。
(眠っているこういうネタがたくさんある)
仕事には繋がらなかったが、僕はフォトグラファーとして実に多くのことを学んだ。
何を学んだか?
それを今日から数回にわたってブログで紹介したい。
テキストは雑誌編集者などに送る大雑把なストーリーとして当時大急ぎで書いたもの。いつものブログの文体と違い違和感を感じるかもしれないが、その時の僕の感情を大切にし(今から書き直すのは大変なので)そのままブログで使わせてもらう。

いつも長い文章で嫌われる僕のブログだが、今回は極めつけに長いかもしれない。
でも、写真を愛するあなたたち「濃い人」には、たまらない内容の筈だ。

では、はじまり、はじまり。

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アドビ ライトルーム アドベンチャー 2008 イン タスマニア


2008年4月2日から13日にかけて北アメリカ、ドイツ、イギリス、日本、そしてオーストラリアから17人のトップフォトグラファーたちが南半球の果ての島、タスマニアに集結した。
その目的はアドビシステムが開発中のLightroom 2.0 β版のフィールドテストだ。
このプロジェクトのディレクターであるミケル・アーランド氏は2006年、O’REILLY出版社から『PHOTOSHOP LIGHTROOM ADVENTURE』を出版している。今回のイベントはシリーズ第2弾の準備でもある。
彼はこう語る。
「それぞれのフォトグラファーがこの世界で最も神秘的、かつ最高にフォトジェニックなこの島で捉えたイメージをLightroom 2.0 β版にインポートし、画像の選択、現像したあと、毎日夜の11時半までに最低5点の作品を私に提出して貰うことになっています。フォトグラファーたちは全ての作業を宿泊施設に開設されたワークルームで行ないます。それぞれのフォトグラファーのワークフローやツールの使い方などを私や今回参加したアドビシステムのエンジニアたちが詳細に観察し、なおかつこのβ版 Lightroom 2.0の改善すべき余地のある点を彼らから聞き取るというわけです。ランドスケープが専門のフォトグラファー、スポーツ、ジャーナリズム、ファッション、ファインアート、それぞれ違った分野のフォトグラファーたちがこのタスマニアというフィールドでどういう作品を見せてくれるのか大いに楽しみです。」

今回参加したフォトグラファーの渡航費、食費、宿泊代などは全てこのイベントが負担するが彼らが提供する作品へのギャラは支払われない。
それでもなお豪華な顔ぶれがここに揃ったのは、今回のイベントが彼らの作品を世界のマーケットに向けて発信できるチャンスだからだ。
彼らが参加したもうひとつ大きな理由はフォトグラファーとしての貴重な経験だろう。
分野の違うトップフォトグラファーがこれほど一同に集まり、しのぎを削る機会などそうそうない。さらに上を目指す彼らにとってこれは貴重なチャンスなのだ。


嬉しいことに日本からは相原正明氏が選ばれた。
オーストラリア、特にタスマニア写真のエキスパートである彼は今回のイベントでは最もアドバンテージのある人物だろう。
イベント開始前に相原氏のコメントを聞いた。
「今回参加するフォトグラファーたちは皆デジタルフォトグラフィーの達人たち、フォトショップのエキスパートだと聞いています。僕は作品撮りではまだ圧倒的にフィルムを使っていますし、デジタルで撮った作品もいっさい加工はしません。今回は日本人の得意技であるナチュラル、シンプル、まるでお寿司のような写真で他のフォトグラファーたちに挑もうと思っています」

今回、もう一人日本人フォトグラファーが参加していたが、アメリカ合衆国からのエントリーだ。
マキ カワキタ女史。彼女はニューヨークを拠点に世界各国で仕事をするファッションフォトグラファーだ。アドビシステムからの一押しで今回の参加となった。
タスマニアに到着した夜、彼女から話を聞いた。
「美しい大自然と私の写真、あまりにもギャップが大きいでしょ、だから参加するかどうか、最初はちょっと迷ったの。でも、新しい発見は大好きだし、常に自分の写真も変えていきたいのよ。今回はとてもいい機会になるっていう予感がしてるの」

