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4ヶ月の誕生日さ









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こんにちは、みんな元気?
僕のこと覚えてる?
僕だよ、ラウルだよ。
生まれてすぐの時とはずいぶん顔も変わっているからわからなかった人もいるかな。
今日はね、僕にとってはちょっとした節目の日なんだ。
節目なんて言葉、赤ちゃんらしくないけどさ。

何の日かっていうとね。








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え〜っと、、、これは「ぐ〜」で、、、








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え〜っと、え〜っと、、、これが「いち」だから、、、








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うん、これ、これ、今日は僕が生まれてからきっかり4ヶ月目の誕生日なんだ。








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足はおまけね。








え、たったの4ヶ月、って思っている人もいるでしょ。
みんなにとってはあんまり変化のない4ヶ月かもしれないけど、僕にとってはね、とってもドラマチックなことがたくさん起こった期間だったんだ。

だってさ、マミーやダディが僕の頭を支えてくれなくても右を見たり、左を見たりできるようになったし、言っとくけど自分で顔の向きを変えてるってことだよ。
昨日ははじめて上を見上げるってこともやってみたんだ。
そのままひっくり返りそうになったよ。
それだけじゃないよ。








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仲のいい友達もできたし。








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マミーの鼻をかじってみたりもするし。








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でもね、マミーやダディが一番喜んでいるのは、僕が笑うようになったことなんだ。
僕が笑いかけるとね、マミーはとっても喜ぶんだ。
あんまり寝てなくて、疲れて、疲れてくたくたのときだって、僕が笑うとマミーはとってもハッピーな気分になるんだ。
みんなも僕みたいにさ、誰かに笑いかけてごらんよ。
きっとみんな、みんな、ハッピーな気分になって、笑い返してくれると思うよ。
まっ、これも世の中を上手く渡っていくための技の一つなんだけどね。
そんわけでさ、また時々登場するよ。








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またね〜。
さいちぇん。
ちゃお〜。
あすたまにあ〜な。
ば〜い。








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by somashiona | 2010-01-29 19:18 | 人・ストーリー

ストリートスナップショットはやめられない!



忙しく、自分の写真をしばらく撮っていないときは、打ち合わせなどで街に出かけたときの数十分を使いストリートスナップショットに没頭することによって欲求不満のささやかな解消を図る。
ストリートスナップショットといえば、街の中をあてもなく歩き、次々と視界に飛び込む自分のアンテナに触れる被写体をカメラで素早く切り取りながらまた移動を続ける、というようなイメージを僕は持つ。
まさに武器を手に獲物を追い求めながら移動する狩人だ。
ずいぶん昔に僕が心から憧れるマグナムのフォトグラファー、デイヴィッド・アラン・ハーヴィーのインタヴュー記事に出てきた一文を読んで目から鱗が落ちたことがある。

「絵になる背景を見つけたら、あとはそこに自分が欲しいと思う被写体が現れるのを待つだけ」

ストリートスナップショットこそが唯一正しい写真表現だと信じ込んでいたその時代、今思えば当たり前のやり方だが、罠を仕掛けて待つ方法を知らなかった僕には実に驚きのハンティング手法だった。

たしかに、背景や光はいいのにそこにパンチのある被写体がないという理由だけでその場を離れることがよくある。
人は何かを求めて常にアクションを起こし続けていないと気がすまない動物なのかもしれない。
でも、いいロケーションで気長に待ち続けると思ったよりも高い確率でそこに現れてほしい被写体が登場する。
嘘だと思うのなら、ぜひやってみてほしい。
あなたの普段の行いさえよければ、写真の女神は贈り物をくれるはず。

このやり方はスナップなのに写真の完成度も比較的高い。
なんといったって露出、ピントや構図もすべてじっくりと時間をかけ決められ、あとは来るべき獲物を待つだけなのだから。
自分の立っている位置と使っているレンズ、絞りの関係でどの範囲まで獲物にピントが合うのか考えておく。
待っている間、太陽に雲がかかったらどれだけシャッタスピードを落とせばいいのか、もしくは絞りを開ける方を選ぶのか決めておく。
たったそれだけだ。








