<   2012年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧

母語を解読する




自分がどれだけ嘘語とともに成長して来たかということを社会人になってから痛感させられた。
子供は親の言葉をそのまま真似て成長する。
そしてその言葉を何の疑問も持たず使ってしまったとたん周りの人たちから「???」の顔をされる。あ、そうか、これは北海道の方言だったのか、と思い同郷の人にその言葉を使うとやはり「???」の顔をされるのだ。
例えばどんな言葉?と考えてみても、沢山ありすぎて頭に浮かばない。
僕が10月の半ばから札幌で生活しているなかでもそういう事件はいくつかあった。
お寺の集まりから帰って来た母が「ボンボリさんがカレーを作ってくれてねぇ」「ボンボリさんが面白いことを言うのよ」とさかんに「ボンボリ」という言葉を繰り返す。
「ボンボリって何よ?」と母に聞くと「お坊さんの奥さんのことよ」という答えが返って来る。
お寺の世界などまるで分からない僕はその言葉を鵜呑みにするしかない。
いや、しかし、待て、いままでそれでたくさん恥をかいてきたじゃないか!
ボンボリと言えばスキーの時にかぶる毛糸の帽子についたフサフサした丸い玉か、♬明かりを付けましょぼんぼりに〜♫に出て来る紙張りの小さな行灯(あんどん)しか頭に浮かばない。
そんな時のGoogle、調べてみると母が言っていた「ボンボリ」は実は「坊守(ぼうもり)」であって、お寺の住職の配偶者のことを指すらしい。
ああ、危ないところだった、、、。
「お兄ちゃん、あそこに行くにはね、甲子園通りを通ればいいのよ」と母。
甲子園通り?うちの近所でそんな通りがあったっけ?
Googleマップにも出て来ない。
よくよく母に聞いてみると母が通うパチンコ屋の「パーラー甲子園」がある通りのことを母はそう呼んでいるらしい。
ああ、危ないところだった、、、。
母と豆の話になった時、大豆(だいず)の話題から小豆(あずき)へとなった。
母は「あずき」のことを「しょうず」と言う。
妹と二人で、言いたいことは分かるけど「しょうず」と書いて「あずき」と読むんだよ、と何度説得しても、いや子供の頃から周りの人たちは皆「しょうず」と言っていたと意地を張る。
はい、はい、もう頑固なんだから、、、と僕たちはその話を引っ張らなかったが、あとで気になって調べてみると、母が生まれ育った十勝地方は小豆の大産地で、そこに住む人々は小豆のことを「しょうず」と呼ぶのだと分かった。
また和菓子産業に関わる人たちも「あずき」のことを「しょうず」とも呼ぶのだとウィキペディアに書いてあった。
母を疑った僕たち兄妹は正式に母に謝罪した。
それでも、母の言葉はやはり怪しい。
母は聞いた言葉をそのまま覚える。
僕は新しい言葉は一度漢字に変換しないと納得できないし、自分の言葉として使うことも出来ない。
因に母は耳があまり良くない。
一々間違いを指摘すると気分を害するだけなので、心の中で母語を解読しながら会話をする日々が今日も続いている。












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ある方からカールツアイス プラナーf1.4 50mmを頂いた。
新品のクリスマス・プレゼントだ。
僕はキャノンのf1.4 50mmもシグマのf1.4 50mmも持っているが、それでも一番欲しいレンズはなぜか50mmか35mmだ。
プラナーf1.4 50mmはキャノンともシグマともまったく性格が違う。
オートフォーカスが使えないので、被写体へ向かうときの態度も変わる。
レンズフィルターを付けてから、さっそく使いだした。
まずはポートレイトでのテスト。
実験台はもちろん身内。
このレンズ、小さいのにずっしりと重く、マニュアルフォーカスリングの回り方が何とも言えずいい感じだ。
ポートレイトと言えば85mm(フルサイズで)以上というのが一般的な考え方かもしれないが、僕は50mmで写すポートレイトが好きだ。
これはアンリ・カルティエ=ブレッソンが50mmで撮るポートレイトを見てから考えが変わった。
被写体との距離、被写体を語る背景、見た目の自然さ、50mmのポートレイトはある意味、ポートレイトとしては半端な焦点距離だが、それだけに撮る側の眼力と思想が試される。
プラナーf1.4 50mmは慌てては撮れないレンズだ。
じっくりと見て、じっくりと構図を作り、じっくりとピントを合わせる。
それをしても被写体が居心地の悪さを感じない空気を作らなければならない。
ああ、果たして僕にそれが出来るのか、、、?
頑張ろっと!
























