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黒猫のニュートラルな視線





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ある日のお昼時、冬の光が魅力的な影を創作しているところに出くわし、僕はレンズを向けた。
創作現場は他人様のお宅の玄関先。
最初は遠慮がちだったが、撮りはじめるとエンジンの回転数が知らず知らずのうちに上がる。
気がつくと、上半身をとんど柵から乗り出し、シャッターを切っていた。
ふと、誰かの視線を感じ、すぐにカメラを顔から離した。
後ろめたさがあるときのこういう行動は、忍者のように素早い。
斜め前の窓に黒猫が一匹。
たぶん、怪しげなアジア人の男の一挙一動をはじまりから観察していたのだろう。
僕が彼(彼女)の目を見返しても、ひるむことなく僕にじっと視線を注ぐ。
怒りや恐怖の視線を注がれると、こちらも仁王立ちになり、それを凌駕しようとするか、もしくは逆に大急ぎでその場を逃げ去るのだろう。
しかし、この黒猫のように怒りでも、非難でも、友好的でもない、クールでニュートラルな視線(犬には難しい技)を向けられると、こちらの方としては静かに、そして謙虚に反応するしかない。
「すみません、お邪魔しました」、と言って、僕はその場を立ち去る。
















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by somashiona | 2012-08-07 19:33 | デジタル

成長する子供たち


昨日、ソーマの靴を買った。
買う靴、買う靴、すぐにサイズが合わなくなってしまう彼。
数カ月前に買った靴はUS11インチ、今日買った靴はUS12インチ、センチメートルに換算すると、、、えっ、30センチ、、、。汗
ちなみに僕の靴はUS7.5インチ、奴はいったいどこまで大きくなるのだろう、、、。
シオナの足のサイズももう僕と1センチも変わらない。
ああ、子供たち、あまり大きくならないで。












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ソーマはたのもしくなっている。
キッチンの調子が悪いと僕がいえば、知らぬ間に工具を持って一人黙って格闘している。












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シオナは相変わらずスケッチブックと鉛筆を持って自分の世界を泳ぎ回っている。
あと数日で11歳になる彼女の姿を写真に収めた。












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昨日の夜はひと足早いシオナの誕生日ディナーということで、日本料理レストランへ行った。
寿司、天ぷら、鶏の唐揚げ、刺身、抹茶アイスにコーヒーゼリー、やっぱり日本食は美味しい。
その後、普段は子供たちが見れない(見させない)映画の倫理規定MA15+指定(15歳以上でないと見てはいけない)のDVDを特別サービスで鑑賞することに。
子供たちと最終的に一致した意見はアーノルド・シュワルツネッガーの初代「ターミネーター」。
これなら彼らが見ても全然問題ないだろう、と思って見ていたら、途中、裸のベッドシーンが出てきて、ソファーの上の僕たち3人の間にとても気まずい空気が流れた。
まあ、彼らももう、そういうことを理解している年齢だろう。



楽しい一日が終わり、深夜ベッドに入る前に彼らの寝室を覗いた。
普段コーヒーなど飲まないソーマは、夜にコーヒーゼリーを食べたせいで今夜は眠れないだろう、と心配していたが、いつも通りあっという間に眠りに落ちた。
兄と妹の兄妹二人が同じ寝室でスヤスヤと寝ている。
僕の世界で一番大切な宝物だ。












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週末にぼくの家にやってきて、こんなふうに二人が揃って寝ている姿を、僕は後どれくらい眺められるのだろう。
すぐにダディと週末を過ごすより、友達やガールフレンド、ボーイフレンドと一緒の時間を過ごしたいと言い出すだろう。
いずれ朝の光が、子供たちの寝室の空っぽなベッドに射しこむ光景が普通となり、僕はただ、彼らが少しでも良い人生を送れるよう願うことしか出来なくなるのだろう。
僕の宝物たちは、本当に、ものすごいスピードで成長している。












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「八日目の蝉」という日本邦画を観た。いい映画だった。親子の絆というものを考えさせられた。写真というものがとても印象的に使われている映画でもあった。




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by somashiona | 2012-08-05 11:32 | ソーマとシオナ

今日は一日中、雨



今日は一日中雨。
小糠雨がしんしんと静かな音をたてるように降っていた。
タスマニアの人たちは雨が降ってもあまり傘をささない。
白く、風が吹くと方向を変えるような小糠雨は、意外にも短時間で驚くほど僕たちの身体を濡らす。
霧のような雨だから大丈夫さ、と侮っていると、突然土砂降りになり、また霧のような雨に戻る。
雨の中を歩きながら写真を撮るのはとても面倒だが、普段はなかなか撮れないようないいショットをものに出来るチャンスでもある。
数枚撮る度にレンズを拭き、数枚撮るごとにジャケットの中にカメラを隠す。
なんでこんな寒さの中、雨に濡れて街をうろつきまわり、写真など撮らなくてはならないのだろう、という考えが一瞬頭の中をよぎるが、答えはフォトグラファーだからに決まってる。
写真を撮ることで生を感じるのだ。
この日、僕がこの世に存在し、この目で何を見たのか、その証拠を残すのだ。

体が芯から冷えたせいか、また熱が出そうな気配。
ああ、この虚弱体質、なんとかならないものか、、、。










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by somashiona | 2012-07-31 21:51 | デジタル