この日、僕が立っていたのは以前既に何枚かお気に入りの写真が撮れたフォトジェニックな場所。

そこに壁の色とマッチした男性が通り過ぎ一枚撮る。








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この男性の服装やオーラは決して僕の欲しいものではないが、この一枚で何か撮れる予感と写欲が湧き、ここに少し留まることにする。
「予感」これは写真を撮るうえでとても重要だと思う。
この「予感」を感じたら、それに従うべきだ。
「予感」は写真の女神の囁きなのだから。








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次々とファインダーの中に被写体が飛び込むが、欲しいものとはすべてが違う。




今日は駄目かなぁ、と思いはじめた頃








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やって来ました、ドロシー・ザ・ダイナソー君。
服の色と壁の黄色、君のその表情、その立ち方、ハグしたいくらい。

だからストリートスナップショットはやめられない!

















現代の天才ライカ使い、デイヴィッド・アラン・ハーヴィーの動画を見て勉強するべし。


























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by somashiona | 2010-01-26 10:22 | デジタル

モチベーションが下がると、、、




毎日の生活の中でモチベーションが下がってくると次のような兆候があらわれる。

夜寝る時間が遅くなる
朝起きる時間が遅くなる
食べる量が多くなる
間食が増える
人と会わなくなる
外に出なくなる
エクササイズをしなくなる
ギターを弾く時間が増える
Macのデスクトップが整理されず、フォルダーだらけになる
部屋が散らかってくる
週に一度のゴミ収集日を忘れてしまう

いますでに2週間分のゴミが家の外のラビッシュビン(ゴミ入れ)から溢れんばかり。
もし3週間目のゴミ収集日を逃したら、自分こそ、人間のクズだと思うことにしよう。













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by somashiona | 2010-01-25 13:55 | デジタル

夏はキャンプで想い出つくり 後編







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翌朝もいい天気だった。
朝食はクロワッサンにバター、チェダーチーズ、アボカド、ハムのパワフルなブレックファースト。
シオナが見つけた特等席を横取りしようとするソーマ。
子供たちの戦いは朝からはじまる。






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林の中に置かれた古いカヤックでソーマはイマジネーションのアドベンチャー。
「シオナ、僕に任せておけ!」とかなんとか言っている。
でもソーマ、そのカヤック、ひっくり返ってるよ。






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この林のすぐ近くに綺麗なビーチがあると友人から聞いていた。
朝、さっそくそのビーチを探しにいった。
海の方向は分かっている、でも海岸にたどり着くためには林の中に入って道のない草むらを歩かなくてはいけない。
夏のタスマニア、草むらを歩くのは結構勇気がいる。
毒ベビがうじゃうじゃいるからだ。
間違って踏んでしまったら噛まれる可能性が大。
素足にサンダルだし。






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僕が先頭になって草むらを歩くと誰もいない綺麗な、綺麗な海岸に出た。
まるで人工的に敷き詰めたかのような、まるまるとした石が一面に広がるが、水辺にはちょうどいい深さと広さの砂浜がある。
岩場の周りでは海藻の黒い影がゆらゆらと揺れている。
この日はここでスノーケリングをすることに決めた。
僕は岩場を歩き回り少しだけ写真を撮る。






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徳島で流木の仕事をした後、足下に転がっている流木たちがお宝に見える。
いったん写真モードに入るとなんでもないものも特別なものに見える。






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気がつくとシオナは暖かい岩の上でうたた寝、ソーマは遊び相手を失っていじけていた。






テントに一度戻り、地図上では車で30分ほどの場所にあるビーチを探してみることにした。
すぐに舗装道路がなくなり、山の中の砂利道をしばらく走った。
この道でいいのだろうかとナビゲーターのソーマに何度も確認しながら進んだ。
そういえば、このビーチにたどり着くには砂丘の中をしばらく歩かなきゃいけないと友人が言ってたっけ。
砂丘が見えた時、靴の山のオブジェ?も見えた。