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by somashiona | 2012-12-30 12:54 | 人・ストーリー

さっぽろ100人ポートレイト No.25 - 32



自分でやっていて言うのもなんだが、100人ポートレイト・プロジェクトは楽しい。
友人のご両親と10年以上ぶりにお会いして写真を撮ったり、はじめて入った喫茶店でたまたま意気投合したお客さんを撮ったり、仕事場にお邪魔してシャッターを切ったり、ポートレイトを撮るという動機がなければ起こりえなかった時間がどんどんわき上がって来る。
人が誰かと出会うのは、いわゆる縁というもの。
僕たちの全ての行いに意味があるとするなら、これらの出会いは起こるべくして起こったことであり、それはいつか遠い将来、自分や相手にとって何らかの形で大切なことへと繋がっていくのかもしれない。
「ああ、そうだったのか、あの時あの人に会っていなければ、僕は今こんなことをしていなかっただろう」という具合に。

北海道の滞在を1ヶ月延長することに決めました。
1月の末くらいまで僕は札幌にいます。
100人ポートレイトを続けるチャンスも増えた訳です。
メールや鍵コメにてどんどんお申し込みしてください。







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No.25








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No.26








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No.27








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No.28








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No.29








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No.30








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No.31








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No.32




















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私写真撮られるの苦手なんです、という人、写真を残すのは本人のためだけじゃありません。家族や友人たちのためにも今の自分を残しておくのです。ダイエットが間に合わないとか、そういう問題じゃありませんよー!



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by somashiona | 2012-12-29 16:58 | 人・ストーリー

写真が教えてくれるもの





実家に長い間居座っていると、懐かしいものを発見してしまう。
妹が歩きの旅を一時中断し、僕の後から実家に帰ってくることになった。
僕はかつて自分が青春時代を過ごした自分の部屋で寝て、妹もかつての彼女の部屋で寝る予定だったが、一人暮らしの母は妹の部屋を物置として使っていたらしく、妹が快適に寝れるスペースなどまったくない。
僕の目には、これらのガラクタは一生のうちに二度と使われない化石のような品々のオンパレードにしか見えないが、日々作品創りをする母にとっては、物置にある全てが作品の材料になり得る貴重な品々らしい。
ブツブツ文句を言う母を説得しながら妹が寝るスペースをなんとか確保した。
ガラクタと言っておきながらなんだが、ホコリをかぶって積み上げられた段ボール箱やプラスティックの収納箱を移動していると、いくつか箱の中にあるべきでない貴重な写真を発見した。