このイベントに参加した人たちの間で『伝説のフォトグラファー』と呼ばれている人物がいる。
ブルース・デイル氏、世界のトップマガジン、ナショナルジオグラフィック・マガジンのスタッフフォトグラファーを30年以上勤めあげた男だ。
エディトリアル・フォトジャーナル的分野を目指すフォトグラファーにとってナショジオは夢の世界であり、彼は雲の上の人だ。

このイベントのオフィシャルなスタートは4月4日。
この時点で約90%のフォトグラファーがタスマニアの州都であるホバートに到着していた。参加者は多くの機材と長いフライトで疲労困憊のはずだが、ホテルにチェックインするとカメラを持って一目散にホバートの街へと散った。
Time is money、時間が許す限り撮り続けなければいい獲物が手に入らないことを彼らは充分知っているようだ。
しかし、珍しいことにこの日、相原氏はホテルの部屋に閉じこもり悶々としていた。相原氏はパソコンの画面に写し出されるLightroom 2.0 β版を睨みつけている。このソフトウェアの使用はイベントの必須条件だ。
使いこなせなければ毎日の仕事に多大な影響を及ぼす。現代を生きるフォトグラファーは好き嫌いに関わらずコンピュータとソフトウェアに精通していなければならない。ライトルームの使い方を習得するためホテルの部屋で缶詰状態になっていた相原氏は、時折、カメラを抱え、部屋の窓から恨めしそうに外の風景を撮っていた。








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イベント初日の夜、関係者によるオフィシャルオープニングパーティが催されたが、フォトグラファーたちはすぐに会場を引き上げ、ワークルームに戻り、その日撮影した画像の選択、現像処理の作業に精を出していた。
マキ女史の写欲もまだおさまっていないようだった。
夜のホバートの街に繰り出し、ストリートフォト撮る。
彼女が手にしているカメラはオリンパス。E3と410を使っている。
オリンパスUSAは彼女のスポンサーでもある。
外付けのフラッシュにディフューザーを付け、金曜の夜、陽気に騒ぐホバートの人たちと言葉を交わしては彼らに向かってフラッシュを焚く。
コンパクトデジタルカメラも頻繁に使っていた。








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宮崎駿『魔女の宅急便』のモデルになったと噂され、大人気になっているパン屋があるロスという小さな街はタスマニアのほぼ中央に位置し、世界でも最高級のウールを生産する街として有名だ。
砂岩作りの建物が佇むロスは写真を愛する者にとってはたまらない被写体が溢れている街でもある。
4月10日から11日にかけて相原氏とマキ女史は他のフォトグラファーたちとは別行動をとり、この街で撮影を行った。
風景写真家とファッションフォトグラファーの対決の日、の予定だったが気さくな性格の相原氏はマキ女史のアシスタントをせっせとこなしていた。
マキ女史は今回の撮影のテーマをしっかりと固めていた。
『マキラマ』コスプレした自分自身をタスマニアのアイコニックな風景の中で撮るのだ。
相原氏にとって彼女の撮影スタイルはとても新鮮だったようだ。
彼女の撮影機材を運び、レフ版を持ち、セッティング済みのカメラのシャッターすら時折押してあげていた。
「いやぁ〜、面白かったですよ。ファッションフォトグラファーの撮影の現場に立ち会うことなんて滅多にないでしょう、色々と勉強になりました。ライトのセッティングの早さ、構図を決める早さ、そしてなによりも驚いたのは彼女の写真はほとんどフォトショップで加工するスタイルだと思っていたのですが、実際はそうではなく、撮影の時点でイメージを作り込み、加工する余地などほとんどない、ということです。やはりフォトグラファーとしての基本がしっかりできているんですねぇ」
この日は 相原氏もコスプレに挑戦してみたようだ。








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マキ女史、撮影後はすぐにホテルの部屋にこもり画像の処理と選択を行う。もちろん Lightroom 2.0 β版だ。いつもニコニコと明るい彼女だが、一度仕事が始まると、やはりモーレツだ。








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by somashiona | 2009-07-30 17:03 | 仕事

兄妹ブロガーになってしまった!