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ここに積まれている靴の山を見て、ここがタスマニアだと分かる人はかなりのタスマニア通(つう)だ。






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砂丘の中の道のような、道でないようなところをてくてく歩く。






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途中、川(?)で道が途絶えるが、それでも靴を脱いでてくてく歩く。






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するとだだっ広いビーチに出た。
いい波がたくさん立っているせいか、サーファーたちがたくさんいた。
この波で遊ぼうということになり、来た道をまたすぐに引き返した。
川をてくてく歩き、車に戻り、水着や水、日焼け止め、バスタオルを持ってまたまた海までてくてく歩いた。






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水は超冷たく波に飛び込むのをためらったが、一度入ってしまえばこっちのもの。
歯がガチガチ鳴るまで波にもまれて遊ぶ。
その後、僕はビーチで読書。
子供たちはビーチに行くとなぜか必ず穴堀をはじめる。






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テントに戻り、簡単なランチをとり、朝に視察したビーチでスノーケリング。
前日のスノーケリングの何十倍もスリリングだったが、海藻や昆布のジャングルの中の深い海を子供たちとスノーケリングするのは正直いってかなり緊張した。
サメやクラゲなど危険のものが潜んでいないか?
海藻が絡まったらどうする?
子供たちに何かあったらどうやって助ける?
シオナは相変わらず寒さのため約40分で海から退場。
僕も一緒に退場したかったがソーマが水の中にいるかぎり僕が横についていないわけにはいかない。
ソーマの眼がゴーグルの中でも輝いているのが分かる。
かなり大きな魚たちが目の前を通り過ぎるたび水中の中で指をさし、顔を見合わせる。
一言も言葉を交わしていないのに、彼とたくさん話をした気分だった。
結局、僕とソーマは2時間ほど水の中にいた。
ソーマ、大満足。

初日は海水と日焼け止めにまみれた身体のまま過ごしたが、2日目は少しスッキリしたかった。
親子三人、テントの脇でスッポンポンになって髪や身体を外で洗った。
一人が水をかける役、もう一人はシャンプーや石けんを渡す役。
ソーマは今年11歳、シオナは9歳になる。
野外で親子三人裸になって、こんなことができるのも、ひっとすると今年が最後の夏かもしれない。
そう考えると、こういうひとときを僕はじっくり噛み締めておくべきだ。

この日、子供たちの大切な仕事は火を自分たちでおこすこと。
冗談みたいな話だが、彼らは太い木にライターを使って直接火をつけようとしていた。
どうやって火をおこすのかを彼らに説明する。
ユーカリの木の皮や葉はオイルをたくさん含んでいるから火がつきやすい。
オールドマンビアードのような乾いた苔も使える。
小枝を集め、そして次に少し太めの木を探す。
火をつける。






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上手く火がつき喜んでいたのもつかの間






勢いのある火力がすぐに煙に変わってしまう。
悩む二人、、、。






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何度も何度もやってみるがなかなか上手くいかない。
せっかく身体を洗ったのに、二人の身体は煙の匂いでむんむんだ。
たぶんこの日は蚊に刺されないだろう。
二人が格闘している間、僕はソファでコーヒーを飲み、羊雲を見上げ、暮れゆく太陽を楽しむ。






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家へ帰る車の中、シオナは疲れ果て後ろの席で寝ていたが、助手席のソーマは相変わらず地図と睨めっこ。
少し回り道だけど帰りはこっちの道で行こうなどと提案をしてくる。
そして彼はこういった「ダディ、今までしたキャンプの中で今回のが一番だったよ」。
僕は「そうだね」といってハンドルから左手を離して、彼の頭をなでた。
















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by somashiona | 2010-01-22 10:48 | ソーマとシオナ