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二つ折りになる木のフレームに収められたモノクロ写真、僕が幼い頃から毎日目にしていたものだ。
片側のフレームにはまだ若い父と母、そしてもう片側にはまだ幼い僕。
同じときに撮られたものなのか分からないが、父と母の背景はどこかのお寺か神社のようで、服装は冬のものだと思う。
幼い僕は思いっきりお祭りのコスチュームで背景には新築中の家が見える。
この写真が僕は子供の頃から好きだった。
僕にはまだ妹がいず、世界は僕が中心に回っていたはず。
たぶんまだ二十代であろう父と母は初々しく、母の笑顔には全くの濁りがなく、幸せが全身から滲み出ている。
この頃の父の日記を発見したとき、その内容は読んでいるこちらが照れてしまうくらい、母のことが好きで好きでたまらないということを毎日書き綴っていた。
中学か高校生くらいだった僕と妹は発見した日記を父親の前で読んで冷やかしたものだが、そんな恋愛をし、人生を共に過ごした二人が今は心底羨ましい。
このとき、母は自分の75歳で独りで生きる姿をこれっぽっちも想像できなかっただろうし、父もまさか将来、自分で命を絶ってしまうことになろうとは、思いもよらなかっただろう。
どんなことが待ち受けていようと、二人が世界で一番幸せだった時が、確かにあったというだけで十分だし、その確かな証拠を写真は僕たち子供に残してくれている。
自分が辛いとき、僕はこんな幸せな二人から生まれ、可愛い、めんこい、と大切に育てられたことを思い出させてくれる。
そんなとき、写真は胸にぶら下がる十字架や神社でもらったお守り以上の役目を果たす。












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ソーマの小さい時の写真も出てきた。
三脚に付けたハッセルブラッドを前に写真家気取りのソーマ。
後ろにはコメットのストロボが置いてある。
東京時代の写真だ。
この頃ソーマは何歳だったのだろう?
たぶんシオナが生まれたばかりの頃だから、3歳くらいだったとおもう。
今ソーマは13歳だから、もう10年も前の写真だ。
彼の身長はもう少しで180cmくらい。
写真は思いっきり色褪せていたが、僕の記憶もかなり色褪せている。
もうすでにあの頃の子供たちや自分の状況を思い出せない。
こんなに幸せなひと時、絶対に忘れはしないだろう、と思ったはずなのに、、、。
時はものすごいスピードで過ぎていく。












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段ボール箱の中から一枚の木彫りのレリーフが出てきた。
これは母親が作ったものだ。
これも、僕が中学生くらいのころからいつも家に飾られていたもので、僕は常にその存在を意識していた。
いやらしい意味ではなく、この女性の裸体がとても綺麗だと中学生の僕は感じていた。
なぜだかとても温かく、身近な女性に思えたのだ。
決して興奮する裸体の対象では無かった。
「これ、箱から出して僕の部屋に飾っておいてもいいでしょ?」と母に尋ねると、「あっ、懐かしいね、これ。いつもお風呂に入るとき、自分の身体を鏡で見てスケッチしたんだよ」と母親が言うではないか!
「えっ、じゃあこれ、母さんの身体だったの!?」
「そうよ、綺麗でしょ」と母。
過ぎ去った思い出は、全てが美しすぎる、、、。




















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by somashiona | 2012-12-26 01:21 | 人・ストーリー

さっぽろ100人ポートレイト No.17−24


どこかの知らない誰かからある日突然メールが届き、待ち合わせ場所を決めて、初めて顔を合わす。
今回のポートレイト・プロジェクトに申し込んでくれた人たちだ。
たぶん恐る恐る、かなりドキドキしながら、勇気を振り絞って、僕にメールを送ってくれたことだろう。
そして実際に僕に会うと、「な〜んだ、マナブさんて全然イメージしていたタイプの人と違うじゃないですか〜。イラストの顔は同じだけどぉ〜」という話になる。
イメージしていた人とどう違うのかは怖くて聞けない。
写真を撮りはじめる前に出来るだけ話をすることにしている。
僕にとってこの時間が何よりも貴重だ。
たくさんの人と会って、彼らからエネルギーをもらう。これは僕の栄養剤。
どんなに本を読んでも、映画を見ても、講演会を聴いても、分からなかった大切なことが、知らない人との会話でストレートに僕を打ちのめすことがある。
そういうのが、とってもいい。
知らない誰かと会い、話をしてつくづく思うこと、それは人それぞれ本当に違うということだ。
偏見、先入観をもたない、無批評、無批判で受け入れる、そこから話ははじまる。
よくポートレイトに関して「あの写真家は被写体の内面まで写しだすんです」というようなフレーズを耳にするが、僕はそんなことを目指していない。
そんなこと、自分には出来る訳がないと思っている。
僕のポートレイトは、あくまでも、その人と会って僕がどう感じたか、という範囲を越えない。
なので、ポートレイトはある意味、自分を写し出す鏡だ。
自分が濁っていたら、ポートレイトもたぶん濁ったものになるのだろう。
被写体がどんなに素敵な人でも、ポートレイトとは常に自分以上にはならない厄介な代物なのだと、年齢を重ねるごとに感じてしまう。