僕には5歳年下の妹がいる。
よくある話だが、妹や弟は兄や姉の影響を強く受けて成長する。
僕の聴く音楽を聴き、僕の読む本を読み、僕が少林寺拳法を習えば彼女はサンドバッグとなり、テニスにハマれば脱水症状になるまで練習を付き合わされ、僕がバイクで日本一周を達成した数年後には彼女も中型バイクの免許を取り東北を一人バイクで旅した。
母親は僕が妹を育てたようなものだといい、妹が道を外れそうになると僕が責任を持って彼女を正しい道に導いた。(疑問あり?)
僕が突然サラリーマンを辞め、フォトグラファーになると宣言し、アメリカに一人旅立った後はさすがに妹も兄の後ろ姿を追うことはやめ、堅気になった。


彼女は学校を卒業してから17年間同じ会社で黙々と経理の仕事をした。
学校時代から札幌以外の場所で暮らしたことがない。
一軒家に一人で暮らし、巨大画面サラウンドシステムのテレビ、イタリア製のソファ、こだわりの料理器具を揃え、何不自由のない安定した暮らしを送っていた。
僕たちの父親が亡くなり気落ちした母のことも、徒歩5分の距離に住む妹がちょくちょく様子を知らせてくれるおかげで海外に住む僕も気を揉まずにいることができた。
海外に住んでいるせいで家族の一員としての責任を果たせないどころか、何かあってもすぐに対応することが出来ない精神的な負い目は口では説明しにくい。
たぶん海外に住んでいる人は皆同じ思いを常に心に抱いているだろう。
そんな時でも兄妹が親のそばにいるというのは、ある意味責任転嫁であるが、とても心強いものだ。
身内に不幸があったとき、僕たちがしてあげられる唯一最大のことは、そばにいてあげることだ。
父が亡くなった後、妹はその役目を僕の分まで十分に果たしてくれたし、ひょっとすると結婚もせず、ずっとその役目を果たし続けるかのようにも見えた。


世界を歩いて旅する歩き人フミさんが札幌に立ち寄ったとき、彼女の運命は変わった。
一人の時間、一人の空間を何よりも愛する彼女が、一人出なくても自分でいられる男性に巡り会ってしまったのだ。
話せば話すほど彼に惹かれ、時間を共に過ごせば過ごすほど今まで考えても見なかった価値観を見せつけられる。
しかし、彼は旅人だ。
好きになっても彼はどこかへ行ってしまう、、、。
♫娘さんよく聞けよ、山男にゃ惚れるなよぉ〜♫まさにあの歌の世界だ。


人は冒険に憧れるが自分ではあまり冒険をしない。
社会人になる前にバックパッカーとして世界を回ったり、カヤックやカヌーでホワイトウォーターを下ったり、真っ暗闇の洞窟を歩き回ったり、色々な冒険を経験した人はたくさんいるだろう。
でも、僕が思うに、本当の冒険は毎日やって来る自分の人生をどう生きるかということだ。
自分の経済力で生きていくということは、まさに冒険だ。
何か特別なことを得ようと思えば、リスクを冒さないといけない。
自分の判断を信じ、人にどう言われようが自分の価値観に従って生きる勇気を持たなければいけない。
僕はサラリーマンをやめ、この道に入ったことを一度たりとも後悔したことがない。
あのままサラリーマンとして日本の会社で働き続けていたら、アメリカで、東京で、オーストラリアでのこれまでの体験が全てなかったのだ。
正しい決断をしたと思っている。

妹が会社を辞め、彼と歩く旅に出たいと言った時、僕は大賛成だった。
自分の足で歩き、日本を知り、人を知り、自然を知り、世界を知る、そういう行為に年齢も何もない。
やりたい時に、やれる時にやればいい。
そして、やめたくなったら、また違う人生を考えればいい。
正しい人間であり、やるべきことをやるべきときに一所懸命にでき、世の中の常識をわきまえ、人ときちんと関わることが出来れば、いつだって、どこでだって最低限食べていくことはできる。


僕がサラリーマンを辞め、写真の世界に進んだ時のように、彼女が会社を辞め、旅に出る時も多くの人に反対され、説得され、呆れられ、バカにされたようだ。
その状況は僕も経験者だからよく知っている。
僕が妹のことを友人たちに話したとき、日本人の友人たちは全員否定的な意見を言い、オージーの友人たちは全員妹の行動に大賛成だった。


