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海辺のコテージ




タスマニア東海岸のコテージで心に残る2日間を過ごしたことがある。
部屋のベランダから裏庭へ降り、細い小路を歩くと海岸へ出ることができる静かなコテージだ。
朝は海から顔を出す太陽を眺め、昼は本とコーヒー、そしてブランケットを持って砂浜に腰を下ろし、夕方になると辺り一面がオレンジ色に染まった風景に自分を同化し、夜はひんやりとした空気に包まれ満天の星空を飽きることなく眺める。
彫刻家のご主人と小説家の奥様がこのホテルのオーナーだ。
広い敷地内には何棟かの独立したコテージが立ち並ぶが、生い茂った草やユーカリの木々でそれぞれのコテージはプライバシーが守られている。
僕の宿泊した棟はまるで大きなヨットの船内のような造りになっていた。
ヘミングウェイが来たら喜びそうな海の雰囲気たっぷりのコテージだった。
そこでは目に焼きつく美しい光景をたくさん見せてもらったが、どういう訳か僕が使っていたベッドからちらりと見える一枚の絵が記憶に強く残っている。
壁にかかっていたその絵は麦わら帽子を被った3人の女性の後ろ姿。
有名な画家の絵なのか、それともローカルな画家が描いたものなのか僕には全くわからないが、コテージで過ごした僕の気分を一言で代弁してくれるような絵だった。
朝から晩までたくさんの写真を撮ったが、この絵以上に僕の気持ちを表していた写真はたった一枚も無かった。 











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by somashiona | 2014-11-26 20:01 |

月への階段 VS 太陽への階段




タスマニア東海岸のビシェノーへ宿泊した時、誰もいない砂浜で燃えるような夕日を見た。
日が落ちてからもぼんやりと海を見続ける。
すると今度は深い青の夜空にポッカリと丸い月が浮かんだ。
水面には月への階段がゆらゆらと揺らめく。
心のきれいな人だけが登っていけそうな階段だ。


翌朝、まだ暗いうちに砂浜に出かけた。
やはりそこは誰も居ない砂浜だった。
空が深いブルーから紫色になり、あっという間にオレンジ色になったかと思うと、太陽がゆっくりと水平線に顔を出した。
そこには勇気のある人だけが歩けそうな太陽への階段ができていた。


あなたならどちらの階段を歩いていけそうですか?













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by somashiona | 2014-10-16 14:52 | デジタル

『ライフ・オブ・パイ』を観た



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映画『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』を観た。
なぜこの映画なのかというと、シオナが僕に勧めてくれたからだ。
最近観た映画の中では一番良かったと、車の助手席でシオナが教えてくれた。
その話の翌日、ネットを見ていて一つのニュースが目に入った。

台湾にオーバーステイしていたチェコ国籍の男が2日、最南端のビーチリゾート、墾丁から手製のいかだで日本を目指し“出航”したがすぐに流され、行政院海岸巡防署に保護された。男は強制送還される見通し。
昨年11月に観光で来台したというマーティンさん(39)は、3カ月の滞在期限はとうに過ぎてしまったが所持金を全て使い切り帰国のチケットが買えず、台湾各地を放浪していた。
そんな時にふと思い出したのが、台湾で観たアン・リー監督の最新映画「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」。少年とトラがボートで漂流するストーリーにヒントを得て、自分でいかだを作り日本に行こうと思い立った。(屏東 3日 中央社)







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39歳の男が真似したくなるようなストーリーなのか?
これはやっぱり、観るべきだ。
この映画のレイティングはG指定で、どんな小さな子供でも観ていい映画だ。
僕はこの映画をトラと少年の美しい友情物語&アドベンチャーくらいにしか思っていなかった。
とにかく、次回シオナと会った時、この映画の話題で花が咲けばいい、その程度の期待値だった。
しかし、実際に観てみると、、、あれ、面白い、、、。
特にシネマトグラフィの美しさ、CGのレベルの高さに驚愕。
そして、ラストシーンで、「なるほど、そういうことだったのか!」とさらに驚愕。
多くの伏線、メタファー、そして素晴らしい役者たち、とても上出来の映画だ。
この映画を見終わって、すぐに
ティム・バートン監督『Big Fish』(ビック・フィッシュ)を思い出した。