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No.17








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No.18








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No.19








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No.20








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No.21








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No.22








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No.23








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No.24




















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さあ、さあ、恥ずかしがっていないで「ポートレイトを撮ってください!」とメールしましょう。え、ヌードでもいいのって?オフコース!!



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by somashiona | 2012-12-17 22:40 | 人・ストーリー

底辺の底辺




今回は絶対に気を付けるぞ!と固く心に誓い日本にやって来たが、やっぱりやっちゃいました、体重5.4キロ増。
どうやったら1ヶ月半やそこらでそんなに体重が増えるのだろうと不思議でたまりません。
日本に来るたび毎回5キロ以上体重が増えてしまう。
スーパーで北海道産の人気の米である「ゆめぴりか」2キロ袋を両手に持ち、これよりも重い脂肪が一気に僕の身体に付いたのかと思うと、心もかなり重くなる。
よし、今日から食べ物に気を付けるぞ!と思っても、夜誰かと会えば居酒屋へ行くことになるし、目の前に美味しそうな焼き鳥やほっけの開き、刺身盛り合わせや豚の角煮がならんでしまうと、もう理性を抑えることが出来ない。仕方ないよね。
今、実家に戻っている歩き人の妹もどうやら僕と同じで、運動不足&食べ過ぎに悩んでいる。
一日に1時間、2時間の散歩をすればかなり違うはずなのだが、空からは雪、地面は氷と長時間歩くには向かない環境だ。
そんな訳で僕たち兄妹は思い切ってコナミというスポーツクラブに入会した。
久しぶりの日本のスポーツクラブはまるで高齢者やお母さんたちの社交場。
圧倒的に女性が多く、男性は全体の20~30%ほどしかいないのではないか。
スポーツクラブのスタジオでは様々なクラスが行われている。
てはじめに妹と二人でヨガのクラスに参加してみようということになった。
スタジオにはもうすでにたくさんの人たちが集まっていた。
ほとんどが女性で高齢の方もちらほらいる。
「あまり動かないから身体が冷えるかも。ダウンジャケット着て参加しようか」などと妹と話していたが、はじまって15分も経つと全身から汗だらだら、おまけにほとんどのポーズをまともにとることが出来ない。身体の柔軟性がなさ過ぎるのだ。
そして、腹筋や背筋など体中の筋力を使うポーズもまったく皆についていけない。
女性たちの柔軟性、筋力の強さには本当に驚いた。
僕は何日間か全身が筋肉痛。
それでも、その後、様々なクラスに挑戦してみたが、どれもまともについていけないのだ。
僕の身体はいったいどうなっているのだ、、、。
今日はプールを利用したが、ものすごく混んでいた。
どのレーンも人、また人。
男性は僕の他にたった二人、あとは皆平均年齢55歳以上(と思われる)の女性たちだ。
やれやれこんな時間に来るんじゃなかったな、と僕は独りごちる。
このスポーツクラブではナンバーワンだと聞いている若い水泳のインストラクターがプールに入るとプールにいた女性たちのほとんどが磁石に吸い寄せられる砂鉄のように彼を取り囲んだ。
いや、メッカ巡礼であの黒いカアバを取り囲みぐるぐるとまわるイスラム教徒のようでもある。
どうやら彼の水泳のクラスがはじまるらしい。
それにしてもこの参加者の数、大人気のクラスだ。
若いインストラクターが「じゃ、ウォーミングアップでクロール200メートルからはじめましょう」と言ったとたん、あの平均年齢60歳以上(あ、年齢が上がった)のおばさまがたがプールの2レーンを使って一斉に泳ぎはじめる。
それはまるでトライアスロンの大会の水泳部門の様子をヘリコプターからの映像で見ているような大迫力だった。
僕も例のへなちょこクロールで隣のレーンを泳いでみたが、まったく彼女たちに追いつけない。
なぜだ、なぜ彼女たちは全てにおいて僕を上回るのだ!
別に勝ち負けの問題ではないが、このスポーツクラブの中で僕の体力は底辺の底辺だということを痛いほど思い知らされ、なんだかとっても凹んでいる今日この頃だ。