人がどう言おうが構わないが、母親がこれに関してどう言うかは妹にも、僕にも大問題だった。
母親は妹の決断に大ショックを受け、寝込んでしまうほど落ち込んだ。
一人になってしまう寂しさもあっただろうが、それよりもこんな苦しい世の中で経済的基盤を失い、職なし、宿なし、お金なしの生活を送ろうとする娘が心配で、その愚かな判断が悲しくてしかたなかったからだ。
僕たちの父をはじめ、親族は公務員が多い。
公務員の家庭生活を送ってきた母にとって経済的リスクは最も冒してはいけないものであって、旅をしたり、フォトグラファーになったりするだけでなく、堅気の自分のビジネスをはじめるにしてもリスクがあるのなら絶対やるべきでないと考える傾向がある。
世の中、リスクがあるから見返りもあり、リスクがあるから知恵を絞り、リスクがあるから必死になり、リスクがあるから人脈を強くし、実はそういう過程がもっともエキサイティングで、安定や下手な遊びよりもよっぽど楽しいということを分かってもらえないのだ。
そういうことを僕は母の耳にタコができるくらい説明したが、一人きりになる母親の寂しさについては何を持って埋め合わせをすればいいのか全くわからなかった。
年老いて、夫に先立たれ、子供たちも遠くへ行ってしまうのだから心細く、寂しくない訳がない。
この問題についてどんな信念を持ち、前に進むべきなのか、なかなか答えは出ない。
ただ、僕は自分が年老いたとき、ソーマやシオナが僕のために自分の夢やチャレンジを諦めるようなことがあって欲しくないと心から思う。
彼らには彼らの人生を精一杯生きて欲しいと思う。
自分もそうしてきたように。
そして、これが母親に対する正直な自分の答えだと思っている。
これを冷たい態度、薄情な考えと感じるかもしれないが、僕は最終的には人は一人だと思う。
もちろん、出来るかぎりのことはする。
連絡を頻繁に取り、会える時には会いに行き、話しておくべきことははっきり、しっかり話す。
愛するということは尊重することであり、そのとき、そのときに出来るかぎりのことを最大限やることだと思う。


旅に出た妹はブログをはじめた。
これは妹が旅に出る前に僕と約束したことだ。
彼女がどこで何をやり、どんな人に出会い、どんな体験をしたのか母が常に分かるようにする。
これは彼女が自分の自由を謳歌する中で最大限母にしてあげられることであり、決して100%賛成して送り出した訳でない母が娘の人生を客観的に見つめることができる最高のツールだと思う。
たぶん妹のブログを見ていくうちに、母も少なからず考えが変わるだろう。


ブログをはじめるにあたって妹はキャノンのEos Kissを買った。
レンズは僕のおすすめシグマの17-70mmを付けている。
僕もそうだが、妹も機械的なことにはめっぽう弱い。
絞りやシャッタースピードの関係について、それが男と女の関係と同じくらい密接なことだということがどうしても理解できず、しばらくもがいていた時期があったようだ(今ももがいている)。
彼女は悩んだ、いったいどうしたら写真が上手くなるのか、、、。
そして、ふと閃いた、あっ、そういえば、兄はプロのフォトグラファーだったんだ!
少しは写真のことを知っているかもしれない!

ばかやろ、少しは知ってるぞ、何でも聞きなさい!


ということで、是非彼女のブログを覗いて欲しい。
「ただ歩いてゆく旅」


彼女のパートナーであるフミさんのブログ「歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編」もよろしく!





注)僕と面識のある方へ:僕たち兄妹にとって「似ている」「そっくり」という言葉はタブーとなっていますので、そこのところ、よろしくお願いします。












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by somashiona | 2009-07-27 23:46 | 人・ストーリー