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この映画、僕のお気に入りだ。
共通点はなんだろう?
それはたぶん、僕たちは生きるために「おとぎ話」が必要だということだろうか?
僕たちが体験する辛い経験、ぱっとしない毎日、受け入れたくない事実、果たせなかった夢、それはどこにでもありがちなストーリーかもしれない。
でも、それを「おとぎ話」にできるかどうかは自分次第。
「つまらないか、楽しいか」なら、楽しい方がいい。
映画でも本でも絵でも写真でも、良い芸術、良い作品は最終的に生きる力となるものだと思う。
どんなに辛く悲惨な出来事を描いても、エンディングは「よし、明日も頑張ろっと」と思えるものでなければ作る意味が無いのではとすら思う。
ストーリーの内容が非現実的なものでも構わない。
その中から真実を見いだせる作品が好きだ。
大切なのは、受け入れることなんじゃないだろうか。

『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』はアン・リーという台湾出身の監督だ。
竹林の中を飛びながら戦う映画(悪い説明)『グリーン・デスティニー』や切なく美しいゲイの映画(これも悪い説明)『ブロークバック・マウンテン』を作った人だ。






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そういえば『ブロークバック・マウンテン』もたまらなく綺麗なシネマトグラフィだった。
次は彼の映画『ラスト、コーション』が観たいなぁ。
あ、そういえば『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』では僕の友達、ミーアキャットもたくさん出てきます。
まだ観ていない方、オススメです!














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East Coast, near Bicheno Tasmania


















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by somashiona | 2013-06-11 19:59

雨の小樽



話は前後するが、スコットたちを連れて小樽へ行ったとき、今度は写真を撮りに来ようと心に決めた。
彼らが帰った数日後、写真を愛する僕の母親世代の素敵な女性と小樽へ行くことになった。
彼女は小樽を熟知しているので、例えば僕が「殺伐としていて、でも漁港の雰囲気を残していて、どこか哀愁の漂う静かな海辺がいい」などとつかみ所のないリクエストをしても、きちんとその意味を理解してくれて、唸ってしまうようなスポットに連れて行ってくれる。
動き出したのが遅かったので、海辺に着いた時は空が一番綺麗な状態から約5分くらい経過した頃だった。
彼女が運転する車から降りると、お互いに一目散に撮りたい場所へと消えてしまう。
潮の匂いを吸い込みながら夢中でシャッターを切っているうちに、辺りはすっかり薄暗くなった。
我に返って彼女の姿を探すが、なかなか見つからない。
仕方がないので、停めていた車に向かって歩いていくと、遠くの方で彼女はまだ夢中でシャッターを切っている。
写真好きなら、友人が無心でシャッターを切っている姿を見ると思わず微笑みが浮かぶだろう。
僕もかなり写真好きだけど、彼女も全く負けていないなぁ、となんだか嬉しくなる。
別々の場所で、それぞれ自分の写真を撮ったあと、僕たちの目が合う。
「いいですねぇ、ここ、この光、とってもいい。いいの撮れました?」と僕が聞くと、彼女は幸せそうに微笑む。
こういう時は以心伝心だ。
車に戻り、小樽の街へ向かっていると車のフロントガラスにポツポツと雨滴が当たりはじめ、やがてそれは激しさを増した。
すっかり日は暮れ、空は真っ暗。おまけに激しい雨。
普通ならここで撮影終了となるだろうが、僕も彼女も雨の日には雨の日のいい写真が撮れることを知っている。
お互いまだやる気満々だ。
しかも、僕たちが向かっているのは小樽の路地裏、雨が与えてくれる効果は抜群なはず。
車から降りると、リードを外された犬のように僕たちはカメラを持って路地裏へと一目散に走り出す。
もし僕たちに犬のしっぽがついていれば、右や左に激しく振りまくっているに違いない。
散々歩き回り、カメラも身体もビショビショだが、彼女も僕も「もうやめましょう」とは言わない。
前へ進むたびに撮りたいものが現れる。もちろん、ちゃんと撮れているかは別な話だが、そんなことはどうだっていい、楽しいのだから。
和菓子屋さんで美味しいお団子とお茶をいただいてから、僕たちはとても満足して札幌へ向かった。
一度写欲に火がつくと、車のフロントガラスの雨滴ですらシャッターを切りたくなる。
興奮した僕たちは、車の中でも写真の話が尽きなかった。
雨の小樽、石原裕次郎の歌が聞きたくなった。