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写真は札幌のスナップ、テキストとは無関係です。
















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by somashiona | 2012-12-11 23:48 | デジタル

さっぽろ100人ポートレイト No.9 - 16







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No.9












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No.10












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No.11












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No.12












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No.13












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No.14












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No.15












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No.16














人々の顔ってなんて美しいんだろうと思う。
その人がどんな人生を歩んで来たのか、写真からは判断できない。
雪山でそりを引く男が実は歯医者さんの院長かもしれないし、温泉旅館の浴衣姿で気分良さげに笑う人は普段スーツに身を固めたお固い役人だったり、凍てつく朝、札幌市民のために穴を掘ってくれる逞しい男性は夜になるとスパンコールの付いた衣装を身にまとい、ソシアルダンスを踊っているかもしれない。
写真を見る僕たちはただ、彼らの表情や背景などの情報をもとに想像を膨らますしかない。
どの人もこの世界に一つとして同じものがない全くのオリジナル。
どの人も皆、等しく美しい。
それぞれの人が例外なく父や母から命をもらい、誰かに大切に育てられ、やがて自分の世界を作り、何か大切なもののために毎日生きている。
それはこれから後50年以上続くかもしれないし、ある人は思いのほか早く終わってしまうかもしれない。
だけど、2012年の冬、彼らは僕と会い、写真を撮られたという事実だけは永遠と残る。
この地球上には約70億の人口があって、僕はたまたまアジアの日本という国に生まれ、何かしらの縁でこの素晴らしい人たちと出会い、写真を撮った。
どんな人にも魅力があって、どんな人からもエネルギーをもらえる。
ポートレイトって、なんて楽しいんだろう。
























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達成まであと「84人」、道は遠すぎ、、、涙



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by somashiona | 2012-12-10 22:40 | 人・ストーリー

北海道、冬の歩き方








冬の北海道を歩いていて思うのだが、これって神業だ。
本州に住んでいる人は「雪の上をあるくことが?」と思うかもしれないが、実際は雪ではなく氷の上を歩くのだ。
たぶん北海道の人たちの頭の上には見えないスキャニング装置が付いていて、自分たちの足下2メートル先を絶え間なく精査しているに違いない。
履いている靴底の感覚で雪の種類を予測する。
ざらざら雪か、さらさら雪か、べたべた雪か?
雪の下に氷が隠れていないか?
ボケっと歩いているように見えても視線は様々な情報を見極める。
ここを歩いているとぐしゃぐしゃになった雪水を車にかけられはしないか?
この路面の傾斜だと足下が氷だったとき危なくはないか?
前を歩く人の様子を見て歩くラインを決めよう。
あそこのわだちはアスファルトが見えている、よしこのラインで歩こう。
一見普通に歩いているように見えても足裏を全体的に路面に着地するように歩いたり、若干すり足気味だったり。
まだまだ、ある、足が滑りそうになったとき、サッと素早く両腕を広げバランスをとるテクニック、不覚にも転んでしまった後、素早く自分の周りをチェックし、何事もなかったかのようにその場を立ち去るテクニック、ここで生まれ育った人間たちが子供の頃から自然と培った高等テクニックの数々だ。
僕の靴底ツルツルLLビーンのハンティングシューズでは今に思いっきり転んでしまうだろう。
カメラを持っているときに転んでしまったら目も当てられない。
だからといってスパイクを装着したり、外したりというのもかなり面倒だ。
2ヶ月ほどの滞在のために高価なブーツなど買いたくない。
こんなことで悩んでいる僕をよそに、ツルツルの路面の上をランニングする人、片手に傘をさしてママチャリを片手運転するお母さん、靴底ツルツルのコールハーンのローファーシューズで歩くビジネスマンなどがのろのろ手でバランスを取るように歩く僕をびゅんびゅん追い越し、力強く進んでいく。
冬の北海道、毎日がスリル満点だ。