夏はキャンプで想い出つくり 前編




今、子供たちは夏休み真っ只中。
僕がこの子たちの年齢だった頃の夏休みの想い出といえば、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家で(北海道十勝浦幌町)過ごしたあの時間だ。
当時の浦幌町は札幌と全然違い自然に溢れていた。
おじいちゃんの広い畑でイチゴをとり、山の中でクワガタを探し、近くの河原でたくさん泳いだ。
地元の子供たちともすぐに打ち解け、今となっては誰一人顔も名前も思い出せないが、彼らは都会っ子の僕に田舎ならではの楽しい遊びをたくさん教えてくれた。
もう一つの大切な想い出は家族で行ったキャンプだろう。
父親がキャンプに行くぞ、といいだし、しばらく使っていなかったキャンプ用品を物置から取り出す時点で僕はもう完全にウキウキだった。
キャンプならではのあのアルミで出来たコッヘルセット、寝袋、ロウソクが入る折りたたみ式のランプ、ひょっとすると布地だったのではないかと思える黄色いテント。
キャンプに行く前からもちろん僕は、家の中で寝袋で寝た。

この血を受け継いでいるのか、僕がボバートの新しい家に引っ越して以来、子供たちは自分たちの部屋にテントを張って毎週寝ている。
ベッドを入れようよ、と僕が言っても、テントの方が好きだと言って子供たちはゆずらない。
夜はテントの中でキャンプ用のランプを使って本を読んだりしている。
たしかに、それなりのムードはある。
でも、夏休みなのでそんな偽物のキャンプを子供たちに続けさせるわけにはいかない。






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タスマニアの南端の林の中に友人が土地を持っている。
海のすぐ近くだ。
その土地の中に大きなテントが建てっぱなしになっていて、しばらく使っていないので、もしよかったら行ってみるといい、と素晴らしいオファーがあった。
もちろん僕たちは車の中にキャンプ用品詰め込み、張り切って出かけた。
友人がかなり詳しく説明してくれたおかげで林の中のその土地にスムースにたどり着けた。
もし何も知らないでその林に入ったなら、突然のテント出現にさぞかし驚く事だろう。
何年間も使われていない大きなテントは思いのほか綺麗に、しっかりと建っていた。
テントにたくさん張り付いた虫たちの除去から僕たちは作業をはじめた。
出だしからテントの中でホワイトテールスパイダーという毒クモを発見してしまい、僕はかなり動揺した。
昆虫博士のソーマ曰く、オーストラリアの三代毒クモの一つだという。
オーストラリアの三代毒クモってなんだ、、、たぶんナンバーワンはレッドバック・スパイダー。






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ナンバーツーはきっとシドニーファナルウェブ・スパイダーだろう。






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そうなるとホワイトテールはその次に怖いという事か、、、(汗)。






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これは始末しなければと戦いのための棒切れを探しているうちに、僕たちはそのクモを見逃してしまった、、、テントの中で、、、。
実は僕はクモが大の苦手。
でも子供たちの前では出来るかぎり平静を装うようにしている。
クモも見方によればきっと素晴らしい生き物で、カブトムシやクワガタ、バッタや蝶と同じはず。
いや、同じように扱える人になって欲しい。
僕のようにクモに恐怖心があるあまり、例えばこの時のキャンプのように3日間びくびく怯えながらテントで寝なくてはいけない人間になって欲しくないのだ。
これは完全に弱点であり、アウトドアの素晴らしい体験に水を差すことになる。






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この土地、もちろん電気も水道もトイレもない。
キャンプが苦手という人にその理由を聞くとほとんどの人がトイレと虫が不快だからだという。
日本人の友人とブッシュのなかを歩いていた時、その話になって彼が人生の中で一度も野外でうんちをした事がないというのを聞いて、僕は死ぬほど驚いた。
僕の驚きようを見て彼もまた驚いていたが、彼曰く(匿名希望の料理人コージ君)そんな人は世の中にたくさんいるらしい。
僕の妹はなどは外に出ると決まって催すタイプで、周りに人が歩いていてもしゃがめるタイプの人間だ。(すまぬ、妹!)
テントの周りで子供たちと相談し合い汚染エリア(トイレエリア)を決めた。
穴が掘れる場所で、お尻に当たるチクチクする草がなく、ヘビがいてもすぐ分かり、テントから近いが死角になる場所。