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by somashiona | 2012-12-01 00:01 | デジタル

気の合う人と石狩浜へ




札幌に来ると必ず会いたくなる人がいる。
ブログを通して繋がった縁、僕の母ほど歳の離れた女性だ。
会うたびに影響を受ける。
彼女と一緒に石狩浜へ行った。
石狩浜は札幌から一番近い海水浴場で、夏の週末は人でごった返す。
若かりし頃、僕も夏になるとサザンオールスターズの音楽とサンオイルを持って女の子を探しに友達と毎週この石狩浜へ繰り出したものだが、もう少しで雪が降り出しそうなこの時期、ここへ来るのはカメラを持った狩人くらいだ。
今にも雨が降り出しそうなどんよりとした空。
ほとんどの人が目もくれず、通り過ぎてしまうような光景を目にするたび、僕たち二人は「うわぁ〜いいねぇ、すごいねぇ、きれいだねぇ」はしゃぎまくる。
そして写真を撮り始めるとお互いの存在すら忘れ、自分の世界に入ってしまう。
こういう関係、とても心地よい。
カラーで撮ってもモノクロのような雰囲気が漂うこの季節の石狩。
モノクロにするつもりでシャッターを切っていたが、絵全体を包む淡い色は雪に覆われる直前の北の大地から届く最後の叫びのようで、排除するに忍びなかった。
頻繁に降る雨のせいで、誰もいない海水浴場の大きな駐車場には大きな水たまりが出来、一日の最後の光がそこに反射している。
この空間で色はすなわち生命。
オレンジ色の太陽が水平線の向こうへ消えてしまっても、目に見えない石狩浜の力は砂浜に打ちつける波のように微かな色をたたえ、したたかな主張をやめない。
それが心に響き続ける限り、僕たちはそれを無視できないし、カメラを顔の前から下ろすことも出来ない。
ああ、写真を撮るとき、ここにいま存在することの喜びを感じる。
写真は本当にいい。





話は全く変わるが、日本へ来てからなんだかんだいってかなりの写真を撮っている。
昨夜誤って外付けハードドライブのUSBコードを抜いてしまった後、僕のMacbook Airはこの外付けハードドライブを認識しなくなった。
嫌な予感はしたのだが、それでも望みを持って何件かのショップへ行き助けを求めたが、帰って来る答えは「データが壊れてしまってますねぇ」。
ああ、どうしよう、こんなのってあり?
そんな訳で、今日からは撮った写真は出来るだけすぐにブログにアップしようと思う。
(そういう問題じゃないけど)
ひょっとすると写真だけ、っていうこともあるかも。
(僕のブログらしくないけど)













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by somashiona | 2012-11-14 22:11 |

写真とは摩訶不思議



夕暮れ時の海岸沿いに立ち、いつもとあまり変わらない海を眺める。
すると、右の方から若いカップルが、左からは熟年の二人が歩いてきた。
二組の男女の歩調はほぼ同じ。
まるでビーチの真ん中に流れこむ潮水の辺りに大きな鏡があって、その中に、男女の過去と未来が映りこんでいるようだった。
この二組の男女が交差したとき、彼らはお互いの存在など気がつかなかったかもしれない。
たまたまそこを通りかかった、何の接点もない他人同士。
そして、この二組の男女と何の接点もない東洋人の男がその様子を眺め、写真に収める。
2012年秋の週末、タスマニアのビーチ沿いを歩いたことなど、彼ら自身でさえ2、3週間もすれば忘れてしまうかもしれないが、その瞬間は彼らの意思とは関係なく、永遠に残され、ひょっとするとこの写真を見たまったく知らない誰かの心にも残るかもしれない。
写真とは摩訶不思議なものだ。












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by somashiona | 2012-10-03 23:14 |

平均睡眠時間




朝、目が覚め、寝ぼけ眼で目覚まし時計を見て驚いた。
あれ、10時間も寝ちゃった!
僕の平均睡眠時間は6時間、10時間睡眠というのは病気などで寝込んだことを除いては、ここ数年なかったと思う。
今週はずっと休みなしで働いているので、疲れがピークに達しているのだろう。