日本人の真心サービスは忘れよう



引っ越しをしてから10日以上が過ぎ、やっとのことでインターネットの回線がつながった。
以前はTelstra(テルストラ)というオーストラリア最大大手の電話会社(NTTのようなもの)を使っていたが、暴利としか言いようのない料金システムに嫌気がさし、Telstraを追いかける新規の企業と電話&インターネットの契約をした。
契約してから早くて2日、最悪でも10日後にはインターネットを使える、と説明を受けたが、これだ。
仕事上ネットが使えないと、とても、とても困る、というか仕事にならない。
だが、こういう状況は予想していた。
アメリカに住んでいた時もそうだったが、買った車の納車が送れる、オーダーした商品が壊れている、商品説明を求めてもお店の人に扱っている商品の知識がまったくない、問い合わせ、クレームに関して折り返し電話すると言っておきながら待てども、待てども音沙汰なし、こういう状況は海外ではある意味当たり前だと思っておいたほうがいい。
海外に移住した日本人がこのようなひどいサービスの洗礼を受けると割と深刻なストレス状態に陥り、ひょっとすると自分だけがある種の差別を受けているのではないか、と被害妄想まで持ちはじめる。
こういう精神状態に追いつめられるのは僕の知っている限り日本人とお隣のアジアの国の人たちくらいだ。
たぶん僕たち日本人は質の高いサービスに完全に慣れてしまい、それを受けるのが当たり前だと思っているからだろう。

久しぶりに日本に帰ると働く日本人のサービスに感動する。
ガソリンスタンドで受けるあの手厚いサービスは日本を旅行した外国人が故郷で話す人気の体験談だが、日本人の僕でさえお店などで受ける親切なサービスに思わず店員さんを抱きしめたくなる時がある。
お客様に満足してもらおうと尽くすその態度は、それが会社の求める業務だからそうやっているだけ、という範囲を大幅に超えている。
自分の仕事に使命感を持ち、お客様の喜びを自分の喜びとして感じている、としか言いようのない姿勢を多くの日本人が持っている。
世界を駆け回るトラベルジャーナリストの寺田直子さんも話していたが、これは世界に類のない日本人の素晴らしい国民性であり、僕たちはこのことに誇りを持っていいと思う。
しかし、この世界にも類のない質の高いサービスを当たり前のこととして受け止めているからこそ、日本以外の国で受けるサービスにストレスを感じるのだ。

海外で暮らすのなら、日本的なサービスは高級ホテルにでも泊まらない限り忘れたほうがいい。
アメリカやオーストラリアで仕事をする人間のストレスは日本人のそれに比べてかなり低い気がする。(何の根拠もないが)
日本人のサービスは受けるほうとしては嬉しいが、提供するほうとしてはオーバーワークになり、たくさんの気苦労を抱える要因となり得る。
ネガティブな考え方かもしれないが、サービスを受ける側が多くを期待しなければ、サービスを提供する側も比較的楽ちんな仕事ができることになる。
一人だけそういった手抜きの態度で働けばすぐに干されるが、社会全体がそういった手抜きの態度の場合、一人だけが日本的サービスを提供しようとすると経営者や他のスタッフたちから尊敬されるどころか、いいように利用され一人で全てを抱え込み、最終的には自爆することになる。
そういうハメに陥ったオーストラリアで働く日本人を何人か見てきた。
オーストラリアのお寿司屋さんで働いていたとき「お客様は神様です」というフレーズをスタッフに教えてあげたら、皆はじめて遭遇した宇宙人でも見るかのように僕と接しはじめたので「僕の言ったことは忘れてくれ」と発言を撤回した。
郷に入れば郷にしたがえということか?
何か納得いかないが、、、。

今では海外での親切でないほとんどのサービスを、僕は当然のことと自分に言い聞かせ、受け入れているが、電話でのサービスを音声案内化するのだけは本気でやめて欲しいと思っている。

ぷるるる〜、ぷるるる〜
「ただ今回線が大変混み合っています。お電話をいただいた順番にお繋ぎしますのでしばらくそのままお待ちください」
グリーンスリーブスが流れる、、、。
待つこと20分。
「ウェルカム ○○カンパニー、料金のお支払いに関しては1を、住所移転に関しては2を、そのどちらでもない場合はそのままお待ちください、、、」
えぇ〜と、そのまま待つケースだよなぁ、、、。待つこと15分。
「ヘロー、アンジェラ スピーキング どういったご用件でしょうか?」
「あ、あのですねぇ、昨日そちらの会社で電話を繋いでもらったのですが、、、雑音がひどくて聞こえないんですよ。それで、、、」
ガチャ、、、、プー、プー、プー、、、。
「マジかよ、切れちゃったよ、、、また最初からやり直しか、、、」