「私は12匹も来たわ」「へ、へ〜んだ、僕なんて軽く14匹は来たもんね〜」子供たちがそんな話をしている。
何の話か聞いてみると、うんちの後、寄って来たハエの数だという。
どっちのうんちの方がハエにとって魅力的か競い合っている。
お願い、競い合うなら何か違う事にしてちょーだい。
子供たち曰く、キャンプ場の汚いトイレより、外の方が気持ちがいいらしい。
たしかに、一理ある。
「Nature is calling」英語ではトイレに行くという意味がある。







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この土地の近くにはまったくタイプの違うビーチがいくつかある。
今回はスノーケリングをたくさんしよう、と僕たちは張り切っていた。
僕は海の遊びにまったく自信がないので、初日は足のつく深さの安全な海で子供たちとスノーケリングの訓練をした。
とても暑い日だったがそれでもタスマニアの海の水はとても冷たい。
シオナは45分ほどでギブアップ。






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僕は1時間15分、そしてソーマは2時間半ほど海の中にいた。






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どれくらいの大きの魚を見たのか説明するソーマの眼はいきいきと輝いていた。
こういう顔を見ると、色々準備をしてここまで来てよかったと思う。






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子供たちにとってキャンプは仕事を分担して、いろいろな事を学ぶ場でもある。
日本のアウトドア雑誌などに紹介されるキャンプの料理はかなり凝ったものが多いが、水も電気もないアウトドアでは「シンプル イズ ベスト」。






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パスタ、とくにショートバスタはキャンプの必需品だ。
短い時間で調理でき、一皿で済むもの、キャンプの料理はそうありたい。






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デッキの上に置かれたソファーで美しい風景を見ながらのディナー。
こんな贅沢なことはない。
食べたら洗う、誰が洗う、作らなかった人が洗う、ということでシオナが洗い物係。






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いかに少ない量の水で洗うか、ここがポイント。
3日間のキャンプのために34ℓの水を車に詰め込んだ。
キャンプの間、毎日かなり暑かったのでたくさん水を飲んだこともあったが、それでも結果的に用意した水は足りなかった。
水はとても大切だ。
なので食器洗いのすすぎなど、しなくてもいいくらいの気持ちでいないといけない。(僕は嫌だけど)






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子供たちがあと片付けをしている間、僕はソファに座り、綺麗な夕日をみながらコーヒーを飲む。
う〜ん、たまらない。
この時間は写真のゴールデンタイム。
でも、カメラはテントの中に置いて子供たちと話をすることにした。
子供たちの夏休みだし。






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キャンプに欠かせないもの、それは火だ。
残念なことに国立公園などの素晴らしい自然の中にあるキャンプ場は焚き火禁止のところが多い。
たしかに、キャンプに訪れる人たちがあちらこちらで毎晩キャンプファイヤーをしていたら景観も損なわれるし、ブッシュファイヤーが起こる可能性も高くなるだろう。
それでも、キャンプの夜は火を見つめながら過ごしたい。
なので出来るだけ火を使ってもいいキャンプ場をいつもは選ぶようにしている。
今回の場所はキャンプ場ではないので火を使えるが、ブッシュの中なのでかなりの注意が必要だ。
寝る前の火の始末に予想以上の水を使ってしまった。

火を見つめていると本当に心が休まる。
人間が洞穴で暮らしていた時代から毎日毎日繰り返しやってきたこの行為、全ての人の細胞の片隅に記憶として残っていることだろう。
火を見つめる子供たちもとても楽しそう。
いろいろな形の木や枝を火の中に放り込んだり、かざしてみる、たったそれだけの行為を繰り返すだけなのになぜか飽きない。
テレビ画面の何十倍も子供たちを虜にする。