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by somashiona | 2012-12-08 00:57 | デジタル

雨の小樽



話は前後するが、スコットたちを連れて小樽へ行ったとき、今度は写真を撮りに来ようと心に決めた。
彼らが帰った数日後、写真を愛する僕の母親世代の素敵な女性と小樽へ行くことになった。
彼女は小樽を熟知しているので、例えば僕が「殺伐としていて、でも漁港の雰囲気を残していて、どこか哀愁の漂う静かな海辺がいい」などとつかみ所のないリクエストをしても、きちんとその意味を理解してくれて、唸ってしまうようなスポットに連れて行ってくれる。
動き出したのが遅かったので、海辺に着いた時は空が一番綺麗な状態から約5分くらい経過した頃だった。
彼女が運転する車から降りると、お互いに一目散に撮りたい場所へと消えてしまう。
潮の匂いを吸い込みながら夢中でシャッターを切っているうちに、辺りはすっかり薄暗くなった。
我に返って彼女の姿を探すが、なかなか見つからない。
仕方がないので、停めていた車に向かって歩いていくと、遠くの方で彼女はまだ夢中でシャッターを切っている。
写真好きなら、友人が無心でシャッターを切っている姿を見ると思わず微笑みが浮かぶだろう。
僕もかなり写真好きだけど、彼女も全く負けていないなぁ、となんだか嬉しくなる。
別々の場所で、それぞれ自分の写真を撮ったあと、僕たちの目が合う。
「いいですねぇ、ここ、この光、とってもいい。いいの撮れました?」と僕が聞くと、彼女は幸せそうに微笑む。
こういう時は以心伝心だ。
車に戻り、小樽の街へ向かっていると車のフロントガラスにポツポツと雨滴が当たりはじめ、やがてそれは激しさを増した。
すっかり日は暮れ、空は真っ暗。おまけに激しい雨。
普通ならここで撮影終了となるだろうが、僕も彼女も雨の日には雨の日のいい写真が撮れることを知っている。
お互いまだやる気満々だ。
しかも、僕たちが向かっているのは小樽の路地裏、雨が与えてくれる効果は抜群なはず。
車から降りると、リードを外された犬のように僕たちはカメラを持って路地裏へと一目散に走り出す。
もし僕たちに犬のしっぽがついていれば、右や左に激しく振りまくっているに違いない。
散々歩き回り、カメラも身体もビショビショだが、彼女も僕も「もうやめましょう」とは言わない。
前へ進むたびに撮りたいものが現れる。もちろん、ちゃんと撮れているかは別な話だが、そんなことはどうだっていい、楽しいのだから。
和菓子屋さんで美味しいお団子とお茶をいただいてから、僕たちはとても満足して札幌へ向かった。
一度写欲に火がつくと、車のフロントガラスの雨滴ですらシャッターを切りたくなる。
興奮した僕たちは、車の中でも写真の話が尽きなかった。
雨の小樽、石原裕次郎の歌が聞きたくなった。












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by somashiona | 2012-12-01 00:01 | デジタル

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