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by somashiona | 2009-07-24 12:22 | デジタル

鼻水の正しい飛ばし方



ウォーキング&ランニングと言えば、どうしても触れておきたいことがある。
それは「正しい鼻水の飛ばし方」についてだ。

僕は性格だけでなく、鼻腔も繊細だ。(何か問題でも?)
泣かせる映画も、熱々のラーメンも、ハウスダストも、そしてもちろん冷たい外気にも僕の鼻は敏感に反応し、たちまちナイヤガラの滝のような鼻水が流れる。

タスマニアの山の中を友人たちとマウンテンバイクで走ると僕だけが何度も途中で止まり、バイクのグローブをいちいち脱いで鼻をかむ。
そんな僕を見て「マナブ、タスマニアでアウトドアを楽しみたいんなら、まずは基本中の基本であるこの技を覚えないとダメだよ」と言って友人はグローブをしたままで人差し指を一本立て(中指を一本は立てるのはちょっと問題がある)片方の鼻の穴にあてがい、おもむろにプシュっと鼻水を飛ばし、勝ち誇ったような顔で僕を見る。
グローブを脱がなくていいし、ティシューも使わないし、マウンテンバイクを走らせたままでも大丈夫。
しかし、「悪いんだけど、僕はハノーヴァー王朝出身だから、そういうお下品なことはできないんだ」とその技の使用をいつも却下していた。

この話を親友のギャビーすると「ああ、それね、それはランニングをする人の常識よ」とあっさりと言った。
「それって、ギャビーもプシュってやるってこと?」
「もちろんよ!」

ある友人は僕に特別な話を打ち明けてくれた。
「僕と彼女のはじめてのデートはブッシュウォーキングだったんだ。でね、ロマンチックな話をしながら美しい彼女と美しい森の中を歩いたんだけど、その日はとても寒い日でね、彼女何度も手鼻をかむのだけど、その技が感心するくらいお見事となんだ。鼻水のかたまりがまるで弾丸のようにプシュと空を切るんだよ。2メートルくらい先の木の幹にハチかアブか何かがとまっていて、僕は冗談であの虫を鼻水で撃ち落とせるか、って彼女に聞いたんだ。そうしたら彼女、一瞬眼を細め、その虫を見た後、プシュってやったのよ。よくテレビでさ、カメレオンがハエをしとめる瞬間をスローモーションで見せるでしょ。まるであんな感じで、彼女の一連の技がスローモーションのように見えて、なんとその虫を本当に撃ち落としたんだ。その瞬間から、僕はもう、完全に彼女にメロメロさ」

僕は彼の顔をしばらく見つめ、「ねえ、それって感動的な話なの?なんか君たち、変だぞ、、、」としか言えなかったが、僕が言いたいのは、つまり、タスマニアでのアウトドアやエクササイズと手鼻はそれほど切っても切り離せないということだ。

ウォーキング&ランニングをするようになってから走る人たちを注意して観察すると、やはり彼らは皆手鼻をかんでいた。

ジョビジョバ、ジブシーキングス状態の鼻水でウォーキング&ランニングをする僕のティシューの消費量はかなり多めだ。
オーストラリアは日本のように駅前を歩けばただでティシューをもらえる国ではない。
ティシューの値段は驚くほど高い。
それに原生林の伐採に反対しながら、ティシューをたくさん使うのはエコロジー精神にも反する。
そこで僕は、誰も見ていないのを確認してからそっと人差し指で片方の鼻の穴を塞ぎ、プシュっとやってみた。
結果、土門拳の「筑豊(×筑穂)のこどもたち」に出てくるガキンチョか、アラーキーの「さっちん」のような情けない顔になる。
なぜだ、、、なぜ水鉄砲のように飛ばない、、、?
これからはウォーキング&ランニングのみならず、鼻水の正しい飛ばし方も練習しないといけないようだ。















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写真は冷たい空気の中を走っても鼻水が出ないソーマとシオナ、そしてアプリコット。
1週間くらい前の写真かな。












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by somashiona | 2009-07-15 22:35 | ソーマとシオナ