オーストラリアの人は、いや、この言い方はちょっと違う。
タスマニアの人は、このほうが正しい。
タスマニアの人はタップリと睡眠をとる、と断言しても間違いじゃないと思う。
僕は誰かと話をするとき一日の平均睡眠時間をたずねる癖がある。
タスマニアで生まれ育った人にそれを訊ねるとき、8時間を切るという答えをあまり聞いたことがない。
毎日10時間近く寝る人もざらにいる。
しかし、メインランド(シドニーやメルボルンなどのオーストラリア本土)からタスマニアに移り住んだ人は8時間を切る答えが多い。

ふと気になって、さきほどちょっとネットで調べてみた。
2006年のオーストラリアの国勢調査によると国民の平均睡眠時間は8時間31分で1997年と比較すると5分も減ってしまったと嘆いていた。
8時間31分、これってちょっと多すぎないか、、、?
2012年の新聞The Ageにおいて睡眠時間を取り上げた記事では14歳から70歳までの1500人を対象にした調査によると、平均睡眠時間は7時間だと言っている。
あれ、国勢調査とぜんぜん違うじゃない!
こんなのタスマニアじゃありえない!
もう少し調べると、オーストラリアのナショナル・スリープ・リサーチ・プロジェクトというサイトに辿り着いた。
このプロジェクトの調査によると男が平均7時間59分で女が平均8時間3分、そしてオーストラリア人の平均睡眠時間は8時間1分ということになる。
うん、やっと納得。
ちなみに、ブリスベンなどの都市があるクイーンズランド州は7時間56分、シドニーがあるニューサウスウェールズは7時間58分でメルボルンがあるヴィクトリア州は8時間5分だ。
では、オーストラリアで一番ぐぅ〜ぐぅ〜と寝ている州はどこだろう?
アボリジニの人たちが多く住むノーザンテリトリーが8時間16分、我がタスマニアは8時間14分、続いてアデレードがあるサウスオーストラリアが8時間10分だ。

さて、日本はどうなのだろう?
2010年のNHK国民生活時間調査によると日本人の平均睡眠時間は7時間14分。
10代 男 7時間36分 女 7時間38分
20代 男 7時間18分 女 7時間24分
30代 男 7時間11分 女 7時間00分
40代 男 6時間43分 女 6時間28分
50代 男 6時間58分 女 6時間45分

女性のほうが睡眠時間が少ない。
これはオーストラリアと逆だ。

僕もそうだけど、もっと毎日ゆっくり寝ていてもいいのではないか?
そうそう、ゆっくり寝るというと朝寝坊をイメージするかもしれないが、オーストラリア人の朝はや早い。
つまり、彼らは早くにベッドに潜り込むのだ。
夜の8時、9時にはもうベッドに入っている友人が沢山いる。
え、日本じゃまだ仕事している時間?
早く帰って、奥さんとベッドの中で手をつなぎましょう。













ちなみに、ナショナル・スリープ・リサーチ・プロジェクトによると、不眠の記録は18日間で21時間40分ということ。ほとんどの時間をロッキングチェアで過ごしたらしい。


















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ああ、いい加減、綺麗なビーチに行ってブランケットにくるまって、波の音を聞きながら昼寝がしたいなぁ。

























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by somashiona | 2012-09-23 12:05 |

タスマニアのビーチ



気分を変えたい時、心のなかをスッキリさせたい時、ゆったりとした時間を過ごしたい時、そんな時、僕の足が自然と向かう場所はなぜだかビーチ。
僕の住むホバートからは15分も車を走らせれば、海、山、丘、公園、繁華街、CBD(中心業務地区)など、ほとんど何処にでも行ける。
ぼんやりしたい時、ある友人はぶらりと街のカフェに行くし、またある友人は山の中のトラックを歩く。
僕は圧倒的にビーチなのだ。
海を見ながらポットに入れたコーヒーをマグカップに注ぎ、読みかけの本のページを開くときは、たぶん、僕にとってもっとも至福の時かもしれない。
あ、もちろんカメラはいつだってそばにある。

