色で遊ぶ



ストリートフォトを撮っている時、僕が狙う被写体は人物だけではない。
写真の入ったフォルダを見ると塀や柵、電信柱、空などの写真が多いのに自分でも驚く。
シャッターを切るときは、もちろん何か思うところ、感じるところがあるからそうするのだが、人物じゃない被写体にレンズを向けるときは色に引きつけられることが多い。
色と遊ぶわけだが、これは「So what?」(で、なんなの?)写真になる恐れが多い。

色と遊んでいるのに「So what?」じゃない写真ってどういうものだろう、、、?


こういった写真を撮るきっかけとなった写真集が2冊ある。

一冊目は「ベルリン天使の詩」「パリ・テキサス」を撮った映画監督ヴィム・ヴェンダースの写真集だ。
もともと彼の映画の大ファンだったが、ニューオーリンズを旅していた時に写真ギャラリーでこの写真集を見つけた時は胸がときめいた。
当時モノクロ一筋だった僕にとってこういったカラー写真が放つ匂いはとても新鮮で惹きつけられた。










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もう一冊はメキシコ旅行中に見つけた写真集だ。
この写真集の写真家のことは全く知らない。
当時、メキシコを旅行するにあたってカメラ一台とフィルムはたしか30本までという決まりがあった。
フィルムはさすがにたくさん隠し持っていったが、カメラはニコンFM2と暗いF値のズームレンズに50mmの単レンズ一本だ。
結果的に90%以上の写真を50mmレンズで撮ったはずだ。
このレンズ縛りがあった旅行で僕は自分の写真の殻を破ることが出来た。
というか、写真の殻を破ったと感じたはじめての経験だった。
この旅行の最初の段階でこの写真集を見つけたことはこの旅の写真に強く影響した。
いいか悪いかは別として、「こんな写真が撮りたい」という指標を持って写真が撮れたからだ。










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もし運良く自分の写真の指標となる写真家や写真集を見つけたら、まずはその作品や作風をとことんコピーすることをオススメする。
「優れた芸術家は真似、偉大な芸術家は盗む」ー パブロ・ピカソ

自分の写真のスタイルは自分の哲学に正直に撮っているうちに、自ずと生まれるのだと思う。










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これらの写真集を見つけてからもう20年近く経つ。ああ、あまり進化していない自分が悲しい、、、。



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by somashiona | 2014-12-21 13:46 | 写真家

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