誕生日の誓いはまだつづく



以前、誕生日の誓いでランニングをはじめたことをブログで報告した。

ウォーキングからはじめ、3週間目にはゆっくりながらも7.8kmの距離を走りきったとブログに書いた。
が、しかしだ、残念なことにその数日後、階段の上り下りが困難なほどの膝の痛みが発症した。
走りはじめると誰もが襲われるという膝の痛み。
話には聞いていたが、これはかなりのくせ者。
痛みは長く続き、今もまだ膝の中で怪しい痛みがくすぶっているのを感じる。
そんな訳で、僕のランニングはまたもやウォーキングに逆戻りし、最近やっと少しだけ歩きの中に走りも加えられるようになった。

このウォーキング&ランニングは4月末からはじめたが、その日歩いた、もしくは走った距離をジョグノートというウェブサイトに5月27日から記録しはじめた。
7月12日の今日現在で233kmの距離を歩いたり、走ったりしている。
一日平均にするとたったの4.95kmだが、それでもその距離を見るとちょっと充実感がある。

ドアの前でランニングシューズのヒモを結んでいる時でさえ、寒空の中に出て行きたくないなぁ、、、と毎回思う僕だが(タスマニアは今真冬)、早歩きや走りで15分も身体を動かしているとあの独特の心地よい世界に入っていく。
目の前に広がる美しい風景は、晴れの日はもちろん、雨の日でさえずぶ濡れのランニングシューズの不快感すら忘れさせてくれる。
このエクササイズは僕にとって身体のためというより、心や頭の中のモヤモヤとした思いを一時的にせよ忘れさせてくれるとても大切な時間になっているようだ。

そんな僕のウォーキング&ランニング、早朝だけは絶対にごめんだ、といつも思っていた。
とくにここ最近のタスマニアは泣けるほど寒い。
朝の7時頃は外一面がフロスト(霜)で真っ白だ。
冷蔵庫のように冷えきった部屋の中でリンリンと鳴り響く目覚まし時計を手探りでオフにし、30分後にピピピッと電子音をたてる携帯電話のアラームを切った後でさえ、1分でも長くベッドの中で丸まっていたい。
しかし、今年の僕のテーマである「苦手なこと、嫌なことにチャレンジする」と真剣に向き合おうとするなら、朝まだ薄暗いうちから真っ白な霜の中に出て行くことにもなんだか意味があるように思え、嫌がる自分の心に鞭打って、早朝ウォーキング&ランニングをやってみた。

やってみると、予想以上に気持ちいい。
家々の間に漂う暖炉を燃やす木の香ばしい匂いと激しい温度差のせいで朝にたち込む霧の中をかき分けるように歩を進めるたび、肌を刺す冷たい空気がゆっくりと僕の周りを移動するのが分かる。
耳たぶは寒さでじんじんと痛むが、目の前に覆い被さるようにそびえ立つ、うっすらと雪に覆われたマウントウェリントンの懐に向かって進むことは、まるで神々の世界に近づく神聖な行為のようにも思える。
霜が降りて真っ白になった芝生はランニングシューズのソールの下でシャリシャリと音を立て崩れ、振り返れば自分の足跡がワラビーたちの足跡と重なり合う。
山の中では樹々の隙間から顔を出す貯水池を眼下に傾斜のきつい坂道を進む。
水面から立ち上がる水蒸気に朝の強い光が差し込むとき、白い水鳥たちは舞台で踊るバレリーナのように羽を広げる。
なんて美しい街に僕は住んでいるんだろう、とこのコースに来るたび思う。
根性はないが気持ちいいことには弱いタイプなのでこのエクササイズは続いているんだろう。
しかし、このコースを走るのは今週が最後だ。
今日、今年3度目の引っ越しをしたからだ。

ほとんど住宅難民と化していた僕だったが、ようやく満足のいく場所に落ち着けそう。(たぶん)
今ホバートは深刻な賃貸住宅難だ。
バブル経済のまっただ中、オーストラリア本土のお金持ちたちがホバートの物件を投資目的で買い占め、低い収入で生きるローカルの人間たちがストレスなく借りることの出来る金額の賃貸住宅が無くなってしまったからだ。
家を出る期限は迫るは、物件はなかなか見つからないは、という状態は気分のいいものじゃない。