ビーチと一口に言っても、タスマニアのそれは僕がよく通ったカリフォルニアのサンタモニカビーチとも、北海道の石狩浜のビーチとも、沖縄の石垣島のビーチともまったく似ていない。
例えば、ビーチで聞くにはもってこいの音楽を考えてみる。
ビーチボーイズ、サザン、チューブ、ジャックジョンソン、渡辺貞夫、高中正義、北島三郎、、、いや、どれも違う。
結果的に、タスマニアのビーチでひとり時を過ごすとき、音楽など必要ないという答えにたどり着く。
タスマニアのビーチとはそういう場所なのだ。












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by somashiona | 2012-09-20 13:10 |

漆黒の犬







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晴天のある日、海の見える坂道をふうふうと息を切らせながら歩いていると、バッタリと馬のように大きな真っ黒の犬と出会した。
地面を見ながら歩いていたので、犬の存在にはまったく気がつかず、僕が顔を上げたとき、ほんの2メートルほど先に彼は(彼女は)キリッと立っていた。
僕は凍りついたが、犬の目には僕の存在などまったく入っていない様子。
太陽が真上から照りつける誰もいない通りに僕と犬しかいないのに、彼は(彼女は)僕とまったく目をあわせようとしない。
もしこの犬が唸り声をあげたら、覚悟をキメようと思ったが、その前に一枚撮っておくことにした。
フォトグラファーだからファインダーから現実の世界を覗いているときに限っては比較的強気な人でいられる。
犬も動かず、僕も一歩も動けずにいると、飼い主らしき真っ白なラルフローレンのポロシャツをきた太ったおじさんが真っ赤な犬のリードを手のひらにくるくると巻いて豪華な家の門から出てきた。
太ったおじさんの目にも僕の姿は見えないらしく、凍り付いている僕を完全に無視して、ピィーと犬に向かって口笛を鳴らし、通りを歩いて行った。
ビールっ腹のおじさんと美しき肉体を持った漆黒の犬。

この日、僕は透明人間だったのかもしれない。





















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by somashiona | 2012-09-04 21:25 |

愛は永遠な老夫婦






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天気はいいが少し肌寒いある日の浜辺、老夫婦がベンチに腰をおろし、波打ち際で戯れる海鳥たちを見つめていた。
二人の間に会話はなく、つかず離れずの微妙な距離を保っている。
70代、80代の老夫婦は18歳から20歳前後に結婚した人が多い。
男も女も、というか、人間10代から20代、30代から40代、50代から60、70、80代と歳を重ねるごとに心も身体も考え方も感じ方も経済力も価値観も、ものすごい変化を遂げることだろう。
そういう一人の人間の歴史を最も近いところから見守り続けてきた老夫婦の絆を前に、会話や距離など、たいした意味などないのかもしれない。
10代の頃から付き合い続け、死ぬまで一緒という夫婦に対する一種の憧れみたいなものを僕は持っている。
僕の両親もそのタイプなのだが、それって僕に言わせると奇跡のようなものだ。
生まれも育った環境も考え方も違う男女が60年とか70年一緒にいるなんて、それはもう魂の片割れ、ツインソウルとしかいいようがないだろう。
しかも、そういう夫婦はお墓の中でも一緒がいいと言い、生まれ変わったらまた同じ相手と巡り会いたいなどと言う。
こんなうらやましい話、あるだろうか?
しかし、それは僕の人生の中ではもうとっくの昔に終わってしまった夢だ。
仮に今、魂の片割れと言えるような女性に出会い、死ぬまで一緒にいたとしても、僕は病弱だから60歳で人生を終えるとして、たった13年くらいしか人生を共に出来ないのだ。
どう逆立ちしても老夫婦たちの絆には近づけない、、、ああ、くやしい!
10代や20代の頃に付きあっていた女性(この愛は永遠だ、と信じていた女性たち)とそのまま結婚し、この年齢まで一緒にいたら僕の人生はどうなっていただろう、と時々考えてみる。
残念ながら、どうしてもエキサイティングな人生を思い描くことが出来ない。


たぶん、僕がこの老人たちの年齢になったとき、やっぱりいつものように一人でベンチに腰をかけ、波打ち際で戯れるビキニ姿のセクシーガールたちを眺めているような気がする。
もちろん、膝の上にはカメラが置いてあるだろう。




















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by somashiona | 2012-09-03 16:57 |

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