ストリートフォト、影と追いかけっこ


写真を撮る時、特に仕事ではなく自由な写真を撮る時、できるだけテーマを決めて撮るように心がけている。
この日の朝は出来るだけ影を使った写真を撮ろうと決めていた。
ストリートフォトを撮るとき、どうしても目の前を通り過ぎる人間の面白さに目が行ってしまいがちだが、街に降り注ぐ光と影を使った抽象的な絵だってストリートフォトとして成立する。
ストリートフォトは写真道場だ。
太陽の位置、雲の動き、日の当たっている場所、影の中、適切な絞りとシャッタスピード、被写体の距離、レンズの画角がカバーする範囲。
自分の行動を客観視すること、じっくりと観察するがキョロキョロしないこと。
撮るべきものがどこにあるのか、匂いを嗅ぎ分ける能力、次に何が起こるのか予測する力。
目の前で何が起こっているのか素早く察知し、それを一瞬で切り取る作業は写真の腕を上げるにはもってこいの練習だ。

高熱でうなされているとき、アンリ・カルティエ=ブレッソンが夢に出てきて、FUJIFILM FinePix X100を買いなさい、と僕に言った。(本当です)
すぐに注文して、すぐに僕のもとにやってきた。
このカメラ、もちろん一眼レフカメラではなく、かといってライカのような本当のレンジファインダーカメラでもない。
たぶん、高級なコンパクトカメラだと言うのが近いだろう。
しかし、愛すべきカメラだ。
フルサイズ換算で35mmの単焦点レンズが付いている。
開放値はF2。
僕が普段使っているキャノンのEosのように素早く被写体に反応するカメラではない。
最近ブログにアップしている一連のストリートフォトはすべてマニュアルフォーカスで撮っている。
ピントが合っているのかどうか、目で確認するのではなく、距離で(被写界深度で)撮るのだ。
絞りをF8くらいにし、ピントは基本的に2メートルに固定する。
撮りたい物や人が射程距離内に入ったところでシャッターを切る。
被写体が射程距離より遠い時、もしくは近い時、勘でピントリングを少し回す。
どれくらい回せばピントがどれくらい動くのか、何度も練習して指に覚えこませる。
露出はこの日、絞り優先にしたり、マニュアルにしてみたりだったが、撮った写真をパソコンで見るとやはりマニュアルで露出を決めたほうが遥かに安定していた。
35mmの単焦点レンズ、とても使いやすい画角だが、パンチに欠ける写真になりやすい。
広角レンズのデフォルメ的面白さもなく、望遠レンズの切り取る迫力もない、この微妙な距離感、まるで大人の男女関係、大人の間合いだ。
大人だから、引くのか、寄るのか、ファインダーを覗く前に明確にしておく必要がある。
このレンズの距離感、自分の目が35mmの画角になるまで徹底的に体を使って覚える必要がある。
コニカヘキサーRFやベッサTを使っていたあの感覚が久しぶりに舞い戻ってきた。
そういえば、タスマニアで初めてやった写真展はコニカヘキサーRFやベッサTで撮ったストリートフォトだった。
X100、まだ身体の一部になっていないし、Eosのようにサクサク撮れないが、使っていてたまらなく楽しいカメラだ。
FUJIFILMさん、次は50mm単レンズがついたX200をだしてください。
天国のブレッソンさんも大賛成だと思います。

X100の話はまた今度。













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by somashiona | 2012-07-30 22:14 | デジタル

同じ角、それぞれの人生



よく使われる英語のフレーズで "You never know what's around the next corner." というのがある。
「人生、次の角に何が待ち受けているかはわからない」というような意味だ。

この日の朝、ホバートの街角を歩く人たちを待ち受けていたのは、カメラを構えた僕だった。笑
ほんの数分、同じ角でそれぞれの人生。
これから比較的ハッピーな日を過ごす人もいれば、最悪な一日になるだろう人もいる。
まだ誰にも分からない。

知らない人たちの顔や仕草に宿る物ほど想像力をかきたてるものはない。
シャッターを切った一瞬に見えているものは、画面の中のたぶんほんの30%くらいだろう。
ストリートフォトの魅力は予測できないこと。
家に帰り、撮った写真をじっくり見ると、そこから偶然が運ぶ不思議さと面白さが浮かび上がってくる。
この間(ま)、この雰囲気は計算して撮れるものではない。
これは写真だけが表現できる特殊な世界だ。
ストリートフォトは賛成派と反対派の意見が強く分かれる分野だろう。
肖像権、プライバシー、著作権、表現の自由、発表の自由、様々な議論がされるが、最近はもっぱら撮られた人たちの肖像権の方が表現の自由よりも強く、このことについて深く考えたことのない人たちでさえ、「勝手に写真を撮るな!」と声を荒らげる。
写真という表現の世界からストリートフォトが消えてしまったら、僕たちは生きた街の自然体な様子を二度と見れなくなる。
僕の写真の原点はストリートフォトだ。
微妙な問題が多く絡むストリートフォトをメディアなどが扱いたがらないのは分かるが、それにしても、もう少しこの分野に対する理解がもっと深まる機会やイベントがあってもいいのではないかと思う今日この頃だ。












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余談だが、FujifilmさんのX100とX10のめちゃカッコイイCMを見つけてしまった。
これ、日本でも流しているのかなぁ?
こんなに写真マニアの心をくすぐるCM、今まで見たことがありません。




























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by somashiona | 2012-07-29 11:32 | デジタル

深夜、ホバートより


仕事を終えたのは夜の11時を回っていたが、車の中の僕の新しいオモチャが「撮って、撮って」と僕に誘いかけている。
いざ、真冬の街へ。
いざ、ひと気のない深夜のホバートへ。

家に帰るとやはり撮った絵を見てみたい。
あれこれやっているうちに朝の4時半。
楽しいことをやっているときは寝不足もなんのその。
ああ、病み上がりなのに、大人だったらぶり返さないようきちんと自己管理をしなきゃダメなのに、写真のワクワクには抗えない。
今回は全て手持ち撮影だったが、次は三脚を使ってじっくりとやってみよう。












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by somashiona | 2012-07-26 10:46 | デジタル

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