後編に続く








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by somashiona | 2010-01-21 13:57 | ソーマとシオナ

お日様が隠れると爆発する人たち



結局、フォールス・フェスティバルで夜の写真を撮ったのはこの日一日、50分だけだった。
そういえば、クリスマスパーティでもほとんど写真を撮らなかった。
写真を撮るより自分も参加して楽しむ事を優先した。
僕はいつでもカメラを持って行動する人間だが、最近そのことについて少し考え直している。
ファインダーを通さなければ現実と向き合えない人間になっているのでは、と不安になりはじめたからだ。
僕はいい写真を写せるチャンスがあるのならどんな場所にだって行くし、どんなに辛いときだって笑顔を維持することが出来るが、カメラを持っていなければ腰が重く無愛想だ。
興奮する場にいると写真を撮る事に考えがいってしまって、その場で起こっている事を純粋な意味で味わえない。
ダライ・ラマの講演を聴きにいった時、僕は写真をほとんど撮らない努力をし、その状態が僕にはとても新鮮だった。
ああ、普通人びとはこういうふうに物事を味わっているんだ、と変な発見をした。
何が何でもいい絵を手に入れてやろう、じゃなく、くる時には撮るべきものが目の前にくるはずだ、という態度でしばらく過ごしてみようという気持ちに最近なりはじめている。


音楽に酔いしれる群衆にもみくちゃにされた。
まるで朝の東京山手線状態だ。
ステージからは絶え間なく水が放水され、僕もカメラもびしゃびしゃ。
朝の山手線状態なのに全ての人たちが踊り狂っているので、僕はカメラに付けたスピードライトが折れないよう、カメラを常に頭の上にあげていた。
熱狂する人びとの感情がもっとも顕著に表れているのは、草原で風になびいて動いているような人びとの手や腕だろう。
群衆を遠目で見ても一人一人の表情は見えないが、振りかざされる無数の腕や手のひらから彼らの熱気が夜空に向かって放出されているのがまるで見えるようだった。
















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by somashiona | 2010-01-14 07:19 | デジタル

お日様の下では比較的穏やかな人たち









2009年12月29日から2010年1月1日まで僕はフォールス・フェスティバルという野外ロックコンサート会場で過ごした。
2008年から2009年もまったく同じ場所で同じ過ごしかたをした。
なんだかまるで、今年もぱっとしない僕の一年を暗示しているかのようでちょっと怖い。
面白い写真が撮れるに違いない、と思い参加した2008年、全然写真が撮れずにガッカリしたが、2009年はさらに写真が撮れなかった。(涙)
コンサート会場はタスマニア東海岸、マリオン・ベイの広大な農場(たぶん個人農場)。
このイベントに参加した約1万6千人の人びとは4日間ここでキャンプ生活をすることになる。
音楽、若い男女、アルコール、真夏の太陽、野外、いたる所から漂う葉っぱの匂い、辺り一面に広がるテントの海で繰り広げられるクレージーな様子は簡単に想像できるだろう。
午前2時、3時まで鳴り響くコンサートの爆音、常に止まないテントの周りの人びとの騒音、テント中の不快な傾斜と背中に感じる石、朝からテントを襲うタスマニアでは異例の強い、強い太陽の熱、一日の平均睡眠時間は4時間前後だった。



昨年末から突っ走ったままだ。
まだ母や妹に新年の挨拶をしていないし、友人たちからの「生きているなら何か連絡をよこせ」というメールや留守電のメッセージも溜まりはじめている。
2月の第一週くらいまでこんな状況が続きそうなので、この辺で僕の生存シグナルを発信したほうが良さそうだ。
僕の中では1月中はまだ「明けましておめでとう。今年もよろしく」という言葉を使ってもいいことになっている。(汗)
そんな訳で遅ればせながら、今年も「タスマニアで生きる人たち」をよろしく!
せっかく生きているのだから、僕もあなたも、少しでも多く喜びや幸せを感じる一年にしよう。















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by somashiona | 2010-01-13 08:33 | デジタル

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