それが理由という訳ではないが、こんなに長いことブログを更新しなかったのは、久々じゃないだろうか?
僕は四六時中言いたいこと、書きたいことがあるし、眠っている写真も山ほどあるので(いい写真とは限らないが)ブログのネタには困らない。
でも、ここしばらくどうしてもその気になれなかった。
女性なら「今夜は頭痛がするの」というあれで、男性なら「いまちょっと、仕事が大変で疲れているんだ」と言い訳してしまうあの時の気分に近いかもしれない。
そんなときにいくら頑張ったって、どうせ心の中に冷たい風が吹き抜けるのを感じるだけだ。
そんな時は、無理せず、休むのがいい。
それでも、毎日たくさんの人が僕のブログを覗いてくれている。
みんな、ありがとう。
あなたたちは僕の毎日の栄養源です。

(あら、ポチッで使うセリフだった、、、)




病気と闘う渡邊さんのこと、覚えているだろうか?

彼、ブログをはじめた。
彼の中には語るべきことがたくさん詰まっているだろうと予想はしていたが、その多くの経験に彼の文才が合わさり、非常に面白く、読み応えのあるブログになっている。
彼のブログ「遊坊zzのコドモダマシ〜イ」ブログランキングにも参加しているので、皆さん、(僕のブログにポチッとした後に)応援のポチッをよろしく!













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今日の写真は2年くらい前に撮ったリッチモンドの風景。
ひょっとしたら一度ブログで使っているかも、、、?









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by somashiona | 2009-07-12 19:55 | デジタル

ラリッたワラビー、ミステリーサークルをつくる!






「ラリッたワラビー、ミステリーサークルをつくる」




これはBBC ワールドニュースで紹介された記事の見出しだ。
記事は続く、(要約)

オーストラリアではワラビーたちがアヘンケシを食べ、へべれけにラリって跳ね回り、ミステリーサークルを作っている、と政府官僚によって報告された。

これはタスマニア法務大臣であるララ・ギディングズ女史が医療用アヘンケシ収穫の保護について議会聴聞会で報告した内容だ。
「アヘンケシ畑にワラビーたちが侵入し、ラリってハイな気分になった彼らがぐるぐるとケシ畑の上に円を描き、ミステリーサークルを作るという問題を我々は抱えています」
「円を描いた後ワラビーたちは、その場に酔いつぶれてしまうのです」とも彼女は付け加えた。

タスマニアン・アルカロイズのスポークスマンであるリック・ロックリフ氏はこうも証言した。
「収穫の後、畑に残ったケシを食べた羊たちについての話を私たちも良く耳にします。羊たちはアヘンケシを食べた後、集団で円を描きながら畑の上を歩き回るのです」

ケシ農家を引退したリンンドレイさんはABCニュースの取材でこう証言した。
「ワラビーたちのおかしな行動だったら俺も見たことがあるよ。奴らはさ、ちょろちょろっと俺んちの畑にやって来て、そしてほんのちょっとだけケシを食べるんだ。でね、奴らまたみんなで畑に戻ってきてさ、集団でぐるぐる、ぐるぐるやりはじめるわけよ」

海外で突如出現するミステリーサークルは宇宙人の仕業だと考える人がいる。
またある人たちはその現象を人間がでっちあげたいたずらだと捉えている。












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以上がBBCワールドニュースの大雑把な内容だ。
こういうニュース、僕は大好きだ。
この記事で登場したタスマニアン・アルカロイズのスポークスマン、リック・ロックリフ氏は僕も週刊文春の記事で取材した人物だ。
超がつくほど真面目で、とても冗談など言いそうもない彼が、どんな顔をして集団で円を描く羊の話をしたのか、想像しただけで僕は笑えてしまう。






この記事を読んではじめて知った英語のフレーズ:「as high as a kite」
直訳すると「空を舞う凧のように高く」みたいな感じだろうが、これは「ひどく・ぐでんぐでんに・へべれけに酔っぱらって、泥酔」という意味らしい。
酒に酔う状態は「get drunk」だが、この場合はドラッグでハイになったり朦朧としている状態なので「get stoned」だ。






元の記事はここ'Stoned wallabies make crop circles'







ここ数ヶ月、精神的・肉体的にキツい日々が続いているが、こういう記事を見るとなんだかホッとする。












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by somashiona | 2009-07-01 21:43 | デジタル

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